シンバのママ、アテネ

ついつい長文になってしまいました。ご都合が許される際にお読み頂ければ嬉しいです。

 

 

アテネ自身も、どんなに怖かったろうか…

大切に育ててきた可愛い我が子が襲われ、辛かったろうに…

それでも死ぬもの狂いで、シンバを咥えて避難してきたことを思うと、「シンバとアテネは、この先、長く穏やかに幸せに過ごせないといけない！その環境を整えてあげるのは、自分達！」と、奮い立たされます。

 

アテネは、保護した当初、「こんなに小さな母猫、見たことがない」と思う程、小柄でした。

 

 

アテネは、過酷な外でも３匹を立派に育ててきた（虹の橋を渡っていったシンバの兄弟２人は、シンバより丸々していました）、強い母猫です（ご支援くださいっている方が、「母は強し！」とおっしゃって励ましてくださいました。本当におっしゃる通りです）。

 

てんかん発作を起こすシンバを目の当たりにし、円形脱毛ができましたが、てんかん発作持ちのシンバのお世話は「お腹を痛めてシンバを生んだアテネにしか出来ない。」と思わされることが多かったです。

 

 

てんかん発作時は、シンバは意識のコントロールが出来ませんでしたが、意識が戻ると直ぐにアテネママに駆け寄っていました。アテネが発作後のシンバを抱きしめる姿には、「命の温かさ」を感じずにはいられませんでした。

 

保護した当初は、アテネの毛並みに驚きました。毛繕いはしているけれど、剛毛な犬の様なバサバサした毛並みでした。ずっとそうだったので、「犬毛なアテネ」と主人と話していました。最近気が付いたことですが、アテネの犬毛は猫毛に変わっており、フワフワで艶が出てきました。アテネのストレスが和らいでいることに嬉しさを隠せません。

 

 

アテネが健康で、長くシンバの側に居れるように、アテネの健康もしっかり守りたいと思っています