人身売買は、ネパールで大きな社会問題となっており、毎年5000人~12000人の10~20歳の女の子たちが人身売買の被害にあっていると言われています。
そのうちの75%は18歳以下の少女で、その多くは、インドの売春宿などに売られていきます。
中には誘拐というケースもありますが、多くは騙されての人身売買です。

良い仕事があるよ。

簡単に稼げて、良いお給料がもらえるよ。


そんな甘い言葉と共に、多くの女の子たちが夢と希望を胸に、騙されてしまいます。
そして、彼女たちのそんな行動の裏には、

「家族を楽にしてあげたい」「教育を受けたい」など、ネパールの貧困や
女性たちの社会的状況の厳しさが背中合わせにあることも忘れてはいけません。

 

地震で自宅が倒壊しても、立て直すお金もない。仕事を求めた結果、多くの女性たちが騙されてしまう


田舎の女の子が、約5000円~50,000円程度の仕事があるよと聞いて村を出ても、その子たちが、実際にそれらのお金を手にすることはありません。お金が手に入るのは、彼女たちを斡旋したブローカーのみです。

また、以前は農村の女の子たちが騙されるケースが多かったのですが、

最近では、女の子たちの恋心を利用するというケースも増えています。
例えば、彼女たちがボーイフレンドや夫と信じている人と一緒にインドに行ったら、売春宿に売られたというようなことも起きているそうです。

人身売買を検挙する上で難しいところは、最終地点(例えばサーカスや売春宿など)にたどり着くまで、彼女たち自身、騙されていることに気づかないことです。

ですから、そうした危険性があるということを、
女の子たちが事前に知っている必要があります。

育成されたピアたちは、そうした危険性に関しても、

同世代の若い女の子たちへ伝えていきます。
 

倒壊する以前のユースセンターと若い女の子たち

 

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