プロジェクト概要

ろ過装置自体の負担とフィルターなどの劣化も軽減し、より多くの方に、いつまでも安定的に利用していただく為に必要な下処理の費用を第2目標とさせていただきました。引き続き応援お願い致します。

 

11月29日、皆様のお力添えで無事目標額を達成することができました。初めての挑戦で開始当初は達成できるか不安でしたが皆様から寄せられる支援や応援メッセージに励まされ、すごく元気をいただきました。


直接支援金をご持参下さいました方からも、当時の思いや、改めて当時の感謝そして何より勇気付けられる激励をいただきましたこと本当にありがとうございました。

 

目標達成後も沢山の方から激励の言葉や引き続き支援のご要望を受けまして、せっかく設置するろ過装置を長く使っていけるようにするために、目標額を80万円に再度設定させていただきます。

 

これから集まったご支援は、ろ過装置の下処理を行う設備に当てたいと考えております。この下処理を行うことでろ過装置自体の負担とフィルターなどの劣化も軽減できます。より多くの方に、いつまでも安定的に利用していただく為にも必要な下処理になります。

 

多くの方に支えられて目標額を達成することが出来ました事改めて本当にありがとうございました。今回第二目標を設定させていただきますことで改めまして皆様に再度ご支援とご協力のお願いをさせていただくことになりますが、何卒ご理解いただき引き続きの応援宜しくお願いいたします。

 

12月4日追記

平田智也

 

 

紀伊半島大水害の断水を教訓に。

もしもの時に備えて、必要なだけ飲み水が確保できるようにしたい!

 

はじめまして、平田智也と申します。三重県との県境に位置する和歌山県新宮市で、家業の豆腐製造業を営んでおります。災害時に飲み水を確保するための井戸水ろ過装置の購入のご支援をみなさまにお願いしたいと思い、プロジェクトを立ち上げました。

 

ご記憶にある方もいらっしゃるかもしれませんが、2011年の紀伊半島大水害で和歌山県は大きな被害を受け、多くの人命や家が失われました。さらに追い打ちをかけたのが、市の水道機能が麻痺してしまったことです。飲み水はおろか、生活に必要な水が一切ない状態でした。

 

幸い私のもとには、事業で使っている井戸がありました。「何かできることがないか」そんな思いでトラックいっぱいに水を積み込んで近所を回り、また、井戸も24時間開放しました。水を汲みに来た方はみなさん感謝してくださいましたが、いつまたこのような状況に直面するかわかりません。

 

そこで災害が起こった時のために、井戸水をいつでも飲める状態にしておけるよう、井戸水のろ過装置を設置します。みなさまのお力と、温かいご支援をいただけないでしょうか。

 

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和歌山県新宮市の様子

 

 

災害により発生した、突然の断水。

「水」を手に入れたときのみなさんの喜ぶ顔が、今でも忘れられません。

 

2011年8月30日。

四国から中国地方を縦断した台風12号の影響により、和歌山県では県南部を中心に激しい雨に見舞われました。約6日間降り続いた雨により、多くの人命が奪われ、おびただしい数の家屋が倒壊し、台風が去ったあとの景色は一変していました。

 

それに輪をかけて人々を苦しめたのが、市の水道事業が被災し、市内全域の水道が数日に渡って断水してしまったことでした。たとえば、引っ越しや工事の際に数時間ほど水が使えないということは、みなさんにも経験があると思います。そのたった数時間でも、トイレが流せない、料理ができないなど、さまざまな不便を感じると思います。

 

これが数日間、しかも復旧の見込みすら立たない中で続いたら、どうでしょうか。さらに大災害が起きた後です。浸水の後片付けをしたくても水がない。疲れた身体を癒すためにお風呂に入りたくてもお湯を張ることすらできない。「水」という当たり前のものがないことで、日常生活を続けることが、ものすごく難しいことになってしまいました。

 

水害直後の様子。浸水によって多くの家が被害を受けました。

 

こうした状況を目の当たりにして、居ても立ってもいられなくなった私は、トラックに積めるだけの水を積み込み、近所に配って周りました。さらに、事業用に使っている井戸を開放し、「必要であれば水はいくらでもあります」という情報を流しました。

 

実は、市内にはたくさんの井戸があります。しかしその多くは、昔ながらの手漕ぎポンプで、しかも長年使われていなかったため、きれいな水を得ることは期待できません。

 

その結果、朝も夜も関係なく、小さなお子さんからご高齢の方まで、たくさんの方が私たちの井戸の前に行列をつくり、水を汲んでいかれました。私自身も事業を休業して水汲みのお手伝いをさせていただきましたが、水を手に入れることができて喜びに溢れたみなさんの顔は、今でも忘れられません。それほどまでに、人々にとって「水」は欠かせないものだということなのでしょう。

 

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土砂崩れも起き、多くの方が被害にあいました

 

 

災害時も日常も、井戸水を飲み水としてご利用いただけるよう、

井戸水のろ過装置を設置します。

 

天災により自分の暮らす街が被災地となってしまうことは、誰もが想像していないと思います。私自身、これまで49年間生きてきて初めてのことでした。ですが、天災はいつ起こるかわかりません。だからこそ「備えあれば憂いなし」の言葉通り、備えておくことが大切なのだと思います。

 

そこで6年前の教訓を活かして、もしもの時のために飲み水を確保できる井戸水のろ過装置を購入いたします。

 

実は、災害の復旧直後から井戸を2本新設したり、事業用のろ過装置の設置などは進めていて、生活用水については確保ができています。しかし、災害時に活躍してくれた井戸の水質が変わってしまい、飲み水としては使うことができなくなってしまいました。そこで、井戸水のろ過装置が必要になったというわけです。

 

水は公共のものなのだから行政に任せる、という考え方もあると思います。しかし、小さな市とはいえ、数万人が数日間暮らせるだけの水を備蓄しておくのは物理的にも財政的にも難しいと思います。備えておくといっても限界があり、断水時に給水車を手配するのが精一杯だと思います。だからこそ、個人や地域でも備えておくことが大事なのです。

 

井戸水のろ過装置は、災害時だけでなく、日常でも地域のみなさんに無料で使っていただけるようにしたいと考えています。今回のプロジェクトにご賛同いただきましたみなさまからご支援いただきました大切な資金を無駄にしないよう、定期的なメンテナンスは私が責任をもって行います。こうすることで半永久的に使い続けることができます。

 

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購入予定のろ過装置です

 

 

私たち被災地が学んだ教訓や行っている取り組みが、

みなさまの暮らす地域でも生かされることを願っています。

 

近年、全国各地で異常気象が頻発し、大きな被害が出たと耳にすることが増えてきました。台風や大雨による水害に限らず、猛暑や地震などの天災は、いつ何時、人を襲うかわかりません。つまり、誰もが被害に遭う可能性があるということです。

 

自分自身が被災して目の前が真っ暗になった時、人は、我先にと自分のことだけを考えてしまいがちです。それは、私も同じです。だからこそ、こうした時に助けられたことは、人は決して忘れませんし、忘れてはならないのだと思います。

 

6年前の水害では、みんなが本当にたいへんな苦労をしましたが、困難をともに乗り越えたことで私自身も人の心をというものを学び、井戸やろ過装置を設置するといった行動を起こすという気持ちに繋がりました。

 

今、この瞬間にも、さまざまな天災により被害に遭われている方は、たくさんおられます。私たちの被災地としての教訓をたくさんの方々に知っていただくことで、ご自身の暮らす地域でも他人事ではなく、災害の被災地になる可能性があることをご理解いただき、同様のプロジェクトが全国的に広がればと考えております。

 

明日は我が身という気持ちで、ご理解、ご支援いただけたら幸いでございます。そして今後、またどこかで同様のプロジェクトが立ち上がった際は、ぜひ一度内容をご覧いただければと思います。もちろん私も、支援する側になって支援していただきました方々への恩返しをしたいと思います。たくさんの方からのご支援お待ちしております。よろしくお願いいたします。

 

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復旧作業の様子

 

 


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