岩佐です。

早いもので、三か月前に始めたこのプロジェクトも、
あと一週間で終わろうとしております。
御支援頂いている皆様、本当にありがとうございます。
そしてこの記事を読んで下さっている皆様、冷やかしで構わないので
是非紹介ページをご覧くださいませ。


私は、雅楽の慰問演奏など誰も興味など持ってくれないだろうなあと
思っておりました。
実際に「それって自己満足じゃね?」と言われたこともありますし。
そうなんです、自己満足以外の何物でもありません。
否定する気もありません。
ということで、このプロジェクトが成立しようがしまいが、
第六回目の慰問公演には必ず行くのです。


ただ、見ず知らずの方にこの企画を応援して頂くというのが
こんなに嬉しいものだとは思いませんでした。
我々は雅楽を演奏します。
「楽器を演奏したり舞を舞っている最中は何を考えているのか?」という
質問を受けます。他の方は知らないですが、私はほぼ何も考えていません。
格好良く言えば、ただその空間に身を委ねているような感じです。
その際には「被災者の皆さんを勇気づけよう」などという感覚もありません。
ただ、我々に出来るのは雅楽の演奏のみなのです。
その雅楽をどう取ってもらっても我々は一向に構わないのです。
慰問なのか、慰霊なのか、鎮魂なのか。


先日、とある神社の夏祭りに参加してきました。
神輿の渡御があり、炎天下六時間かけて雅楽を歩きながら演奏しました。
「道楽(みちがく)」と言います。
アスファルトの温度は約60℃、その中を楽器を演奏しながらの渡御なのですから
楽なはずがありません。むしろ熱中症になりにいっているようなものです。
道楽には18名が参加しましたが、一人の熱中症者を出す事もなく、
最後まで勤め上げることが出来ました。
メンバーの一人が万歩計をつけてました。歩数にして22000歩。
普通なら一人ぐらい倒れてもおかしくないのでしょうが…。
こう言ったところに、改めて神様の存在を実感します。


雅楽は、神様なり仏様なり人間とは違う、むしろ人間を超えた存在と
人間を結ぶ音楽であるような気がしてなりません。会話をしているような。
我々は雅楽を通じて何か行動していこう、これがこれからの目標になりますね。

 

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