
寄付総額
目標金額 1,000,000円
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- 2024年3月31日
【令和6年能登半島地震 】モバイルクリニック、夜間診療…出向く医療の展開で、災害関連死を防ぐ
災害で受けた傷や、長引く避難生活でかかる負担などが原因で死に至る「災害関連死」。令和6年能登半島地震が発生してから3週間が過ぎた今、被災地での医療支援は、この災害関連死をいかに食い止めるかが大きな課題となっています。
空飛ぶ捜索医療団では、1月2日に現地入りし、活動を開始。「災害関連死」や「未治療死」をできる限り防ぐための医療支援を続けています。
空飛ぶ捜索医療団が支援活動を続ける石川県珠洲市では、地域に密着した周辺のクリニックも被災し、閉業を余儀なくされています。そのため珠洲市総合病院には、様々な症状を抱えた患者さんが集中し、地域の医療体制はひっ迫。この状況を放置してしまうと、必要な方が診療を受けられず、患者さんの症状が悪化して最悪の場合、助かるはずの命も失う「未治療死」を招く危険性があります。
こうした災害関連死の一部ともいえる未治療死(※)を防ぐために、被災地全体を見渡した医療・保健体制をサポートすることが急務とされました。
空飛ぶ捜索医療団は、1月2日に現地入りすると総合病院に患者が集中して機能不全に陥ることを防ぐために、周辺の避難所を巡回する臨時診療所を開設。同時に各避難所の衛生環境を管理し指導等も行うことで感染症の発生や蔓延を抑え、災害関連死や未治療死を防ぐ対策を行ってきました。
※参考:JOURNAL #67 「首都直下地震と南海トラフ巨大地震発生時の未治療死~未治療死とは~」
「キャンピングカー」を活用し訪問診療を実施。モバイルファーマシーとも連携。

珠洲市の避難所に指定されている学校を巡回する臨時診療では、校内の限られたスペースを借りて診療を行っています。しかし、一部避難所では教室や保健室を借りることができず、避難所内の生活スペースに開設したり、廊下をパーテーションなどで間仕切りをして診療するなど、十分なプライバシーを確保できない臨時診療所もありました。そこで活用したのが、キャンピングカーによる臨時診療所です。
車内を診療所にすることでプライバシーは守られ、さらにモバイルファーマシー(移動薬局車両)とも連携。医師と看護師に加え、薬剤師も帯同したカタチで診療を行うことで、医師の処方箋が必要な薬の処方・服薬指導等も可能になり、よりきめ細かい医療支援が可能になりました。

キャンピングカーを使った診療は、自由に場所を移動できることから柔軟な訪問診療が可能になります。物資や医療支援は、避難所を中心に届けられるため、車中泊で避難生活を続けられている方や、自宅避難者まで十分に届いていない地域が少なくありません。
この課題を解決するためにも、今後はキャンピングカーで支援が行き届いていない地域を訪問し、医療を提供していくことも検討しています。
モバイルクリニック「医療コンテナ」の活用

現在、1.5次、2次避難が進み、珠洲市内の避難者は減少傾向にありますが、自宅避難者を含め、各避難所には珠洲市に残ることを選択した被災者がまだ多く生活しています。臨時診療には体調不良等を訴える方をはじめ、長期におよぶ避難生活が影響し「血圧高値」の症状がみられる患者さんも増えてきています。
地域の医療体制が再開するには、まだまだ時間がかかることが予想されるなか、臨時診療は重要な医療支援の役割を担っています。各学校が再開する一方で今後も数か月単位での避難生活が続く可能性があることから、空飛ぶ捜索医療団では継続的な医療支援を行うために、市と県、さらに厚生労働省とも連携し、「モバイルクリニック(医療用コンテナ)」を導入しました。

モバイルクリニックが設置された避難所では、これまで廊下を間切りして診療を行っていましたが、プライベートの空間をしっかりと確保し、診療所の機能を兼ね備えた医療コンテナを設置することで、患者さんにとってより安心して診療を受けてもらえる環境が整いました。すでに1月20日から臨時診療所として利用されています。
また、診療場所を固定して行う定点診療を行うことで、避難所にいる方々だけでなく、広く地域周辺の被災者の医療ニーズにも対応していくことができるようになります。被災した周辺のクリニックとも連携し、地域全体の医療の再生を考えサポートしていくことが、災害関連死や未治療死を防ぐことにもつながると考えています。
夜間診療も医療コンテナを活用
また、医療コンテナは暖房設備も完備しているため、夜間診療などにも有用です。
発災から約3週間が過ぎた現在、学校が再開し、仕事に復帰される方が増えてきていることから、午前中や昼間に診療所に行くことができないといった声も増えてきました。空飛ぶ捜索医療団の医療支援チームでは、こうしたニーズにも柔軟に応えるために夜間診療を実施してきましたが、気温が一気に下がる夜間診療を学校の廊下で行うのは患者さんにとって負担のかかる環境でしたが、今後は暖かい医療コンテナ内で受診できるようになります。
試行錯誤を繰り返しながら一人でも多くの患者を診る環境をつくっていく。空飛ぶ捜索医療団は今後も地域医療のサポートを、その地域で生活している方々の細かいニーズを聞き取りながら医療支援を続けていきます。
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