こどもと地域が笑顔になる場「てへっ！こども食堂」集え引っ越し大作戦

てへっ！こども食堂　高松新事業所開設に向けて

REDYFORクラウドファンディングご支援からのスタート　

＜第1回＞

３月25日無事達成から、1３０日間軌跡の報告です

早いもので、もう土用の丑の日ですね！！世の流れも、コロナ禍からまさかのウクライナ／ロシア事変、そして世界エネルギー・様々な資材枯渇問題などの国際情勢から、「こども食堂も世界とつながっているんだなぁ」と、まざまざと体感する事態にまで発展しております。

あまりにも沢山の事例が重なり、ボランティアの方々を含め結構いっぱいいっぱいでの活動でした。その言い訳にもなっちゃいますが・・・・・。

大変遅くなり恐縮です。クラウドファンディングの結果経過のご報告第一弾です。

1. ４月4日、不動産会社にて正式に契約

ここから、食品衛生法に基づいた営業許可を得るためのてへっ！改造計画、スタート致しました。

　①　１階 （ 調理場&事務所 ）

調理場＆事務所として利活用する事にしました。

築４６年を迎える建物ですが、見た目とは違い立て付けは非常にしっかりしていました。当時は第一次石油ショックを乗越え、まだまだ丁稚奉公から叩上げの棟梁がいた時代。扉は未だにしっかりと動き、柱や壁の歪みなど全く見られず、いい仕事！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当時としては珍しい1－2階メゾネット型とはいえ、台所は一所帯分でも狭いと思える広さ。１階は思い切って７畳の７０％を調理場にします。新品の畳で後ろ髪を引かれる思いですが、４０～５０人分の給食・弁当を作るスペースが得られない事は容易に想像できます。

この部分は、練馬保健所との大きな相談項目ですね。

また、今とは違い電気製品が少なかった時代。ブレーカーは３０Aで、　エアコンや冷蔵庫、　電子レンジなどの電化製品を動かせるポテンシャルがありません。こども食堂運営で、大きなネックとなる所です。

 

②　１階 （ お風呂 ）

＊本物件「むつみ荘」の大きな魅力の一つ、お風呂です。

初めて独り暮らしをした時と同じ、室内窯のシャワー付き。

まだまだ現役なんですね。小さいけれど大きな魅力です！

こども食堂活動で、今後ウエイトが大きくなるであろうと考えられている「居場所」としての役割。コロナ禍から在宅勤務が新しい「当たり前」として広がる中、不登校児童生徒の昼間の居場所も求められています。

また、家庭環境の悪化で行き場を無くしたこどもが増えている事、これに育児放棄が重なった場合、お風呂の問題がクローズアップされます。一時退避の場としても、お風呂の有無でケアの質が大きく向上する事が期待できます。また、地域の方の居場所提供でも大きな役割を果たせそうです。

１階調理場としても、専用の手洗い場をこのお風呂場に求める事が可能となります。

 

②　2階部分 ( ７．５畳 )

オール畳のくつろげるお部屋です。今、畳の部屋は少ないですね。

しかも、畳は新品です。折畳み式の荷物置き用机以外は置かず、ゴロゴロしてもらい、食事も折畳みの大きい座卓で行う予定です。

感染症対策は、次亜塩素酸の加湿器噴霧による空間消毒（ノロ／新型インフルエンザ／コロナ等各ウイルスに抜群の効果とこども達への安全性）で、入場手洗いの徹底と併せ、エビデンスに基いたノーマスクOKの環境を作ります。

マスク着用によるコミュニケーション能力成長の阻害や、10年後以降に現れる様々な精神的問題を起こさない為の空間づくりです。

問題は、明るさが足りないのと、エアコン用コンセントなど圧倒的なコンセントレスの昭和的状況です（笑）。電気工事の必要があります。

 

畳の「古き良き昭和時代」を体現している新「てへっ！こども食堂」 　　温故知新＆21世紀型の活動も可能な再生・改造利活用。

 

この様な状態からスタートいたしました！！

 

＜第一回報告／了：加藤筆＞