支援総額
目標金額 5,000,000円
- 支援者
- 326人
- 募集終了日
- 2017年2月21日
蓄音機コンサートを開催しました
開催週の週間天気予報が不穏で、予報を見ては蓄音機と展示ケースを図書館から音楽学部に移動するのをコンサート前日にするか当日にするか悩み、結局前日の18日に音楽学部に置き場所を借りて移動したら、当日の19日は晴れ。けれど開場直前には雨がパラつくという波乱の幕開け。
コンサート前日に印刷したプログラムには訂正箇所が3カ所も発覚!
「えっ!かけるのは第1楽章じゃなくて第2楽章!?」
「こっちは第1楽章前半じゃなくて1楽章全部なの!?」
おかげでコンサート当日の午前中、学生アルバイトさん総出で訂正シールをプログラムに貼りまくってもらうことに。
会場の第6ホールロビーでは、開場前にゴールドベルクの書き込み楽譜や関係資料を展示するため、展示ケースを職員たちで設営するも、めったにやらないので四苦八苦。
「借りてきたプロジェクターが指定してたのと違う!」
「パソコンから音を流すスピーカーがない!」
なんてトラブルがあったり。
その上、今回は久しぶりに入場者数の読み違い。これまでの蓄音機コンサートの入場者数は大概60~90人程度。今回はゴールドベルク文庫のかたが各所にチラシを送ってくれたのと、前日の新聞にちっちゃいながら紹介記事が出たのとで、入場者数は90~120名程度かと想定していたところ、思っていたよりずっと多くのお客様が来てくださり、140部刷ったプログラムが不足し、会場の第6ホールから図書館間(片道200m)を走ってプログラムを増刷。会場では140脚並んでいた椅子に20脚ほど増設。
そんなてんやわんやの開演前をくぐりぬけ、時間通りの19:00開演!
今回のコンサートは、研究プロジェクト「20世紀前半のヴァイオリン演奏様式の包括的研究」の成果報告を兼ねています。ただ名演を聴いてもらうコンサートではなく、同じ曲を異なる演奏家で聴き比べ、演奏の違いを科学的に分析した結果も発表。なおかつゴールドベルクの自筆書き込みの楽譜、ロスタル、クライスラーの校訂楽譜を見ながら演奏を聴き、ヴァイオリニストの澤学長の演奏技術についての解説を聞くという、盛りだくさんで、「大学」で開催するにふさわしいレクチャーコンサートになりました。
真面目で固いコンサートになるかと思いきや、澤学長のユーモア溢れる解説で会場からは度々笑い声が起こります。メモを取りながら真剣に解説を聞く人も多く、演奏はスクリーンに映る楽譜を見ながら熱心に聴き入り、休憩時間、終演後はロビーの展示を見る、楽しくも真剣な、充実したコンサートになりました。
「ピアノ(*演奏記号のピアノ)は音を小さくするのではなく、緊張感を高めることだ、とゴールドベルク先生は言われました」
ヴァイオリンではありませんが、趣味で音楽をする私にとって、とても響いた本日の言葉です。
そうしてあっという間の2時間、予定通り21時にコンサートは終了です。
運営面のドタバタはありましたが、コンサート自体はスムーズに進み、終演後には多くの観客の皆様に、良かったと声をかけていただきました。
会場でのアンケートでは、このreadyforからのお知らせを見て、コンサートに来てくださったというかたもおられ、とても嬉しかったです。
「第2回 野澤コレクションでたどるヴァイオリン演奏の系譜 ~シモン・ゴールドベルクを中心に~」
日 時:2019年7月19日(金)19:00-21:00
会 場:音楽学部第6ホール
解 説:澤 和樹学長(ヴァイオリニスト)
司 会:大角欣矢教授(音楽学部楽理科)
主 催:東京藝術大学SPレコードを用いたヴァイオリン演奏史研究プロジェクト
共 催:東京藝術大学附属図書館
協 力:東京藝術大学音楽総合研究センター「シモン・ゴールドベルク文庫」
観客数:142名
リターン
3,000円
藝大附属図書館の活動を応援する【御礼状、ニュースレター、本学HPにお名前掲載】
● 図書館から感謝の気持ちを込めて御礼状(E-Mailでの配信)
● プロジェクト完了まで進捗状況をMailニュースで配信
● 本学HPにご芳名掲載(ご希望される方のみ)
- 支援者
- 120人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2017年7月
10,000円
レコードの危機を救う箱を寄贈する【レコード保存箱に箱寄贈者としてお名前を記載】
● 3,000円コースのリターン(①御礼状、②Mailニュース、③本学HPにご芳名掲載)に加えて、
● レコード保存箱に箱寄贈者としてご芳名を記載します(図書館長でデザイナーの松下計教授がデザインしたお名前を貼付)
- 支援者
- 133人
- 在庫数
- 153
- 発送完了予定月
- 2017年7月
30,000円
箱を寄贈。未来の芸術家の力になる【箱寄贈者記載と藝大生デザインのオリジナルバッグ】
● 10,000円コースのリターン(①御礼状、②Mailニュース、③本学HPにご芳名掲載、④レコード保存箱に箱寄贈者としてご芳名記載)に加えて、
● 「オリジナルクリアファイル」(1個)
● 藝大のデザイン科学生がデザインした「蓄音機・SPレコードをテーマとしたオリジナルトートバッグ」(1個)
*デザイン案が2つあります。プロジェクト募集終了後にどちらかお好みのデザインをお選びいただけます。 ※2017.2.15更新情報
- 支援者
- 38人
- 在庫数
- 158
- 発送完了予定月
- 2017年7月
50,000円
藝大に行って応援したい。改修前の藝大図書館が見られるラストチャンス【図書館書庫と新館見学ツアーと蓄音機試聴】
● 30,000円コースのリターン(①御礼状、②Mailニュース、③本学HPにご芳名掲載、④レコード保存箱に箱寄贈者としてご芳名記載、⑤クリアファイル、⑥トートバッグ)に加えて、
● 図書館書庫見学ツアーと蓄音機試聴(約1時間)
2017年秋から改修工事が行われるため、現在の姿の図書館が見られるラストチャンスです。普段は入れない書庫をご案内します。蓄音機でSPレコードも試聴していただけます。
*開催期間:2017年3~6月
*開催予定:平日12:00-13:00(数回)/平日18:30-19:30 (数回)/土曜15:00-16:00 (2回)
● 図書館「新館」見学ツアー(約1時間)
2017年春に竣工予定の図書館新館。2017年夏に現図書館から引っ越し予定ですが、その前の「本が入っていない」状態の図書館を見学しませんか。時間があれば蓄音機試聴もできるかも。
*開催期間(予定):2017年6~7月
*開催予定:平日14:00-15:00(数回)/土曜13:00-14:00(2回)
- 支援者
- 24人
- 在庫数
- 25
- 発送完了予定月
- 2017年7月
70,000円
未来に残すべき巨匠の音を聴く。ワインや珈琲を楽しみながら【限定蓄音機コンサート】
● 30,000円コースのリターン(①御礼状、②Mailニュース、③本学HPにご芳名掲載、④レコード保存箱に箱寄贈者としてご芳名記載、⑤クリアファイル、⑥トートバッグ)に加えて、
● 支援者限定蓄音機コンサートにご招待(上野キャンパス内にて開催)
*ワインや珈琲を楽しみながら音楽を聴く特別コンサートです。
*日程は2017年6月2日(金)19:00からを予定 ※2017.2.2更新情報
*1名まで同伴可
- 支援者
- 11人
- 在庫数
- 9
- 発送完了予定月
- 2017年7月
100,000円
未来に残すべき巨匠の音を聴く。あなただけの時間【限定蓄音機コンサート】
● 30,000円コースのリターン(①御礼状、②Mailニュース、③本学HPにご芳名掲載、④レコード保存箱に箱寄贈者としてご芳名記載、⑤クリアファイル、⑥トートバッグ)に加えて、
● あなただけの蓄音機コンサートを開催(上野キャンパス内)します(1時間)
*日時、プログラムは応相談(2017年3~6月の間)
*解説はつきません。演奏レコードリストをご用意します
*1回のコンサートに6名までご参加いただけます
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 完売
- 発送完了予定月
- 2017年7月
200,000円
藝大から感謝の気持ちを込めて【ヴァイオリニストの澤和樹学長による 特別限定コンサート】と【限定蓄音機コンサート】
● 100,000円コースのリターン(①御礼状、②Mailニュース、③本学HPにご芳名掲載、④レコード保存箱に箱寄贈者としてご芳名記載、⑤クリアファイル、⑥トートバッグ、⑦あなただけの蓄音機コンサート)に加えて、
● ヴァイオリニストの澤和樹学長による、特別限定コンサートにご招待します。終演後は学長を囲んでの懇親会も。(上野キャンパス内にて開催)
*日程は後日お知らせします
*1名まで同伴可
- 支援者
- 8人
- 在庫数
- 1
- 発送完了予定月
- 2017年7月