宮沢賢治の童話「注文の多い料理店」の自主制作アニメをつくりたい

ご覧くださいまして、誠にありがとうございます。

当プロジェクト、宮沢賢治の原作「注文の多い料理店」自主制作アニメの監督、新妻宏昭と申します。

今から、十数年前になるでしょうか、宮沢賢治と岩手県にゆかりのある新美南吉の童話の読み聞かせムービーを作ろう、と思ったのが始まりで、『手袋を買いに』『やまなし』をつくりました。

実はアニメ業界に身を置いたことは一度もなくて、映画の撮影アシスタントからスタートして実写映画のカメラマンを目指していました。

なので、アニメーションは完全に自己流ですね。しかも人物のキャラクター画は描いたことがないため、影絵風の表現が限界で、以降制作するのを諦めてしまいました。

やはり自分自身の作品を作りたい、と、５０過ぎて思い直し、無謀にも、もっと本格的なものに挑戦しようと宮沢賢治の短編童話集のオムニバス・アニメ映画を計画しました。

しかし、文化庁の映画支援に応募したものの落選、資金集めも難航。コロナ禍で始まった芸術家支援の第一弾AFFの支援がいただけて、予告編風プロモーション映像を作ることができたのですが、第二弾のAFFは完成後の後払いのため、お金がないので応募できず….という散々な状況でした。

そこで、オムニバス映画として一度に作らず、短編童話を一作づつ制作していき、それぞれが出来上がった段階で連結して完成させるということで進めていくことにいたしました。

第一弾としまして「猫の事務所」を昨年、2023年の9月に完成させ、大城英司氏の地元の佐賀の映画祭で上映していただきました。

その猫たちをPR部隊として、ご支援いただいた協賛者様の宣伝ムービーを作らせていただきながら、映画プロジェクトの資金を集めていきたいと考えております。

ライフワークとして宮沢賢治や新美南吉、日本の名作童話の映像を作り続けていけたら、と思っております。何卒、応援のほどよろしくお願いいたします！