猫の難病FIPにかかったはやてくんの治療費のご協力をお願いします

猫の難病FIPにかかったはやてくんの治療費のご協力をお願いします

支援総額

1,221,000

目標金額 1,000,000円

支援者
177人
募集終了日
2022年2月21日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

2021年12月24日より開始しました本プロジェクトですが、おかげさまで2月5日をもちまして、無事目標額を達成することができました。


ご支援・拡散のご協力いただいたみなさまには深く感謝申し上げます。


そしてこのたび、ネクストゴールを設定させていただくことになりました。


目標額は120万円とさせてください。当初の目標額100万ですと、クラウドファンディング手数料を含まない金額になりますので、それを上乗せさせていただきたいと思います。


※クラウドファンディング手数料
フルサポートを受けていますので、最低金額の20万+税となります。


仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合は自己資金で賄いたいと思っていますが、皆様からの多くのご支援いただけますと幸いです。


▼ご報告
1月27日に治療薬(日本未承認薬のため名前は伏せています)投薬終了しましたが、かかった治療薬の総額が出ました。


84日間の内訳は、
●1日目 治療薬注射11,000円
●1〜8日目(体重3.4㎏まで) 
2錠+4分の1錠
10125円✕8日=81,000円
●9〜41日目(体重3.8㎏まで)
2錠+半錠
11,250円✕33日=371,250円
●42〜84日目(体重4.2㎏まで)
2錠+4分の3錠
12,375円✕43日=532,125円


治療薬合計995,375円


※治療薬は体重により増減します。


それと、併用剤のエネアラ
2,500円✕3=7,500円


総合計1,002,875円


当初の予想ではもう少し体重が増える予想をしていたのですが、思うほど増えずでした。


プロジェクト終了が2月21日ですので、それまで目標額を掲げて、引き続きチャレンジしたいと思います。


みなさまどうぞよろしくお願いいたします。

 

自己紹介

 

ページをご覧いただき、ありがとうございます。大阪府枚方市で犬猫の保護活動をしている個人ボランティアの大石と申します。

 

約10年ほど前から保護活動をしています。これまでは、主に動物管理センターや警察からの行き場のない犬猫たちの引き取り・保護をしていました。

 

現在は、病気や介護の必要な犬猫たちの医療費の負担が増していることや、年齢による体力の低下で、ここ最近は規模を縮小しています。依頼があった際や、未避妊・未去勢の猫たちを見つけたらTNR(捕獲して避妊・去勢手術し元の場所に戻す)する活動だけに限定しています。

 

本プロジェクトは、私を保護活動へと導いてくれた愛する息子である、猫の疾風(はやて)くんの治療費のご支援をお願いさせていただきたく立ち上げました。

 

疾風(はやて)くん

 

 

●推定11歳 (2010年12月頃うまれ) 男の子

 

●子猫のときに、四国のある大きな保護団体さまに保護される。保護されたときひどい猫風邪をひいていて、すでに右目は溶け、その後病院にて眼球摘出手術を受ける。

 

●性格はとても人懐こく優しく明るい子です。少しやきもち焼き。 

 

 

 

はやてくんとの出会い

 

はやてくんは、四国のある大きな保護団体さんが里親募集していた片目の小さな小さな子猫でした。

 

猫風邪で片目が溶け、毛もボロボロな状態にもかかわらず、一生懸命生きているはやてくんを団体さんのHPで見つけ、毎日毎日はやてくんの写真を見ては涙するという日々を過ごしていました。

 

 

注∶痛々しい病状でがんばっているはやてくんの写真があります。

苦手な方はご注意ください。

 

 

わたしがまだ保護活動をする前であった2011年4月、当初は里親になることは考えていなかったのですが、はやてくんの里親募集ページを毎日見ているうちになんとかしてやりたいという気持ちが強くなり、意を決して里親募集に応募し、はるばる四国から海を渡ってうちに来てくれました。

 

その時から『運命の子』だと思っていました。

 

▼保護団体さんが里親募集をされていた当時のはやてくんです。

 

 

保護団体さまにより保護され、こんなにも誰からも愛される存在になったはやてくん、同じような子がほかにもたくさんいると思うと、自分がなんとかしてやらないとという気持ちになり大きく心を揺さぶられました。

 

家族に迎えられ愛されて一生を終える子、お外で暮らし疎ましく思われ病気や怪我をしても手当もされず苦しむながら命を落とす子、その差はなんだろう…。

 

一匹でも幸せに導いてやりたい、その想いで保護活動に足を踏み入れました。

 

はやてくんは、かけがえのない愛する我が子です。

 

はやてくんのためならなんだってする!という気持ちでここまで来ました。

 

そんなはやてくんが、FIP(猫伝染性腹膜炎)という、日本には治療法のない病気にかかってしまいました…。

 

 

はやてくんの症状

 

 

FIP治療を始めるまでの経緯

 

今年9月、なんだか痩せてきた?と異変に気づきました。食も細くなってきたので病院に連れて行きました。9月28日のことです。

 

このときまでもそうなのですが、これ以降も、熱があったり下痢・嘔吐があったり、痙攣したりという素人でもわかるFIPの症状はありませんでした。

 

 

【9月28日】

ところがこの日の血液検査では、なぜか炎症反応を測定してなかったので、総タンパクが高いもののあとは異常なしということでした。(コレステロールが高いのは食事内容からだと思います)

 

 

 

【10月8日】

異常なしということでしたので、安心したものの症状は改善せず、10月8日に再度通院し血液検査とエコーをしてもらいました。

 

相変わらず総タンパク高く、SAA(炎症反応)は明らかに異常な3桁を示していました。エコー検査でも、異常が見つかりました。

 

胃の周りに腫瘍のようなもの、リンパ節の腫れがある…たぶんリンパ腫だと。

 

 

 

 

【10月10日】

2日後、再度血液検査。SAAは上がっていました。

 

 

そして翌日、高度二次医療の病院に予約を取ってもらっていたので、詳しい検査をしてもらうことになりました。

 

 

【10月11日】

高度二次医療病院にて、血液検査・CT検査・お腹に針を刺しての細胞診。

 

もちろん麻酔をかけました。

当初、内視鏡検査もということだったのですが、はやてくんは食道狭窄があり、カテーテルが通らず断念。

 

そして、疑われるのはやはりリンパ腫と腺ガンの転移。もしくは単なる炎症。リンパ腫なら抗がん剤治療、腺ガンの転移ならもうなす術はないと。

 

この時点で、FIPという名前は出てきませんでした。

 

後日、細胞診の結果が出ましたが、これもはっきりせずもう少し踏み込んだ検査が必要とのことでした。

 

 

 

【10月21日】

高度二次医療病院での検査以降、かかりつけ病院での2日ごとの点滴・注射が続いていました。

 

この日はまた血液検査とエコー検査。

 

CBC・生化学・電解質等のいつもの血液検査に加えて、エイズ・白血病検査とFIPの検査(抗体価とタンパク分画検査)もしました。

 

 

抗体価とタンパク分画検査は外注でしたので、後日結果が返ってきましたが、γグロブリンの値が高いもののFCoV抗体価が400倍だったのでFIPの可能性は低いと言われました。

 

 

【10月25日】

血液検査とエコー検査。

 

赤血球と貧血の値がますます低くなっていました。炎症反応はますます高く…。(泣)

 

 

 

エコー検査。

リンパ節の腫れは1cm超に。

 

 

この日から2週間効く抗生剤コンベニアとインターフェロンの注射に切り替えました。

 

そして、高度二次医療病院に予約を取ってもらい、今度は確定診断できるよう開腹しての生検をすることになりました。

 

はやてくんもわたしもこの時点で疲れ切ってしまい、翌26日・28日の通院を最後に31日の高度二次医療病院での検査まで通院はお断りしました。

 

 

【10月31日】

高度二次医療病院での生検。

血液検査、CT検査、開腹手術での生検。

回復して5ヶ所の組織を取り検査にまわしました。

 

リンパ節だけでなく、腸の一部も取りました。当日の説明がこちらです。

 

 

後日、返ってきた結果。

 

こちらは11月6日に担当医の先生にお電話をいただきました。

 

遺伝子検査で猫コロナウィルスを検出。病理検査でも、炎症が認められ、その炎症の中心にFIPを免疫染色したらFIPのウィルス抗原が持っている細胞があったというものでした。

 

 

 

これでFIPであることがほぼ確定されました。

 

話が前後しますが、開腹しての検査の時、結果が出るのは10日後くらいと言われたので、そんなにもたないかもしれないと思い、ボラ仲間さんの勧めで、FIP治療に長けたある病院と連絡を取らせてもらっていました。

 

そして、FIPの確定診断の出る前にFIP治療を始めたのです。それが11月5日のことです。

 

 

FIP治療開始

 

FIP猫伝染性腹膜炎は発症すると命を落とすことが多い恐ろしい病気です。にも関わらず日本には有効な治療薬がありません。

 

今、日本で使われている治療薬はすべて日本未承認のお薬です。

 

はやてくんの治療に使っているものは、やはり未承認のお薬です。経口薬で、84日間毎日定時に飲ませる必要があります。

 

お薬の量は体重によって増減し、患猫が治療によって元気になれば体重も増えてくるので、量が増えればその分高額になっていきます。

 

 

【11月5日】

先生に来ていただきFIP治療開始。開腹手術のダメージもあり、10月31日以降は寝てばかりだったはやてくん。

 

一番しんどかった時に撮った写真です。

 

 

ひどい状態だったので、注射を打っていただきました。

この日は、注射を打ってもらいましたが、その晩から治療薬の経口薬を投与することになりました。

そして、今ある炎症にはステロイドで対処。ステロイドは12日分でした。

 

 

【11月11日】

かかりつけ病院にて、開腹手術後の抜糸。

 

 

 

傷口のまわりがえらく腫れてたので、エコー検査をしてもらったところ、浸出液が溜まってるとのこと。

 

FIPウィルスが悪さしてるのと、治療でステロイドを飲んでるのとでその影響かもということで、抗生剤で様子見となりました。

 

 

 

【11月19日】

かかりつけ病院にて。

 

FIP治療を始めて2週間後に血液検査とエコー検査を受けましたが、その検査結果にわたしも先生もびっくりしました。

 

貧血は改善され、TP(総タンパク)は少し高いものの、SAA(炎症反応)も正常値に。

 

 

 

エコー検査。リンパ節の腫れもほとんどわからないくらいに。

 

 

【12月3日】

かかりつけ病院にて。さらに2週間後の血液検査。結果はすべて正常値に。

 

 

 

FIP確定診断までの医療費とFIP治療費

 

FIP確定診断までにすでに50万超お支払いしていたのですが、はやてくんは治療費の50%が出るペット保険に入っていたので、その半分は保険から出してもらえると思います。

 

しかしながら、日本未承認のお薬にはペット保険は対応していません。

 

▼FIPの診断書

 

▼FIP治療薬を扱う病院にお支払いした明細・領収書です。2021.12.9現在

 

 

 

 

 

 

84日間、日額約12,000円ほどのお薬です。(体重が増えればまたその分お薬の量も増えます)

 

2週間ごとの血液検査・エコー検査も必要です。

 

 

医療機関にお支払いする・もしくはお支払いした費用ですが、ざっと計算すると、

 

●FIP確定診断までの費用 50万

(うち、50%はペット保険から出る予定)

●FIP治療薬84日分 100万

●治療終了まで定期的に受ける検査 10万

(ペット保険から出るかどうかは不明)

 

それに、

●プロジェクト手数料 22万

 

手持ち資金(貯金取り崩し・生活費からの捻出)とペット保険からで検査費用・手数料はなんとかなりそうですが、治療薬の100万を皆さまのご支援で助けていただけたら大変助かります。

 

今年1月に心臓病の愛犬(元保護犬)を9歳で亡くしました。その時にも手術費用100万(自己資金にて)を使っています。

 

ふたりは仲よしでした。

 

他にも、慢性腎不全の子、糖尿病・圧迫排尿の必要な子、先天性の消化器・泌尿器疾患を抱えた子(今年、尿閉で入院治療で10万)、IBD疑いの子、難治性歯肉・口内炎の子(今年2回手術して20万)等も居て、毎月その子たちの治療費・お薬代、時々の入院も多くの金額かかっています。

 

たくさんの保護猫たちをかかえていますので、ごはん代や砂代等もばかになりません。

 

 

時々ご支援いただいたりしていますが、基本自費で賄っていますので、正直今回のFIP治療は苦しいです。

 

ご支援金をいただくというのは不本意ではあるのてすが、命を守るためには何もせずにはいられなくなり、プロジェクトを通して呼びかけさせていただきました。

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

11月5日、開腹手術での生検の結果を待たずに、FIP治療を開始しました。

 

毎日定時の投薬。体重によって薬の量も変わってくるので、毎日の体重測定は欠かせません。

 

今、まだ体つき・体重は元のようには戻っていませんが、確実に元気になっていってます。

 

はやてくんとわたしには夢があって、2年半前まで食べることができたカリカリをまた食べることができるよう、食道狭窄の手術を受けさせること。

 

シーバのカリカリが大好きだったんです。

 

そのシーバをまた食べることができる日を夢見て、今の目標はFIPを寛解させること。生きること!

 

ずいぶん前の写真ですが、カリカリを食べていた頃 

 

FIP寛解、食道狭窄の手術とまだまだ先は長いのかもしれません。

 

途中で挫折してしまうかもしれません。

体力的に無理だと言われるかもしれません。

でも、はやてくんとわたしの夢に向かって、

一歩一歩進むしか道はないと思っています。

 

どうかご支援をよろしくお願いいたします。

 

ーーーーーーーー
本クラウドファンディングに関するお問合せは以下までご連絡ください。
連絡先:minthouse2014yuri@gmail.com(大石 美香)

READYFOR事務局:ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関しては、以下のガイドラインもご確認ください。

ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関する当社の考え 
ーーーーーーーー

 

プロジェクト実行責任者:
大石 美香
プロジェクト実施完了日:
2022年2月21日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

わたし大石美香が、はやてくんのFIP(猫伝染性腹膜炎)の治療薬として100万円を病院にお支払いします。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は自己資金とペット保険にて対応いたします。

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プロフィール

はじめまして。 悠里(ゆうり)こと大石と申します。 大阪府枚方市で個人で細々と犬猫の保護活動をしております。 捨てられた犬猫たちを、幸せへ導くお手伝いができたらと思っています。

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リターン

2,000


心からの感謝1

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感謝を込めてメールとはやてくんの画像数点をお送りします。

申込数
78
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年3月

5,000


心からの感謝2

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感謝を込めてメールとはやてくんの画像数点をお送りします。

申込数
45
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年3月

2,000


心からの感謝1

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発送完了予定月
2022年3月

5,000


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発送完了予定月
2022年3月
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