福島原発被災地に未だ残されている猫たちの保護・見守りを！

 

 

プロジェクトの終了日まで　30日を切りました。

現在までに　160名以上の方にご支援頂きまして

ネクストゴールへと日々近づいています。

私達の活動にご理解くださって

応援してくださる皆様には

本当に感謝申し上げます！

 

このプロジェクトは、クラウドファンディング中の現在も

進行中のプロジェクトとなります。

 

プロジェクトメンバーのブログやインスタなどにも

報告はあげていきますので

この新着情報とともにお読みいただけますとありがたいです。

 

 

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浪江町の活動の事を書こうと思います。

 

浪江町は原発事故による避難区域の中でも

一番面積の広い町です。

 

 

震災直後は警戒区域に指定されていなかった

北西へ広がる津島地区

ダッシュ村があったことで有名な地域ですが

この原発被災地の中でも未だ線量の高い閉じられた地域です。

※帰還困難区域に指定されている。

先日の　鈴木美弥子さん　のお話の地域です。

 

私達　はその地域での活動は　現在行っていませんが

※私達とは、かつらお動物見守り隊とNPO栖

 

このプロジェクトのメンバーである　赤間さん　は

 

浪江の帰還困難区域も含む、町の全域の活動を

町に認められて行っています。

 

私達は、そんな赤間さんの活動に賛同して

 

長年　活動の合間に

メンバーはシェルターのお手伝いや

保護猫の引き取りなど協力して来ました。

 

赤間さんにはこの地域の犬猫の目撃情報も入ります。

保健所や役場に頼まれて、

ゲートを超えて保護することもしてくださっています。

 

2013年から始まった浪江町のTNRも

赤間さんがいなければ出来なかった事でした。

 

私達の餌場で猫が繁殖することなく

長い間　生き続けて来られたのも

赤間さんの努力があったからだと思います。

 

 

 

今、浪江町でのTNRは　

ほぼ　R　をしない方向で進めています。

R※リリース

 

震災から10年　被災した子たちも年をとり

 

餌場の環境を守ることも

 

人が新たに住み始めた状況の中

野生動物を呼びこむ給餌を出来る限り減らす方が良いことも明らかです。

 

震災後に新に増えてしまった地域も見受けられますが

 

今確認できている子は

出来るだけ保護をしたいと思っています。

 

まだ帰町する住民も少ない中で、

 

日中は、解体などの作業で車が溢れています。

 

事故のリスクもとても高いのです。

 

最初は、自分たちだけのポイントで行うつもりだったのですが

 

頻繁に通う給餌ボランティアさんも

私たち以外いなくなってしまったので

 

赤間さんの負担も減らしていかなくてはなりません。

 

ひとつひとつの　給餌ポイント　を

カメラで調べたうえで

 

確認出来た子から　順番ではありますが

ひとつひとつの命に向き合い保護していきたいと思っています。

 

先日は、長年通い続けた給餌ポイントで目的の子が保護出来ました。

 

 

※震災後2013年にリリースした子と判明しました。

 

 

赤間さんは、をTNRをした子をリスト化してきちんと管理されています。

町にも報告をしているそうです。

 

私達の餌場だけで生き繋いで来たわけでは無かったようですが

健康状態も良好で、

ふっくらしてよくごはんを食べることが出来ていたようです。

 

 

この子は　やきそばちゃんと名前をつけまして

栖　シェルターへ移動しました。

 

今捕獲をしたいと頑張っている子は　この子

 

 

実は数年前に　別の餌場で確認していた子でした。

その餌場が無くなった時点でも今回の餌場でも目撃されていたので

必ずご飯は食べれていると信じていたものの

カメラでも確認しきれずで心配していました。

 

とっても可愛い柄の白キジさん

 

もうほとんど連日食べに来ているのでそろそろ保護できると思っています。

 

そんな感じで　地味で地道な活動を毎週続けているのですが

 

そんな時・・・

 

赤間さんが　町の方で子猫を見かけたと。

 

TNRを行ってきて子猫が生まれるというのは

まだ未手術の子がいるという事ですが

 

実際は新たに捨てられたりもあり得なくないので

 

やはり毎年数件は子猫の情報は入るみたいです。

※栖の前団体も　2017年に子猫を保護しています。

 

そして、目撃の子とは違うようだけど保護できたというので

シェルターで引き受けてきました。

 

 

二ヶ月くらいの男の子です。

 

いくらちゃん　と名付けました。

 

人を知らず育ったみたいでシャーシャーパンパン言っています。

 

 

浪江で生まれたのかな・・・

 

赤間さんも知らないところで

 

住民さんが増やしてしまう事もあり得る事なので

 

これからも注視して行かなくてはなりませんが

 

保護できたからには幸せにしてあげないと(=^・^=)

 

 

こんな感じで、プロジェクトは現在進行中ですが

 

保護する捕獲する役割を　赤間さん　が担い

その後、一定の時期の隔離と人馴れを　栖　が担います。

 

その後は、ボランティアさん宅で里親募集につなげる。

 

新型コロナウィルス感染症の影響で、

まだまだ軽はずみな行動は控えた方が良いと思っていて

 

やれることは栖でやれせて頂こうと思っていますので

その際の検査費用などこのプロジェクトの費用で

こちらで現在は立て替えて負担させて頂きます。

 

皆様のご協力があって、安心して医療を掛けることも出来ますし

保護することを進めることも出来ます。

 

そして、これもご報告なのですが、

現在　活動に対して、台数が

大変不足している捕獲器の購入も先行してさせて頂きます。

 

同じくトレイルカメラも。

 

両方とも、見守る・守る・つなげる　活動のためには

必須のアイテムです。

 

 

 

引き続き　最終日まで応援よろしくお願いします！

 

 

 

 

NPO法人栖　代田岳美

 

 

尚、活動報告は、新着記事以外に

栖のブログでも報告していますので

是非お読みいただけますと嬉しいです(=^・^=)