【あと1日】薬師如来像と観音像のご紹介

ここまでのたくさんのご支援、応援、誠にありがとうございます。いよいよ本クラウドファンディングは明日が最終日となりました。

 

今日は、薬師如来像と観音像をご紹介したいと思います。

 

飛鳥時代から奈良時代にかけて活躍した僧、行基（ぎょうき）作の薬師如来です。

 

 

当時は立像でしたが、損傷がはげしく現在は首から上だけが当時のものです。

 

行基は聖武天皇に招聘されて、奈良の大仏建立の責任者となったことが有名ですが、そのほかにも困窮者の救済や様々な社会事業を指導し、救護施設9箇所、道場や寺院49院、溜池15箇所、橋6箇所などを各地に整備し、民衆から圧倒的な支持を得ました。

 

行基が諸国を行脚している時に、薬師如来を彫ってお堂を建て、医王山東光寺（いおうざんとうこうじ）としたのが現在の玉龍寺の基となりました。

 

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鎌倉時代に、神奈川県の鎌倉の鷹野というところにあった慈覚大師（じかくだいし）作の観音像が、鷹によって運ばれてくるという奇事がありました。

 

慈覚大師は円仁（えんにん）といい、遣唐使として中国に渡った最澄、空海をはじめとする8人の僧侶のうちの一人です。前述した浄土宗の開祖「法然」は、円仁を私淑し、円仁の衣をまといながら亡くなったと言われています。

この出来事により、寺号を観宝山金剛寺（かんぽうざんこんごうじ）と改め、この観音像は鷹飛来観音（たかひらかんのん）、裏山も鷹飛来山（たかひらやま）と呼ばれるようになりました。平成元年に修復され、現在は金箔と彩色をほどこした美しいお姿になっています。
 

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クラウドファンディングは最後の1分1秒まで諦めないことが、シンプルだけど一番大事と聞きました。引き続き最後まで応援をよろしくお願いいたします。