えのすいスタッフからのご挨拶　#12

＃12　T・S（企画開発部 企画チーム）

 

 

 

私は“えのすい”で企画開発に携わっています。

今までさまざまなイベント/企画を考えてきました。一貫して考えていたのは、どうすればお客さまに楽しんでいただけるか、水族館を好きになっていただけるかです。

前例がないことを始めるのは内外ともに調整に大変苦労しますが、イベント後に「楽しかった」、「第二弾待ってます！」などのお声をいただくと、私自身とても大きなやりがいに繋がっていました。

 

新型コロナウィルスの感染拡大で休館を余儀なくされ、ある意味手塩にかけていたイベントは次々に中止になりました。

楽しみにしていただいていたお客さま、協力先各所のみなさまに非常に申し訳ない気持ちになりました。

企画開発はお客さまとの「つながり」ありきです。果たして今後どうなるんだろうと不安な気持ちも非常に強くありました。

 

営業が再開され、多くのお客さまがご来場された際には正直に申し上げてとても驚き、こんなにも多くのお客さまが再開をお待ちいただいていたということに、ありがたい気持ちでいっぱいになりました。

 

今回のえのすいファンディングは、多くのお客さまから支援の方法はないかというお声、お問合せを受けたことが発端ですが、発案/担当したメンバーは立ち上げから実施に至るまで真摯に取り組み、実施することが正しいのかという部分にも熟考し、悩み、クラウドファンディングを行う(みなさまから支援をいただく)ということに大きな責任を伴うことを承知の上で実施しました。

 

私はともに働く仲間として、今までに無い取り組みを苦悩しながらも立ち上げ、お客さまとの絆を強くしてくれたメンバーを誇りに思います。

そして多くのお客さまから多大なご支援をいただいているということへ驚き、本当に大変ありがたいことだと感じております。

 

これはお客さまとの「新しいつながり」の形であるとも思います。

この新たなつながりを前にして、自身も恥ずかしくない仕事をしなければならないと思っております。