支援総額
目標金額 1,250,000円
- 支援者
- 236人
- 募集終了日
- 2012年7月10日
いよいよ、除染後の計測。
7月16日(月)、ついに除染後の計測日がやってきました。
・・・と、その前に、7月13日(金)、3日目の除染の様子をお伝えします。
元々の予定では、7月11日と12日の二日間で除染をする予定だったのですが、12日の最後に、やや線量が高い箇所(壁にへばりついた藻や、浸食されている部分)が見つかり、延長して作業することになりました。
まず、人の手でごしごしこすって、へばりついた藻や汚れを落としていきます。
その後はおなじみの高圧洗浄機で汚れた水を吸い取っていきます。
(泥の処理方法は、いままでと同じです)
ひたすら、ごしごしごしごしごしごしごし・・・。
ごしごし、ときどき、計測もします。「うん、うん、下がってるな」
こちらがBEFOR。
そして、劇的AFTER。
なんということでしょう!あんなにこびりついていた藻が完全になくなりました!
プール側面の浸食されていた部分もきれいになりました。
・・・そして、迎えた運命の測定日。
7月16日は朝から晴れ!計測日和です。
計測は、ぜんぶで12ポイント。
表面線量、50cmと100cmの空間線量、そしてcpmの3つを計っていきます。
ちなみに表面線量とは、その物質だけが発している線量のこと。周りからの影響を防ぐため、鉛でセンサーの周りを囲って計測します。
こんな感じです。
ここは、プール中央。
表面線量は、除染前0.22マイクロシーベルト/毎時→除染後0.08マイクロシーベルトまで下がっていました!
つまり、プールの床にこびりついていた放射線物質はそれだけ落ちたということです。
でも、大事なのは、やはり空間線量。
まず、床から50cmを計ります。
除染前0.43マイクロシーベルト/毎時→0.15マイクロシーベルト/毎時
まで下がっていました。
つぎは床から高さ100cmだと、
除染前0.39マイクロシーベルト/毎時→0.16マイクロシーベルト/毎時
でした。
こんな感じにつぎつぎと放射線量を計っていきます。
園長先生もチェック。
こんな感じに記入していきます。赤字は、園長先生が計った数字。
(僕の字、汚くて、すいません・・・)
細かい測定結果と分析結果は、後日きちんとお伝えしますが、
全体的には、
空間線量が
除染前0.39〜0.56マイクロシーベルト/毎時
↓
除染後0.15〜0.20マイクロシーベルト/毎時
に下がっていました。
郡山市が行っている小学校のプールの除染は、
目標値として0.23マイクロシーベルトを掲げているので、
僕らとしても、0.2は切りたい、という気持ちでやっていたので、
まずまずの成果だったと思います。
でも、どうしてもポイントによって、ちょうど0.2ぐらいになってしまうところがいくつかありました。
そういうところでも、床自体の表面線量を計ると、0.05ぐらいだったりするので、周りからの影響がある中、除染で空間線量を落とす難しさを感じながらも、でも、現在僕らにできうる最大限の成果は出せたと思います。
報告レポートを今週内に作成し、あとは、その結果を受けて、園長先生、保育士のみなさん、保護者のみなさまで、プール開きをするかを検討する、ということになります。
2日間の予定を一日延長して作業していただいたEARTHの除染スタッフのみなさんに、改めて感謝いたします。
この日の午後は、幼稚園のグラウンドに放射線物質の埋め立てを行いました。
その様子は、次のレポートでお伝えします。
リターン
1,000円+システム利用料
サンクスレター+スペシャルサポーターとしてウェブに記載
- 支援者
- 40人
- 在庫数
- 制限なし
3,000円+システム利用料
サンクスレター+スペシャルサポーターとしてウェブに記載+ステッカー
- 支援者
- 118人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円+システム利用料
サンクスレター+スペシャルサポーターとしてウェブに記載+ステッカー+おきあがりゴシロー
- 支援者
- 67人
- 在庫数
- 制限なし
30,000円+システム利用料
サンクスレター+スペシャルサポーターとしてウェブに記載+ステッカー+おきあがりゴシローファミリー
- 支援者
- 15人
- 在庫数
- 制限なし