2023年北照ワインプロジェクト！高校生がワイン？！

 

 

みなさん、こんにちは！！北海道小樽市にある北照高等学校、2年生の京谷と3年生の干場です！！

 

北照高校は、普通コースとスポーツコースに分かれている全校生徒200人ほどの学校です。少人数で授業も受けやすく、分かりやすく丁寧に教えてくれる通いやすい学校です。特にスポーツ（部活動）に力を入れています！！

 

また、学校のプロジェクトとして「北照プロジェクト」というものを掲げており、「ふるさとを支える人材を小樽で育てる」ことを目的に取り組んでいます。

 

普通コースでは、授業の中で「北照ワイン（旅路）プロジェクト」というものに取り組んでいます！このクラウドファンディング活動は、そのプロジェクトの集大成としての活動であり、「北照ワイン」の販売活動でもあります。

 

 

 

 

北照高校で行なわれているプロジェクトの総称で、「ワインプロジェクト」、「キズナプロジェクト」、「アスリートプロジェクト」の3つのプロジェクトがあります。また、2022年からは三菱みらい育成財団の採択に選ばれており、その活動を校外からも認められています。

 

旅路というブドウを栽培・醸造しワインを造り、販売するための営業活動などの６次産業を体験し、「働くこと」を学ぶ「ワインプロジェクト」。ボランティア活動や地域を知り、関わりを深めながら「人との関係（キズナ）」とは何かを学ぶ「キズナプロジェクト」。スポーツコースの生徒たちが、日々の部活動で学び得た技術や知識を地域の方々に還元し、貢献することを目指す「アスリートプロジェクト」。これらを教育の柱として、現在北照高校では、ふるさとを支える人材の育成を目指しています。

 

「北照プロジェクト」は、2022年度から本格的に始動しました。

 

＜～活動で私たちが学んだこと～＞

・ビジネスマナーや礼儀作法を学ぶ事ができ、その大切さをより実感することができる。
・チーム全体の協働力が強くなった。
・返礼品の金額を一から自分たちで決めることがとても大変だった。しかし、その取り組みの中で、金額設定の難しさや仕組みに触れられることができ、将来に繋がると思った。

 

そして現在は、人数が少ない中ですが、〚 2・3年生含めた15人で協力して、生徒だけ 〛で作り上げて活動しています！！

 

私たちは、北照高校の土地で『旅路』というワイン用のブドウを栽培し（復活させ）、それを企業様を通じてワインに醸造、さらにクラウドファンディングを利用し販売活動をしています。

 

 

「旅路」とは、栽培しているブドウの品種です。（旧称：紅塩谷）この品種は、小樽の塩谷で生まれたブドウです。酸味は少なく果汁が多い、独特の風味が魅力のブドウです。さまざまな理由から小樽では栽培されなくなってしまったのですが、1967年に放映されたNHKドラマ「旅路」をきっかけにいつしか「旅路」と呼ばれるようになりました。現在は余市・仁木のみで栽培されています。   

 

 

最終的には、『 北照の旅路100％ 』ワインを作る！というのを目標に、その北照ワインを作るためにクラウドファンディングで資金を募っています。

 

 

 

 

なぜ高校生がワインを造っているのか。

 

皆さん、様々な疑問が浮かぶと思います。

 

きっかけは、学校の魅力を増やそうという「日常会話」からでした。小樽市も人口減少が続く中、他校との差別化を図り、なんとか多くの中学生に入学して欲しい。そんな想いから始まり、高校に求められている教育について当時の教員たちが考えていました。

 

そんな中、地元小樽で栽培されなくなった「旅路」というブドウ品種との出会いは、運命だったのかもしれません。

 

そして始まった北照ワイン（旅路）プロジェクト。

　

なぜ、私たち高校生がワインを作っているかというと、ブドウの栽培や収穫、ワインの製造、販売などの実践的活動を通し、6次産業を学ぶことで「働くこと」を体験して社会に出たときなどに即戦力となる力を身につけようとするものです。

 

数ある業種の中でなぜワインなのか。それは小樽で栽培されなくなった旅路を復活させるためです。また、北照ワインを売ることで地元貢献と地域活性化を兼ねています。

 

現在、新卒の早期離職が全国的に多いと言われています。これは小樽市内、本校の生徒たちも例外ではありません。また、札幌を就職の地とする若者も多く、地元・小樽離れが目立ち、このようなサイクルが地域の高齢化に拍車をかけています。

 

「就職」は人生の大きな選択であると同時に始まりです。しかし、社会では即戦力が求められ、学生たちは社会人へのステップにうまく適応できていないのが現実です。

 

それを少しでもなんとかするため、社会とは何か、求められるものは何か、それらをこの活動を通して実感して欲しいと思っています。

 

そして、高校生でも飲める「ジュース」ではなく「ワイン」である最大の理由は、醸成できることです。

 

ワインプロジェクトのゴールは、卒業ではなく、成人後の同窓会になります。

 

高校生として「働くこと」を体感し、卒業後に更なる経験を通し、同窓会で当時の仲間たちと自ら造ったワインを飲み交わす。

 

そんなことをゴールとして設定しています。

 

 

 

北照ワインを製造、また、各返礼品を作り、皆様のもとへお送りするには約100万円ほどの費用が必要となります。その他、手数料などのことを含めて目標金額を設定させてもらいました。

 

 

クラウドファンディングを利用することになった理由として、大きく３つほどあります。

 

・北照ワインを造るための醸造資金が足りないこと。
・クラウドファンディングを利用することで、プロジェクトの広告と宣伝に繋がること。
・北照ワインをより多くの方々に買って欲しいこと（販売方法がなかった）。

 

これらの理由で、クラウドファンディングを利用して、プロジェクト活動を進めていくことになりました。

 

 

そして、今年2023年は、2・3 年生の仲間たちが一緒に、昨年度より目標金額が低いのですが、達成できるように頑張ります！このプロジェクトを実行している、今年の2・3 年生は、天真爛漫な生徒です！！

 

このクラウドファンディングは、学校で取り組んでいる、キャリア教育という授業の一環として始めました。生徒主体で活動しています！！クラウドファンディングの成功は私達の活動の成功を意味します。そのためにも皆様からご支援いただき、クラウドファンディングの成功にお力添えいただきたいと思います。

 

どうぞよろしくお願いします！！！

 

今年は営業・広報の２チームに分かれて活動しています。

各チームの主な活動内容ですが、営業チームは、訪問先に行きワインを売り出しています。広報チームは、ウェブページの更新や資料の作成、ワインのラベル・ポスター・返礼品などのデザインをしています。

 

このプロジェクトで学び得た、「人への想いやり」や、「お互いに協力し支え合う」ことは、将来に役立つのはもちろんですが、今現在も使える大事なスキルです。

 

このプロジェクト、クラウドファンディングの成功に向けて、仲間たちと何度もぶつかりあって、話し合いを重ね、お互いのことや全体のことを考えて作り上げてきました。

 

少しずつでもスキルを磨くことで、一年後でも十年後でも、もっとうまく使えるようになると思います。 

 

 

 

 

このクラウドファンディングを通して、私たち生徒は、社会に進出した時の協調性や、積極的な行動力を身につけたいです。

 

働くことは時に辛く厳しい状況になることもありますが、そこを含めて北照【旅路】の知名度を広げて、もっとみんなに「愛されるワイン」にしていきたい！！そして、いつしか北照で収穫した旅路を使用し100％北照ワインを造ることを目指しています！！！

 

私達、生徒主体で作り上げてきたこのワインプロジェクト、皆様のご支援ご協力のおかげでここまで頑張ってくることができました。今年度もご支援ご協力をよろしくお願いします！！！

 

 

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20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。

酒類販売管理者標識
・販売場の名称及び所在地：

セブンイレブン小樽長橋店小樽市長橋３丁目２番１号
・酒類販売管理者の氏名：千葉　孝治
・酒類販売管理研修受講年月日：令和５年６月２２日
・次回研修の受講期限：令和８年６月２１日
研修実施団体名：小樽小売酒販組合

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