みまもり隊50名募集！子供達が世界の楽器に触れられる場をつくりたい

2021年12月、「子ども活動室」がオープンして2ヶ月が経った頃、ワークショップなどイベントがない日は誰もこないようになりました。

「どうすれば、子どもたちに知ってもらえるのか。」
「どうしたら、気軽に遊びにきていい安心な場所であることを伝えることができるのか。」

子どもたちにとっての安心・安全は、保護者の理解があるかどうかも大きく影響します。

しかし、コロナ禍ということもあり、人との接点をつくる機会は限られ、どのように接点をつくっていけばいいのか悩んでいました。

そんなとき、江戸川区で子ども食堂やフードパントリーなどを運営しているNPO法人らいおんはーとの及川さんに相談しました。

及川さんが運営している「365日子ども食堂」は、毎日子どもたちで賑わい、食を中心に子どもたち同士が交流し、さまざまなことを自然に学べる場にもなっています。

及川さんに相談したところ、「子育て世帯向けにフードパントリーをやってみてはどうかな？」というアドバイスをいただきました。

トッピングイーストがフードパントリーをやるなら、音楽とアートをふんだんに取り入れて、親子で楽しめる空間にしたい！

そんな楽しい空間をイメージしながら、「フードパントリー」に挑戦しました。

フードパントリーの立ち上げでは、及川さんはじめ、らいおんはーとの皆さんにサポートいただき、

当日はDJダンボールさんとアートセラピストの角田さんにも協力いただき、初めての試みにもかかわらず、当日は大盛況の満員御礼！たくさんのご家族が遊びにきてくれました。

これをきっかけに、DJとアートセラピーは定番となり、回数を重ねるごとに、この空間を楽しみにしてきてくれるご家族も増え、今では毎月恒例のイベントになりました。

食料品の無料配布だけでなく、世界中のさまざまな音楽を聴きながら、みんなでひとつの絵を描いたり、作品をつくったり、音楽とアートが楽しめるパーティーとして、毎月たくさんのご家族が遊びにきてくれています。

そしてフードパントリーでは、子ども同士、保護者同士がそれぞれ日常を抜け出してホッと一息できるよう、参加者・スタッフ関係なく、ゆるやかに交流できる時間を大切にしてきたことで、イベントのない日にも遊びにきてくれるご家族や子どもたちが少しずつ増えてきました。

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●NPO法人「らいおんはーと」理事長・及川信之さんからのコメント

数年前に初めて清宮理事長とお会いしてお話をさせていただきました。地元愛に溢れ、地域や子どもたちの為に頑張るその姿に感銘いたしました。

音楽とアートで子どもと地域をつなぎ、誰もが気軽に立ち寄れるみんなの居場所にしたい、力強く言った清宮理事長はまさに有言実行の人。

ふだん音楽やアートに触れる機会のないご家庭に体験の場を届けること、そして、子どもたちに食の支援をしたいとスタートされたフードパントリーに少しだけ関わらせていただきましたが、理事長だけでは無くまわりのスタッフや応援する仲間のこの活動に対しての思いの強さに感動しました。

フードパントリーにもお邪魔させていただきましたが、皆さんとても明るく、利用される親御さんも子どもを含めて楽しい時間を過ごしていました。

一歩そこに足を踏み入れるとアートな空間で心地良い音楽が流れ、子どもたちは芸術に触れ、大人たちは初めて会っても自然と会話を交わす。
食料品の袋を抱えて帰る頃にはみんな笑顔になっています。

「また来たい」

誰もがそう思うトッピングイーストの温かい場所へ是非一度足を運んでみて下さい。
同じく子どもたちの成長を見守る者として、仲間として清宮理事長たちの心豊かな町づくりを応援しています！

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2021年にオープンしてから2023年3月までに、こども活動室、ワークショップ、フードパントリーを通じて、延べ640名が遊びにきてくれました。