私がなぜここに住み続けて、
なぜこの地域の環境改善したいのか。
その理由をお話します。

このプロジェクトの内容を日本で働くジャマイカ人に話したところ
“どうしてネイティブなことを発信するの?私みたいに素晴らしい教育を受けて、やりたいことをやってるジャマイカ人は沢山いる。
私にも日本で感じる違和感は沢山あるけど、ネガティブなことは発信しない。”
と意見をもらいました。

確かに彼女の意見は正論です。
ジャマイカには素晴らしい教育機関も、
夢を追う人も、
夢を叶えている人も、
数え切れないほどいます。

そして逆に日本にも
夢がなにか分からない、毎日心が寂しくて暗い毎日を過ごしている人もいます。

ただ、日本で学校に通わせなかったら
親は児童相談所などからの圧力がかかるのが通常ですね。
(親が教育に強いこだわりがあり、通学させない家庭も稀にありますが)
そして、日本で銃または強盗事件などが発生したら、一大ニュースになりますね。

ここでは、一応法律で通学義務はあるものの、
ほぼ、ほったらかし状態です。
事件が起きても、田舎での発生だと特に警察は動きません。

ベースが違います。

そしてもう一つ言われること、
どうしてそんな地域にわざわざ住むの?

私がここで暮らす理由は単純に、
ここが大好きだからです。

こっちに初めて来たときに感じた
“ここに住みたい“が、
なぜなのかやっと最近わかってきたような気がします。

大好きだったはずのこの地が
本当に嫌で嫌で仕方がない時期もありました。
治安悪いし、みんな言いたいことは言いたい放題、相手の気持ちなんて考えない、嫌なことはしない、
水・電気などのライフラインもしょっちゅう絶たれます。

だけど、

ふらっと散歩に行って、小さなお店の外に置いてある手作りのイスに座って、
そこには地域の人が何人かいて。
みんなフラッと来ただけなのに
輪になって大笑いして会話が弾むのです。
音楽に乗りながら踊るのです。

病院の長〜〜い待合時間も
だれかが音楽を流すと
誰かが口ずさむのです。
診察が自分の番になると、隣のおばちゃんに子どもを抱っこしてもらえるのです。

街を歩いていたら
”赤ちゃんの顔が太陽で焦げとる!“
って注意してくれます。

1度会っただけで、いや、初対面でも、
みんな友だちです。

夜に空を見上げると
一面に広がる星空。流れ星もいっぱいみられます。

喉が渇いたらココナッツを採って、ナタで割って、飲みます。

バナナが食べたくなったらジャングルの中から採ってきます。

山越しに大声で会話をします。

あー、生きてるなって毎日感じられるのです。
困った時は絶対誰かが助けてくれるのです。
助けてって誰にでも言えるのです。
何かに対してあーでもない。こーでもない。って自分の本当の意見を言い合えるのです。

お金は...ないけれど 笑
心は素晴らしく満たされています。

だからこそ!
もったいないですよね。
こんなにも大好きな場所が
“治安が悪い”で済まされちゃうのが。

親が学校に行かせないせいで
子どもが夢を持った時、
字が書けない、読めない、出生届がないだけで
その夢を諦めることがあったら
単純に可哀想すぎる。

頑張ればなんだってできる世界で、
夢を叶えることが自分とは違う世界だって思っちゃったらもったいない。

この小さな地域だけが
その子の全てになってほしくない。

もちろんその子がお母さんやお父さんみたいになりたいと望むなら
それに向かって全力で生きて欲しいけど、
世界にはたくさんの面白いことがあることを知った上で、チョイスできたらもっといいよね。

選択肢を増やしてあげたい。

そう願って、
私にできることは小さなことですが、
まずは私が愛するこの地域から、変えていきたいのです。









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