
支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 202人
- 募集終了日
- 2021年5月31日
【中編:仲間探しはわらしべ長者?】ごちゃまるクリニック始動
大変多くの皆様からのご支援誠にありがとうございます。また、あたたかくそして心強い応援のコメントをお寄せいただきありがとうございます。
今回は紅谷、小浦、そして特別ゲスト堀田聰子さん(慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科教授)のトーク【中編】をご紹介いたします。
動画はこちらからご覧ください!https://youtu.be/Ulqx7FFiKK0
▼ 目次
|医者という立ち位置を地域医療では必要としないときがある
|わらしべ長者で仲間探し、何もなくても人脈あるじゃないか
|わらしべ長者での気づきとは?
堀田さん:小浦さんからするとご出身の話がですけど、紅谷さんは特段ご出身というわけでもなくそれこそ、「30年でもいくらでも一緒にやろう実らないけど」っていう可能性があるときに、紅谷さんやオレンジの皆さんからして、小浦さんって一緒に、それも個人的なご縁がなかったかもしれない輪島でやってみようっていう決め手は何だったんですか。
紅谷:一つはやっぱりもう学生のときから小浦くんって言ってるときから繋がって、この繋がり縁での再開はやっぱり大事にしなきゃいけないっていうのは僕はずっと思ってます。
なので今でもオレジンも働いてるメンバーでも、高校生のときの友人が巡り巡ってまた一緒に働くとかっていうのはあるんですけど、そういうのって結構僕の中では大事にしてるポイントだっていうところがあります。
もう一つは、地域をどうにかせねばっていうのが常に、西出(医)オレンジCOO)とかとよくディスカッションし続けてるわけですけど、ある意味始まって、輪島に親戚がいるいないは別として、輪島って地域医療をやるには一番最先端だっていう認識は、人口グラフとか人口マップ見るのが趣味な人には当然、どこが気になりますかって言ったら、能登半島でしょうっていうのは結構出てくると思うんですね
堀田さん:先っちょのイメージは、多分結構持たれてますね。
紅谷:実は中村悦子さんですね。みんなの保健室が唯一県外にのれん分けしているのが石川県輪島市の「みんなの保健室(http://famy-wajima.com/hokenshitsu.html)」なので、あと佛子園さん(http://www.bussien.com/#/)とか何かと輪島って気になる最先端なので、注目の目線が送られてるとこだなって認識はあったので、それはもう僕っては小浦先生との再会では輪島の事情もすぐ思い浮かぶし、調べなくてもわかるわけじゃないですか。
そういう意味では、それはぜひ地域ケアの新しい形とか、今くすぶってるとか問題があってるところを解決する方法になるっていう確信は結構最初に持ちます。
堀田さん:今くすぶってるとおっしゃったのはどういうとこですか。
紅谷:地域医療の解決方法って、自治医時代があって、一度脱・自治医時代みたいな感じで「自治医以外先生でも地域やりたい人が作るぞ」って時代があって、でも実は和田診療所やる時から僕は思ってたんですけど、和田診療所やるときはまだ自治医時代なので、自治医じゃない者が地域であるなんてみたいな感じ自治医の先生からも結構煙たく言われたりもしたんですけど、そこに僕は教育を持ってきたりとか。
そういう仕組みを作ることで維持できるんじゃないかと思ってあるんですけど、でもまだまだ一匹狼みたいなこの地域でこの医者がどんといるみたいな。
その先生死んだり、いなくなったらどうするんですかっていうのはあえてみんな言わないようにするっていうのがその時代の地域医療で、一歩進んで他の医者が入ってきて自治医だけじゃなくなって活性化をしてきたんだけど、でもそこの部分に関してあまり変わってなかったと思うんです。
なんで地域はどちらかというと医者がちょっと頑張ってとか我慢してとか、ちょっと変わった医者が好き好んでとかっていう文脈から脱出ができていなくって、本来は日本全国を救うすごい大事な地域医療ってアプローチなのに、そういう目線でディスカッションされてないって意味でくすぶってるというイメージですね。
堀田さん:これ小浦さんとしてはこうくすぐってるっていうそして地域医療で市中病院では何かちょっと違う気がするっていうことを、ふるさとの輪島でこれこそやってきたいっていうのはもう最初からごちゃまるのイメージってかなりクリアにあった感じなんですか。
それとも紅谷さんと話されたりとか、この間までの福井修行の中でこう組み立てられてたって感じなんですか。
小浦:実は紅谷先生と出会う直前までにクリアというか、かなり理念みたいなビジョンみたいなものなので、ごちゃまるのごちゃまぜとまるごとを合わせてごちゃまるっていう、そのごちゃまぜとまるごとって言葉は既に、実は穴水総合病院に行く前に既に理念として作り上げてて能登にに戻るときに自分の理念の中にごちゃまぜとまるごとでごちゃまるって書いてるんですよね。
だからそれはもう本当にそこまでにただそれを地域にはめ込もうとしたときとか実践しようとしたときに、そこに何かビジョンはあるけど方法論というか、どうやってそれを行動していこうかってなったときにやろうと思ってもうまくいかなかった。
それがくすぶりっていう感覚になるんですけど、じゃあ何がってなったときに、やっぱり医師として働いている場というか立ち位置みたいなところで病気にアプローチし、できないというか何か許されないっていうかなんか近いかもしれないですね。
なんか、要は病院の守り人であることがすごく求められていた状況だったので、それが僕の地域医療なのかもなと思ってやってたけれどもやっぱり僕にはちょっとやっぱりそそことは違ってたっていうな、かなりそこに行こうと思いました。
堀田さん:病院の守り人では飽き足らなくなったってことですよね。
小浦:そうですね。なんかそれだけよく違うんだよねそうじゃないんだよなっていうところで、何か病院に誰か別の守り人をおいて出て行こうと思うけど。
そういうわけにもいかずみたいな感じになってたし。
堀田さん:ごちゃまるのイメージというか理念自体は結構前から温めておられてたけど具体的な戦略としては、十分くみたっておられたわけでは必ずしもなかったなかったよね、それは。
クウラウドファンディング始められたところには結構いくつもポイントがもう繰り上がってきてたところかと思うんですけど、どうやってまず仲間を探すなのか、住民の皆さんと話すなど具体化してこられたんでしょう。
小浦:そここそ堀田さんもご存知かと富山で、他職種学生の学び合いの場を作る(IPE:https://ipetest.wpx.jp/)と同じで行脚っていうか、とにかくもうわらしべ長者方式っていうかいろんな人を頼って伝って伝って使っていろんな人の話をして、この人に会ったらこの人を紹介してみたいな感じで、とにかくそういうふうにやってくことをやったらなんかイメージと人と場のイメージが出来上がってくるっていう感じはあったなと、イメージを掴みつかんできたなっていうところはあります。
堀田さん:最初誰から順番に…?
わらしべ長者って面白い表現だって思いましたけど、どこから始めたんですかなんか。
どんどん紹介してもらっていろんな人たちとお話しながら、まさに、とやまいぴーを作られたときみたいにっていうことなんですよね。
小浦:なんか途中からだんだん調子に乗ってきて、なんか見ず知らずの人でもとにかく行っちゃえみたいな感じになって。
そんな感覚のところもあるなと、本当に最初はは知ってる誰かみたいなところから始めていったときに、一方的に知ってるあの人みたいなところにもどんどんアプローチしてくみたいなそんなふうになんかこうなってって。
堀田さん:小浦さんは、看護師さんと仲間はもう最初から決まってたんですか?
最初からするな仲間もいらして一緒にわらしべ長者おられたのか、わらしべ長者やってたら仲間がこう入ってきてくれたって感じなのか、どっちなんでしょう。
小浦:後者の方が近いかもしれないですね。ただ実はわらしべ長者で気づき上げたものに気づかせてくれたのってうちの妻なんですよね。重要なパートナーだと思ってるんですけど、
「あなたは、今まで何のためにそういうもの(人脈)を作ってきたのか」
って言われたときに、なんか何もなくても人脈あるじゃないかみたいなことを言われて、人の伝手っていうかご縁だったり、富山で培ってきたもの、そして福井で育んできたもの、そういったものが何か繋がってきた。ていうのが今回の出来事かなというふうに思っています。

堀田さん:四季さんが一緒に立ち上げるんですかね。どうやってここに合流していかれたんですか。
四季:私は富山で小浦先生がやられてたIPEにずっと参加してたんですけど、「小浦脱サラするってよ」っていう話を聞いて、病院で働いてたんですけど、ちょっとそろそろずっとやりたいなって思ってた地域医療やりたいなと思ってたところだったので、この話に手を挙げない選択肢はないっていう感じで。
雇ってくださいって言って、ギリギリまで病院で働かせてもらって今ここまでの苦労っていうのはちょっと計り知れないところがあるんですけど、3月で退職して輪島に現地入りしてっていう感じです。
堀田さん:萩原さんが地域医療いつかやってみたいって思っておられて、行こうと思えば行けて、でもその小浦さんがやるぞって言って、今のそれこそ一緒に脱サラしちゃえって思ったのは?
一緒にじゃないかもしれないんですけど。
四季:学生のときから訪問看護ステーションとかオレンジの存在も知ってたので、そこに就職したいっていう選択肢はあったんですけど、病院から退院してくる人がいたりとか、家にいても必要があって入院する人がいるっていうときに、病院がどういう場所かを知らずにして、ちょっと病院行きましょうっていうのは、申し訳ない、そこもわかった上でどうするっていう話ができたらいいなと思っていました。
かつ、学生のころの在宅看護実習って楽しいっていう人がすごいたくいたんですけど、結構その看護の本質的なところがすごいちりばめられているのが、地域医療だったり在宅看護だったりするのかなと思うんです。
だけど、みんな病院を選択してきました。どうやったら、やりたいと思う人が来やすいような循環できるようになるかなって思ったりもしてそういうところが少しできるかなって思うのもあって病院選択とかもしたんですがなかなかうまくいかず、やっぱり自分の働く場所を移すしかないなっていうふうに思ってたところだったので、今だ!って感じでした。
堀田さん:お引っ越しねっていうのは結構なジャンプではなかったんですかもう、このこの人とこの場所でない、やれるややってみたいっていう。
四季:何か自分にやりたいことを見つけさせてくれた人の1人だったんで小浦先生は。一緒に働けるなんて、なんかこんなチャンスないなって感じでした。
愛の告白みたいになっちゃいましたね。
堀田さん:今愛の告白を受けて、小浦さんいかがでしょうか?
小浦:皆さんの前でこんな恥ずかしいことですけど、妻と一緒に働く人が誰だったらいいかみたいなことを、この話の前にですよ。
富山で出会ってた若手のメンバーとかと一緒になればな。例えば四季ちゃんとかね。とかって
そんなあるわけないですよハハハって
言ってて、そんな話になったから別の仕掛け人が1人いるんですけど、小浦イケイケ!がなんかこう、なんかこう来るかもよっつって、ここで告らなかったらどうすんだみたいな感じになったのは事実です。
もうちょっともうこれ以上もう勘弁っていうぐらい恥ずかしいと思いました。
堀田さん:実際に小浦さんと四季さんと2人が働いてらっしゃるところ見にに行くのが楽しみです。
話を戻して、わらしべ長者をやりながら、一番小浦さん、あるいは四季さんも立っていながらなんですけど、振り幅が大きかったという方もともとご自身が思っていたのとは違うストーリーでびっくりさせられたっていうのが、もしあったら教えていただきたいなと思いました。
小浦:頼るべき人だと思ってた人が案外そうでもなかった。語り部ではあることと実践者であることが必ずしも一致するわけではないのかもしれないみたいなところもあったりして、実際に見てるとわかるし、見てる周りもわかってるけどっていうところもあったりして、いやそういう意味ではちょっとそこで振れ幅っていう意味であれれっていうところの経験はあったりもしました。
批判じゃないですよ。
堀田さん:何かあるあるだしそれがリアルですよね。
小浦:そうです、そうです。だからそういうこともやっぱそういうこともあるんだなと思いながら、何かここまでやってきたようなとこもあります。
堀田さん:逆にあの何かここはこうなんだってこうなんでしょう。嬉しかった方の振れ幅が大きかった方ってありました。このギャップの大きさ、そうは思ってなかったんだけどこんな見方してたんだとかこんな人がこんなことやってたんだなとか、そっちの振れ幅でありますか。
小浦:やっぱオレンジのメンバーはやっぱりオレンジだったっていうか、「こいつら最高だぜ!ちくしょー」っていう。
僕はまだ福井でしか働いてなかったんですけど、やっぱこの人たちやっぱすげえわって思えたのがこの4ヶ月のあの福井の修行だったので、もう嬉しいというか、本当に初めましてのメンバーばっかりの中から始まったんだけど、なんかもうすごかったですねそういう意味では。
堀田さん:そのすごさって。もうちょっと、解像度とあげると?
小浦:なんでこんな苦労をしょい込んで、危機とした感じでやってんだろうこの人たちっていうところでもやっぱ楽しいよねっていうふうになったっていうか、何か苦しいんだけどさらにその苦しみの向こう側に行って苦しんでるけれどもその苦しみの中に何か大切なものがあるんだっていうところで、なんか結構ぶれないかんっていうか、やっぱそこがすごく嬉しかったなっていうふうに感じました。
堀田さん:これはちょっと順番に愛の告白をしていってくる気がしますけど紅谷さんどうですか。
紅谷:いやそりゃいや嬉しいですよねだからその歴史的に言えばオレンジのメンバーに出会うより前に小浦先生に出会っているんですよね。
もう1個やっぱなんだかでも医者っていう軸で地域医療をやろうとしてる小浦先生がいて、オレンジのメンバーはもちろん医者もいますけど9割は医者じゃないスタッフいて福井でやってっていうメンバーたちなので、小浦フィルターを通したときにそういうふうに移って、僕にとっても嬉しい出来事です。
堀田さん:そしてこうやっぱりすごいぞオレンジというところのメンバーの一員として、来週には立ち上がってるんですよね。すごいことですよ。
リターン
3,000円

【応援コース】ごちゃまる小浦の熱いお礼メッセージ(動画)
・感謝の気持ちを込めたメッセージ(動画)
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【応援コース】年間活動報告会へご招待(オンラインを予定)
・ごちゃまる小浦の熱いお礼メッセージ(動画)
・2022年3月開催の年間活動報告会へご招待(オンラインを予定)
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※報告会については、別途メールにて詳細をお送りいたします。
※リターンについては、ご準備できたものから順次対応させていただきます。
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