プロジェクト完了のご報告
2023年2月17日にスタートした本プロジェクトも先日5月4日のお披露目、6月1日の軸箱蓋取付けで一旦完了となります。
125年前に四日市で生まれた旧関西鉄道鉄製有蓋貨車は約70年振りに郷里に近い貨物鉄道博物館で車輪が付いた鉄道車両らしい姿を取り戻すことができました。

ご支援や温かい応援メッセージを頂いた多くの皆様には、改めて御礼申し上げます。
当初の想定以上に激しい台枠の腐食、人手不足や物価の高騰など困難の連続で工期が大幅に遅くなっってしまったことお詫び申し上げます。
今回のクラウドファンディングでの皆様からの支援金と費用についてご報告いたします。
【収入】
支援金額 4,581,000円(内支援金受取額3,724,353円)
【支出】
工具器具備品費 32,816円
消耗品費 12,497円
材料費 1,128,988円
施工費 7,265,920円
広告宣伝費 190,300円
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支出合計 8,630,521円
【貨物鉄道博物館自前での補填】
返礼品費用他 4,906,168円
返礼品の発送はすべて完了し、先日のお披露目にて復元記念プレートにお名前を記載させて頂きました。
万一返礼品や復元プレートの起債で不備な点などありましたらお知らせ頂きますよう宜しくお願い致します。
クラウドファンディングによる鉄製有蓋貨車の復元は完了しましたが、今後も連結器の取付けやブレーキ装置の復元など課題は山積しており、新たなスタートラインに立ったばかりとも言える状況です。
今後も少しずつ現役時の姿に近付ける作業を続けて参りますので、是非貨物鉄道博物館に足をお運び頂き、鉄製有蓋車や他の貨車たち、修繕作業の様子もご覧いただければ幸いです。

また新たなプロジェクトとして旧ライジングサン石油タンク車の復元も控えております。
今後も皆様に楽しんでいただける貨物鉄道博物館であるようにメンバー一同頑張って行きたいと思います。




















