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福島原発被災地に未だ残されている猫たちの保護・見守りを!

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支援総額

2,130,000

目標金額 1,000,000円

支援者
274人
募集終了日
2020年7月19日
274人 が支援しました
プロジェクトは成立しました!
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2020年07月06日 14:54

富岡町のジロさん、救出物語

 こんにちわ。

 「かつらお動物見守り隊」の荒木優子です。

 

 今回は、原発事故から2ケ月後の2011年5月16日に、福島原発の警戒区域にゲリラ潜入して保護した、富岡町の犬「ジロさん」の話を書いてみました。

 

▲「おむかえごくろうさんなんだワン」

 自分の家の前で、ちょこんとお座りして私たちを待っていた「ジロさん」。

※ここは、2020年7月現在も、帰還困難区域で立ち入りできない。

 

▲「にゃんだーガード」のシェルターにて。

ボランティアさんのアイドルだった、「ジロさん」


 その当時は、住民の一時帰宅も認められず、たくさんの犬猫が20㎞圏内に残されていて、富岡町の佐藤めぐみさんの犬「ジロさん」もそんな一匹でした。

 そのことを佐藤めぐみさんの友人「いしはらゆうこさん」がツイッターでつぶやき、それを福島にあった民間の動物保護団体「にゃんだーガード」シェルターに来ていた埼玉県のボランティアSORAさんたちがフォロー。

 

 シェルターがあったのは、第一原発から直線距離で40㎞。警戒区域までは車で1時間弱。私たちで、なんとか助けられないだろうか。団体の代表に相談、とりあえず行ってみることにしました。

 

 でも20㎞圏内に入る道路は封鎖されていて、24時間警官が監視しているので、入れません。

 

▲川内村にあった、原発から20㎞地点のゲート。全国から2週間ごとに応援の警察がやってきて、24時間体制で監視していた。警察官の方々は申し送りしながら、残されて放たれている犬や猫たちに食べ物をあげてくれていた。私たちボランティアは、警察の詰め所に支援のドッグフード、キャットフードを届けていた。


 ちょうどシェルターに居合わせた私が、林道経由なら入れるかもしれない、と道案内。結果、楢葉町の乙次郎集落を抜ける林道には簡単な無人ゲートしかなく、無事に通り抜けできました

 

▲川内村から楢葉町に抜ける林道。

当初はこんな簡単なゲートしかなく、難なく侵入できた。


 ツイッター情報をもとに、その家へ行ってみると、私たちが行くのを知っていたように、家の前でお座りしている犬がいました。


「本当に居たよー!」

 とびっくり。リードを付けるときもおとなしくて、まるで、私たちが来ることを知っていて、保護されるのを待っていたとしか思えませんでした。

 

 後日、この家の娘さんから聞いた話では、震災後、ジロさんの家の周りには何匹かの犬が集まっていたようです。誰が行っても捕まらなかったジロさんでしたが、他の犬がすべて保護されたのを確認してから、ようやく自分の番だと思ったのかもしれない、とのこと。

 

 その後、避難生活をしていた、ジロさんの飼い主さんに連絡が取れて、無事に保護できたことを伝えました。

 後日、ジロさんの無事を知って、ジロさんを可愛がっていたおじいさんが安心したように息を引き取った、と伝え聞きました。再会はかなわなかったけれど、きっと今も天国から見守ってくれていることでしょう。

 

 乙次郎林道は、私が趣味のバイクツーリングで何度か通っていた道です。知っていてよかった。

 

▲林道の途中にポツンと一軒家があり、2匹の犬が残されていたので通るたびにごはんを置いてきたが、飼い主がちょくちょく戻ってごはんをあげていたとのこと。現在は避難指示が解除され、もとのように一緒に暮らしている。


 以後、しばらくはこの道がレスキューボランティアたちの潜入ルートとして使われましたが、やがて潜入ルートがバレて強固がゲートが造られてしまいました。

▲ゲートを突破できたのは、このときが最後。

この後、進入路がバレて、とても人力では動かせないものになってしまった。

 

 

 ▲シェルターに居た頃の、ジロさん。人間は大好き、犬はイマイチでした。

 

 ※ジロさんは現在、福島県いわき市勿来で暮らしています。

 

【以下は、「ジロさん」の飼い主、佐藤めぐみさんがフェイスブックに投稿した文章です。一部加筆して掲載させていただきました】

 

 ジロさんはじいちゃんが大好き
 じいちゃんはジロさんが一番

 

 じいちゃんが、肺がん手術から奇跡的に普段の生活に戻れた時
 ジロさんはじいちゃんから離れなくなった。
 じいちゃんは、ジロさんの小屋の前で座って一緒に過ごす日が増えた。

 

 ゆっくりゆっくり

 散歩も一緒

 

 ゆっくりゆっくり

 リードが無くてもじいちゃんと一緒

 

 じいちゃんが途中寄り道したときは、じいちゃんをおいて一人で帰ってきてしまう。


「じいちゃんのことは置いてきたぞ。あとで迎えにいくからな」

 

 ってどや顔で報告するジロさん。
 こんな日が続くとおもってた。3.11のあの日まで。


 地震は大きかった。でも海から離れてたから被害はなかった。

 東京電力(株)福島第一原子力発電所事故による放射性物質がふりそそいだ。
 町は避難をよびかける放送をしたという
 聞こえなかった。
 外にいても聞こえない。
 広報車もまわってこない。
 状況がわからないから避難所にいくことにした。


 「ジロ、留守番しててくろ」


 じいちゃん、二度とジロさんに逢えなくなるとはおもわなかった。
 すぐにジロさんを迎えに行きたかった。
 でも暮らせる場所がない。


 (警戒区域のゲートを)突破、自宅に戻って貴重品を持ち出して、(家に残っている)ジロさんにご飯を届けた。
 ジロさん、お父さんの車の後ろをずっと追いかけてきた。
 じいちゃんは、避難所で肺炎を発症した。再開したばかりの病院に入院。


「ジロは大丈夫か?」「ジロ、なにしてるか」


 心配だったのだろう。逢いたかっただろう。


「ご飯おいてあるから。またいってくるから」

「連れてきてはダメだ。迷惑かけるから。汚染されてるって殺されるかもしれない。ジロは自由にしてるのがいい」


 長年原発で下請けの作業員として働いた経験をもつじいちゃんは、放射性物質のこともわかっていたのだろう。

 

 すこしずつ弱っていくじいちゃん。

 

 役場がペット保護にはいるかもしれないと聞いた。
 すぐに電話した。

 

「なんでつれてこなかったんですか?うちはつれてきましたよ。自己責任ですよ」


 怒りより悲しみだった。


 ジロを見捨てたのは自分なのか
 ジロに何かあったら・・

 

 離れたところにいる友人が保護にはいるボランティアさんを探してくれた。
 警戒心の強いジロさん、せめてご飯だけでも・・写真があればじいちゃんがすこし元気になるかも・・

 藁にもすがる思い

 

「この子で間違いないですか?」


 写真が届いたとき、涙がでた。


「じい、ジロさん保護されたよ?助かった。大越のシェルターで預かってくれるって。被ばくもしていないって」

「ジロだ。偉かったなあ。よかったなあ。利口だから大丈夫だ。」
「ジロにあいにいくんでしょ?」

 

 写真をみたじいちゃんが涙を流していた。

 安心したのか、そのまま眠るように意識がうすれて
 眠るようにかえっていった。(警戒区域内の)自分の家に。

 

 団体で預かっていただいて数年、じいちゃんのお墓の近くに住む親せきの家でジロさんを引き受けてくれることになった。
 ジロさんは分かっているだろう。

 ジロさんは14歳?になってもまだまだ元気。
 じいちゃんの年を超えたかもしれない。
 じいちゃんの分まで生きるかのように。

 

「じいちゃん、しんぱいすんな。俺は元気だ。もう少しまっててくれ」

 

と今日も空にむかってジロさんは話しているだろう

 

 

 

 

 

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