雅楽はまだまだ、一般の皆さんには馴染みがありません。

そこで、これを知ってると雑学などで結構使える!的な知識を少しづつ紹介していきます。

 

まずはこの動画をご覧ください。「納曽利(なそり)」という舞楽です。

http://www.youtube.com/watch?v=7KP4qD2Ublw 

 

二匹の龍(夫婦とも、親子とも云われている)が戯れ遊ぶ様を舞にした、という故事が

伝わっています。伴奏の音楽は「高麗楽(こまがく)」と言いまして、朝鮮半島から

伝わった音楽とされています。特徴は「鳳笙(しょう)」という楽器が加わらない事。

普通の雅楽と比べて間抜けな感じがしませんか?それは音が途切れるからです。

鳳笙は最初から最後までずっと音を鳴らし続ける楽器なのです。

 

さて、高麗楽を伴奏にしてまう舞を「右舞(うのまい)」と言います。

「陵王」のような中国大陸より伝来したとされる楽(「唐楽(とうがく)と言います」で

舞う舞を「左舞(さのまい)」と言います。

古くは、決められた左・右の演目を1セットにして上演されました。

この組み合わせを「番舞(つがいまい)」と言います。また、番(つがい)を組むので

「番組」という言葉もここから生まれました。

 

募集ページに張り付けてある動画「陵王(りょうおう)」の番舞は、

この動画である「納曽利(なそり)」です。

舞楽が身近な存在にある関西では、このセットを親しみを込め「りょう・なそり」とも呼びます。

是非、その違いをお楽しみ頂ければと存じます。

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