初日から、応援を頂きありがとうございます。

皆様からの応援をいただき、身が引き締まる思いです。

これからも頑張っていきたいと思います。

 

こちらのページをご覧になって下さった方の中には、

『FT/MX』や『FTM相談所』って何をしているの?どんな実績があるの?

と疑問のある方も沢山おられるかと思います。

 

そこで、書ききれなかった実績などを改めてご紹介させて頂きたいと思います。

 

『FT/MX』は2005年12月に都内の公民館を借りて自助グループを開始し、

翌年2006年4月からは神奈川県社会福祉協議会に場所を提供していただき、

現在も同じ場所で月1回のミーティングを約13年行っています。

 

『FT/MX』はFTM・FTX当事者、及び戸籍変更を終えた男性と

自分の性別に対してなんらかの違和感を感じる生まれの性別が女性のための

グループです。

 

ミーティングの回数は3月で150回を迎え、

ミーティングに参加された皆さんの延べ人数は約800人近くに及びます。

 

ミーティングというのは、みなさんが自由に話をする場になっています。

私達のグループでは『ここで話したことを他には話さない』

『他の人を否定することを言わない』という2つのルールだけを用いて、

後は参加者達が話したいことを皆で話すという形式です。

 

ご自身の性別違和の話はもちろん、恋バナに花が咲いたりと、本当に色々な話をしています。

13年近く同じ場所で活動をしているので、5年ぶりに来ましたとか、ミーティングには色々な事情で参加できないものの、毎月やっていることで安心します、とおっしゃって下さる方もおられます。

 

自助グループと言うのは、話をしながら自分を見つめ直す場所なので、

その中でご自身がどう生きたいか?どうしたら暮らしやすいか?を考えて、

自分が暮らしやすい姿へ移行する方もいれば、

そのまま女性の姿で世間と折り合いをつけて暮らしていく方もおられます。

そんなご自身の選択を否定せず、皆で話をする場が『FT/MX』です。

 

『FTM相談所』は2度開設しています。

初めは2005年に開設した、掲示板を使った相談サイトでした。

「初心者板」・「心のお悩み板」・「身体のお悩み板」など、悩みごとに掲示板を配置し、各々の悩み相談に対して、他の当事者が回答をするという形式で運営を行っていました。

この方式の利点は、一人の人が回答するのではなく色々な経験をした当事者が、その方の経験からアドバイスをするということでした。

最盛期は一日に10件以上の相談の書き込みがあったと思います。

 

特に、「初心者板」・「心のお悩み板」・「身体のお悩み板」が人気で、

「初心者板」では「私はFTMなんでしょうか?」という相談、

「心のお悩み板」では、ご自身はすでにFTM自認でそれを周囲にどう伝えるのか?という相談が多くありました。

 

「身体のお悩み板」ではどうしたら男性として社会的に暮らせるか?といった

ご相談が多くありました。

この頃にはすでに特例法は施行されていましたが、今のように気軽に手術などが出来る状態ではなく、また管理人である私が「ガイドラインの遵守」を基本としていたので、ホルモン療法が出来る病院を教えてくださいといった書き込みなどは禁止していました。

 

ですので、あくまでもホルモン療法などをせずに、どう男性として社会に溶け込めるかのアドバイスにとどまっていました。

 

そんな風に皆さんのご相談を受けていましたが、段々と皆さんのご相談内容の変化に相談所のポリシーがついていかなくなったり、回答してくださる方も完全にボランティアでしたので回答してくださる方がおらず、私一人で何名もの回答を書かなければ行けないといったこともあり、管理しきれなくなって2008年に『FTM相談所』を閉じることとなりました。

 

その後、主催する場は『FT/MX』に専念して、社会福祉士の資格を取ったこともあり、実生活で福祉の仕事をしつつ、セクシャルマイノリティの相談活動にも関わって来ました。

 

そういった活動をしている中で、昔に『FTM相談所』を開設した時とはまた違ったFTMをめぐる問題点が見えてくるようになり、

2014年に再度『FTM相談所』を立ち上げることにしました。

 

現在の『FTM相談所』もネット相談を受け付けており、現在サイト上に30件の相談と回答を載せております。

 

しかしそれ以上に、今の時代だからこそ戸籍変更せずに男性として生きていく生き方や、それ以外にも多様な生き方をしている方たちの話を載せていく、

ポータルサイトとしての運営を目指しております。

 

『FTM相談所』内の相談支援は、電話・メール・対面の相談と、

同行支援を行い、かつ、戸籍上男性になったトランス男性の相談も受付ています。

戸籍も男性へ変更したトランス男性が相談する場所が無いなと感じていて、

特に性別変更をしたトンランス男性への相談を強化していきたいと思っています。

 

このように、長い間自助グループや相談支援をしていく中で、

何かあった際、シェルターとして機能する場所が無いことに気が付きました。

また、戸籍変更したトランス男性が貧困状態におちいり、

性産業で働いている話も耳にします。

 

今後、少しづつではありますが相談支援の充実と、

補助金などを利用しつつ、24時間365日駆け込める場所を団体として確保して行きたいと思っています。

 

補助金などを利用するためには、法人格を得るのが必須となります。

その第一歩として、法人格を取得するための資金を皆様からご支援いただければと思っております。

 

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

また、長い文章を読んでいただきありがとうございました。