ハーフや海外ルーツの人々の情報発信・共有の場をつくりたい！

 

応援してくださった皆さま。

本当にありがとうございます！！！

 

HAFU TALK PROJECTチームのセシリア　久子です。

 

わたしの自己紹介と日本に来た当初の経験を少し失礼します！

 

父は宮古島で生まれ、６歳の時にボリビアに移住した日系１世です。

とーってものんびり、おしゃべりが大好きな優しいお父さん。

 

母はボリビアのBENIというところで生まれた元看護師で、

厳しくも、愛がすべてを解決するの！というエネルギッシュなmamiです。

 

来日した当初は日本語が全く話せず、授業がさーっぱり「？？？」だらけ、友達も作ることが出来ませんでした。

学校も、わたしがはじめての海外から来た子どもだったので、

先生たちは手探りでわたしと接していました。

 

毎日が不安だらけだったのを覚えています。

 

しかし、こんな状況のわたしを、同じ地区のクラスメートが見てくれていたのです。

 

その頃のわたしたち家族は、少しでも日本に慣れようと学校帰りに毎日近所を散歩していました。

 

ある日からか、その子がいつも同じポジションで私たちが通るのを待ち伏せをするように。

 

通り過ぎるかな〜というところで急いで走って来て、わーっと何か話しかけてくれるのです。

 

もちろん私たちには、何を言っているのか一言もわかりませんでした。

 

ただそれがとても嬉しく、気がついたら毎日遊ぶようになり、小さな日本語の先生にもなってくれました。

 

その後の学校生活は一変！

 

「外人、国に帰れよ！」と言われたり、思い返せばゾッとするような悲しい対応もされたこともありましたが、こいうことを端っこに置いとけるくらい、学校生活が楽しくなったのです。

 

彼女には感謝してもしきれません。

彼女がいなければ、わたしの人生は大きく変わっていたと思います。

 

このようなわたしの経験を、今学校でツライな〜と感じている子たちに少しでも生かしていきたいのです。

 

今はアクセサリーのセレクトショップでいろんな業務をこなしています。

ディスプレイ用の什器や、空間づくりをしている中で、

自分のルーツがモノづくりに登場することがあるなと感じるようになりました。

 

いつかメンバーが集まったら、場所を借りて、アート展を開催したい！

とっても素敵な空間になる予感しかないのです！！！

 

そして、おーーー！こういう活動してるのねー！と、

また何かが生まれて広がっていく。

 

いろんなことを発信し、そして見てもらう中で、

たっくさんの楽しいことしていきたいのです。

 

ハーフであること。HAFUという言葉が好きです。

日系ボリビア人であることも。

とっても誇りです！