【活動報告５２】お客さまの声を、大城勇一さんに届けてきました！

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きょう、大城勇一さんのご自宅に伺って、平和劇のお客さまアンケートをお渡ししてきました。

 

 

 

6月4日から始まった、全7公演分のお客さまアンケートです。

 

幅広い世代のお客さまから、たくさんの感想を寄せていただきました。

 

あらためて、ご来場のお客さまに感謝申し上げます。

 

本当にありがとうございます。

 

お客さまからの感想を、いくつか紹介させていただきます。

 

平和劇を作り上げている人達の「戦争を繰り返してはいけない」という思いが演劇にすごく詰められていたなと思いました。わたしの周りには戦争体験者がいないので詳しく知る機会がありませんでした。今回の演劇を通して、戦争はしてはいけないことなんだと実感したし、10代だからできることを広めていけたらなと思います。（10代／女性）

 

現在は県外の教育委員会におります。研修の関係で沖縄に来ており、沖縄戦についての理解を深めようと思い、延泊をしました。偶然、平和劇の情報について知り、来場しました。演劇は、感情に直接訴えてくる迫力で、涙があふれてきました。今回受け取ったメッセージを、わたしも地元で伝えていかねばと思いました。（40代／男性）

 

戦争の恐ろしさをリアルに感じた。こんなに引き込まれるとは思わず涙が止まらなかった。娘と孫、3世代で観ることができてよかったです。演技力がすごくて本当に魂から震えました。（70代／女性）

 

励みになるお言葉をたくさんいただきました。本当にありがとうございます。

 

同時に、この平和劇が足りない部分について、たくさんのご指摘もいただいています。

 

その中で、ある戦争体験者からのお言葉を紹介いたします。（ご本人に了承いただきました）

 

 

沖縄戦の様子についてはあまりにも、ほど遠い。体験者にはもの足りないと思った。がまの住民の悲惨な様子が感じられなかった。

 

率直なお言葉を寄せていただいて、すごく感謝しています。

 

ぼくは戦争を知りません。

 

そんな自分が平和劇をやるという、ある種の傲慢さみたいなものを絶対に忘れないように、謙虚に取り組みます。

 

これから先もこの言葉を胸に、慢心することなく勉強を続けます。

 

あの当時の苦しみを完全に再現することはできませんが、それでも、考え続けようと思います。

 

戦争体験者の痛みに、1ミリでも近づくために何ができるのか。

 

これから先も、ひとりでも多くの方に平和劇を届けていきます。

 

きょう、大城さんが別れ際にポツリとつぶやきました。

 

「日本は、ぜんぜん平和な国じゃないよ」

 

大城さんのこの言葉を、自分への叱咤激励と受け止めて、これからもがんばります。

 

7月11日は東京の千登世橋中学校での公演があります。

 

県外の子どもたちに、沖縄のことを伝えてきます。

 

これからも、よろしくお願いいたします。