誰もが生きている間は幸福でいたいと思っている。誰かに自分を無償の愛で包んで欲しいと思い、また、自分も誰かに注ぎたいと思っている。それが保障されるはずの空間のうち一つが、「家庭」かもしれない。家庭の中でそれぞれが役割を果たし、上手く愛されることは、それを取巻く社会からの賛辞も、存在も保障される。

 さて、人は時に自分の人生を生きたいとも思う。自分の心が突き動かしてくるなにかを信じて、従わざるを得ないこともある。突き動かしてくる情動が、愛される私を破壊する。その時、人はどうするだろうか。役割を果たして愛され続けるか、私も家庭も全て壊して、人として生きるのか。これは、本当の幸福とは何かを問う物語である。

 

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さて、公演で本当に観に来てくださった方たちに、何かを考えてもらえたり、感じてもらうようなことが出来るのか、これからにかかっております。これから芝居をもっと深めていきます。

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