2001年3月、爆破によってバーミヤンの大仏は失われました。しかし、粉々になった大仏から、新しい発見もあったのです。

大仏の袖のあたりの破片から、白樺の樹皮に書かれた仏教経典が見つかりました。そして体の芯の部分からは、らくだの毛や織物の端切れ、麦わらなどがつめられていたことがわかりました。

大仏の体の中に塗りこめられていたということは、大仏が作られた時代のものということになります。2004年、ドイツの研究者たちは、残された大仏破片の中の麦わらなどの放射性炭素による年代測定を行い、東大仏の建造が紀元507±12年、西大仏が551±15年という分析結果を発表しました。

失われたものはあまりにも大きかったのですが、悲しむばかりでなく、多くの研究者が新しい光を探して、バーミヤンで活動しているのです。

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