FUSS　２０１８

ドイツ国内でフットケア関連のメッセ（Messe　ドイツ語で「見本市」）は、いろんなところで、年に何度か開催をされています。

その中でもドイツポダイアトリー協会（Deutscher Berband für Podologie(ZFD)が主催している「FUSS２０１８」に昨年も参加しました。

ここにはドイツ国内はもとより、フットケア関連の企業が参加し、見本市を開催しています。

 

メッセに参加すると新しい商品やフットケアの機械・器具・設備用品などを実際に手に触れながら、説明を聞いて、直接購入や、購入の予約もできます。

デモコーナーでは、各出展企業から商品の説明の講演があり、ワークショップでは、糖尿病関連の実技なども行われていました。

 

ドイツ　Kassel（カッセル）の会場前で

 

今回は2日間の開催両日参加したこともあり、デモコーナーで本の著者　Anke  Niederau (アンケ・ニーデラウ）先生の講演を聴くことができました。

 

テーマは「既存の爪と足の菌によるポドロジーの実践における爪と足の治療の成功実績のある治療コンセプト」

講演の中でアンケ先生は、「爪のトラブルは９０％が靴・靴下で起こる」という事をじっくりと時間をかけて説明をされ、本題をお話されました。

 

爪トラブルの原因を履物の環境からも追求し、改善をされていることがよく理解できた講演でした。

 

このドイツの爪の専門書の「爪の構造」のページには靴、靴下のチェック方法なども書かれています。基本的なチェック方法ですが、フットケア関連のお仕事をされている方にはこの本を参考に、日常でも利用していただきたいと思います。