致死性の高い病気と闘う小さな命にお力添えをどうかお願い致します

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支援総額

1,039,500

目標金額 1,000,000円

支援者
196人
募集終了日
2021年5月31日

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プロジェクト本文

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▼自己紹介

 

初めまして、わたくしスコティッシュフォールドのオス、1歳 うに の家族の海沢論子と申します。宜しくお願い致します。

 

このたびは、私のプロジェクトをご覧くださりありがとうございます。

 

広島県在住で、夫と2人暮らし(娘は大阪に住んでいます)で、2020年4月22日に うに が我が家の家族になりました。

 

うにが来た時は、生後2カ月で本当に小さかったです。

お家に来て一番にすごい勢いで餌に食いつき、私たちは呆気に取られました。

すごく食いしん坊なこの仔は、神経質で警戒心が強いけど、さみしがり屋なのに抱っこされるのが嫌いで膝の上に乗ったりするのも苦手でした。

それでも、時々見せてくれるじゃれた顔は本当に可愛くて、私たちを癒してくれました。

脱衣所に敷いてあるバスマットに横になり、夫と私それぞれ1人ずつに背中を撫でてもらうように促してきて、撫でてあげると喜んで喉をゴロゴロと鳴らしてコミ二ュケーションを取ることが日課でした。 

 

去勢の時期になり、神経質なタイプなので手術や入院は心配でしたが難なくクリアして普通に過ごせました。この時も家に帰って一番に餌に食いついていました。

※去勢前の検診で診察前に車の中での様子と、去勢後の様子。

 

体調に異変が出始める。

2020年11月頃、あれほどあった食欲が少し減ってきて、あまり走ったりする様子もなく足を少しひきずっている様に見られたため、病院受診し『骨軟骨異形成』と診断を受け、サプリメントを服用することになりました。

それから、食欲にムラがありながらも遊んでいましたが、2020年12月の末頃から活気や食欲が激減し年明け受診時までには匙1杯分量も食べなくなり、2021年1月5日にかかりつけ動物病院受診しました。

発熱、黄疸がみられるとのことで、血液検査とレントゲン検査と栄養剤の点滴を受け、診断結果は『病気が3つ疑われるがまだ分からない』と言われ、休みの日も含め毎日1時間以上待たされながら受診しました。

発熱は、上がったり下がったりで食欲が戻らないため点滴を受け続けていました。みるみる痩せて弱って行き、鳴き声もかすかにしか聞こえないくらいで、体重は4.0㌔から3.2㌔まで落ちて行きました。

それでも習慣になっていたバスマットでのコミュニケーションは、毎日欠かさず頑張って力を振り絞って脱衣場までゆっくりと歩き、夫と私にそれぞれに1人ずつ(2往復)してくれる姿は健気で涙が止まりませんでした。

この仔も不安だったのだと思います。いつもなら布団の中に入って来ても気が済んだらすぐに出て行っていたのに、私にしっかりと密着して長い時間一緒に眠ったり、嫌いな抱っこも安心を求めることに変わっていた様に感じました。

1週間以上経過しても、なかなか診断が付けにくく同じ治療をするしかないとのことでしたが、点滴治療開始して約2週間、腸のあたりに固まりのようなものがあることと、外部の血液検査の結果でFIP(猫伝染性腹膜炎)可能性があると診断されました。

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

FIP(猫伝染性腹膜炎)とは、「猫腸コロナウイルス」に感染経験があり、感染してもほとんど病原性は無く、あっても軽い下痢程度だが、体内に入ったこのウィルスが何らかの原因で突然変異し、強い病原性を持つ「猫伝染性腹膜炎ウイルス」になってしまい重篤な症状を引き起こす致死性の高い

病気です。多くは1歳未満の子猫に発症し、発熱、黄疸、食欲不振、体重減少、貧血、腹部膨満などの症状が起こり進行が速いと診断から1ヶ月以内で亡くなることも少なくありません。

症状は様々ですがFIPはウェットタイプ(滲出型)とドライタイプ(非滲出型)もしくはその両方の混合タイプに分類されます。

ウェットタイプは腹部、胸部の中の臓器に水分が溜まる(腹水・胸水貯留)で、腹部膨満や嘔吐下痢などの消化症状、呼吸困難を引き起こします。

ドライタイプは腹水・胸水貯留は無く、様々な臓器に肉芽腫性炎という小さなしこりを作る特殊な炎症が起こり、目に起これば目が濁る(ぶどう膜炎)、肝臓に起これば黄疸が出て、胃腸に起これば嘔吐下痢をしたり、脳に起これば発作やふらつきなどの症状がでます。

FIPの可能性と診断されましたが、かかりつけの動物病院の医師には、

「残念ですがこのまま、うにちゃんの体力が持つまでこの治療を続けて行くしかありません」と言われ、このままこの治療方法に従って諦めるしか無いのかと落胆していたところ、FIPの協力病院があることを知り、自宅から近い協力病院に連絡するも、お薬の在庫がないとの事でご紹介にて臨時で次に近い協力病院(自宅から2時間半の距離)受診にて2021年1月17日、かかりつけ動物病院の血液検査を参考に、貧血の追加検査で数値が14%ということで『FIP、猫伝染性腹膜炎のドライタイプの中後期』と診断されました。

年明けの受診時にFIPと診断がついて早く治療を開始しておけば、進行もそんなに進んでなかったのに2週間も経過しているからいつまで生きれるか分からない状態だけど、治療をすればまだ見込みはあるとのことでした。

目の前で、痩せてしんどそうにしているけど一生懸命生きたいと頑張ってる姿に治療をしない選択肢はありません。治療を開始しても助からない可能性もあります。それでも手を尽くせる事はしてあげたいと心から思いました。

治療方法は、FIP対応治療薬を84日間、決まった時間に決められた量を投薬するものです。

このお薬は日本ではまだ未承認のため大変高額な薬で、病気の進行度合いや体重(体重増加に従い)により投薬量が変わって行き、うにの場合はドライタイプ中後期なので、2倍量の650mg量が必要とのことでした。

 病気の状態やお薬の効き目の観察の為、2週間分の処方をして頂くことになりました。

200mg⇒5,280円×45カプセル、50mg⇒1,320円×15カプセル合計257400円処方頂きました(病院により多少単価は異なります)

貧血改善と、消化機能改善のお薬も処方されました。

まず、1日目のお薬を医師により説明を受けながら投薬していただき、投薬後30分~1時間は嘔吐等の異変がないか観察するため、病院に滞在しました。

その後2時間半かけて帰宅したころ、うには少し休んだ後に餌を求めいっぱい食べ始めました。

こんな姿は、病気してから初めて見る光景だったので驚きと共に本当に嬉しかったです。

 

それから、どんどん食欲は回復して行き治療開始1週間後は走って遊んだりする姿が見られるようになりました。

※投薬1週間後の様子。

※私の髪の毛で遊んでいます。

 

お薬が切れる2週間目には大きな声で鳴くようにもなり更に元気になって行きました。

 

これだけの効果があり、元気を取り戻している状態で治療を中断させるわけにはいきません。

今後も、寛解まで治療を進め行きたいと夫婦で話し合い決断致しました。

お薬入荷した報告も受け、2021年1月27日(投薬11日目)に自宅から50分の協力病院に受診しました。治療から2週間後の検査と、約1ヶ月分の薬の処方をして頂きました。

貧血と黄疸の数値の改善がみられ良好で、貧血と消化機能改善の内服薬は飲み切り終了で良いとのことでした。

体重が増えていたので内服薬700mgに変更になる。体重は元気だった時の体重に戻ることを目指しながら自宅で体重測定をして投薬の量を調整、増やしていけるように多めに処方されました。

200mg⇒4800円×90カプセル、100mg⇒2400円×40カプセル、50mg⇒1200円×20カプセル、合計607200円(税込み)

 

 

投薬から20日目の2021年2月5日、うにが1歳になりました。

いつまで生きれるか分からない状態だったのに、誕生日を迎えることができて嬉しい思いでいっぱいです。

※猫用ケーキを購入して、お祝いをしました。

 

それから、さらに元気いっぱい遊ぶようになり出来ることも増えて来ました。

体重も元の体重に近付いて来ていて、2021年2月22日の受診時(投薬37日目)には4.0㌔に達成していました。

血液検査も良好でした。内服薬は800mgに変更になり、更に1ヶ月分処方頂きました。

貧血、黄疸、A/G比0.62まで上昇し正常値になっていました。

内服薬200mg⇒4800円×120カプセル、合計633600円(税込み)体重4.0㌔キープでを目指して、残量と調整出来るように処方して頂きました。

 

その後の様子は、薬の影響で軽度の嘔吐や軟便等があり消化器改善のお薬で様子観察して落ち着き、体重を食事の工夫等をしてなんとか4.0㌔キープし800mg量で投薬する。

1歳になって何でも噛むようになり、下唇が腫れて心配しましたが病気と関係ないもので安心しました。

2021年3月15日(投薬58日目)1か月後の診察のため受診、下唇の腫れのお薬も頂きました。

血液検査も更に良好。体重も安定しているのでこのまま800mg継続で最後まで行きましょうとのことでした。

A/G比は更に上昇していました。

 

内服薬200mg⇒4800円×39カプセル、100mg⇒2400円×1カプセル、合計194040円(税込み)

※飲み終わり予定日(84日目)までの不足分追加分も含めています。

この治療薬は大変高額なお薬な為、うにの治療には総額170万円程の金額が必要になります。

このまま寛解まで治療をして行きたい為、FIP治療薬以外の診察代も含め自己資金50万円だけでは到底賄えないため皆様のお力をお借りしたい次第でございます。

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

84日のFIP治療薬投薬後、1ヶ月後、3ヶ月後に協力病院にて再発がないか診察、血液検査をし『寛解』をいただき、今後も環境、食事等に配慮しながら大切に育てて行きます。

  

※万が一、治療中に亡くなってしまった場合でも資金は治療薬に充てさせて頂きますことをご了承ください。

 

●最後に…

このたびは私共のプロジェクトを最後までお読みいただきありがとうございました。

うにが体調を崩して、体調が悪いことを伝えることが難しい動物は日頃のコミニケーションでも気付きにくいので細かい変化も見逃さないように接していくことが大事だと痛感しました。動物も人間と同じ家族です。子供を大事にすることと変わりません。こういう病気になっても治療方法があっても断念せざる得ない事も少なくないと思います。

一日でも早く認可され、少しでも多くの動物の命が助けられますように切に願います。

 

 

▼プロジェクト終了要項

・治療・手術対象    
うに(猫・スコティッシュフォールド・雄)

 

・治療・手術内容    
FIP(猫伝染性腹膜炎)にて国内未承認のMUTIANを服用

 

・治療・手術完了予定日    
2021/4/10

 

 

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プロフィール

はじめまして。スコティッシュフォールドの(雄)の うに です。 1歳の誕生日を前にFIPと診断され、闘病生活を送っています。 宜しくお願い致します。

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リターン

3,000


うにちゃん頑張れ!3000

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●感謝のメッセージと、うにの写真のポストカードをお送りさせて頂きます。

申込数
123
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

5,000


うにちゃん頑張れ!5000

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●感謝のメッセージと、うにの写真のポストカードをお送りさせて頂きます。
●うにの写真入りミニハンカチをお贈り致します。

申込数
52
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

3,000


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発送完了予定月
2021年10月
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