目標額を達成し、クラウドファンディングが成立しました！

お陰さまで、環境中の新型コロナウイルス解析を進めるためのクラウドファンディングは当初の想定を大きく上回る176%を達成いたしました！READYFORのサイト上に「プロジェクトは成立しました！」と表示され、いよいよ本格的にスタートと感じています。ご支援いただいた105人の方々からの1972000円は1円たりとも無駄にせず、研究に使ってまいります。

世界的な状況や日本における状況は、ここに書くまでもありませんが、研究面でも今年から新型コロナウイルスに関する報告が爆発的に増えています。また予想よりも環境ゲノム解析に注目しているグループは多く、すでにトップジャーナルに論文も投稿されています。ある意味ライバルは多いと感じ、既存の研究を後追いするだけではなく1歩進めて、実際に予防や早期介入に役立てられる研究にしたいと思っています。

いくつもの論文やシミュレーションにあるように、新型コロナウイルス感染症は数ヶ月で決着しそうな問題ではありません。勿論、現在の第一波は遠からず収束するでしょうし、「夢の薬」が完成する可能性もあります。ただ、最も考えられる予測は「今後数年間は新型コロナウイルスを含めた感染症を警戒しながら日々を過ごす世界」になるということです。流行期の最中にあっては、自粛や場合によってはロックダウンも仕方がないと思います。ですが、今後ずっと世界から人と人との直接の繋がりが消えてしまうのは、あまりにも悲しい。。今そうであるように、コンサートや行事やパーティーを無くした世界にすることは不可能ではないと思いますが、どんなにITが発展してもそういったリアルに人が集まる場所も重要でしょう。その際に、怯えながら集まるのではなく、本プロジェクトような技術を活用し「環境をまるごと評価し、必要ならばアラートを出す」仕組みを作っていけたらと考えています。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。