【第7弾】存続できなければ守れない。649匹の命を繋げるために

【第7弾】存続できなければ守れない。649匹の命を繋げるために

支援総額

4,555,000

目標金額 1,500,000円

支援者
339人
募集終了日
2023年2月3日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

最終目標600万円に向けて。
 

第一目標達成の御礼と

今後の目標について

 

皆様のご支援のお陰様をもちまして、1月6日に、第一目標金額である150万円を達成することができました。ここまでのご支援、ご声援、本当にありがとうございます。

 

応援コメントは、皆様の温かいお気持ちが溢れていました。これまで20年間の活動を頑張ってきてよかったと思うと同時に、今後の活動へのパワーを頂きました。

 

しかし、ページに記載がある通り、現在も毎日のように猫の引き取り依頼が入っています。昨年の同時期と比べてハーツのシェルターで暮らす猫は45匹も増え 、近いうちに20匹以上加わることも決まりました。

 

外で世話をする地域猫の数も昨年より40以上増えています。

そのため今年は運営や医療に必要な金額も増え、シェルターの新設も動き出しています。

 

本プロジェクトもこれまで同様、未達成の場合全額が返金となるAll or Nothingという仕組み上、まずは最低限必要な金額として150万円を第一目標に設定させていただきました。ここからは、最終目標として600万円の到達を目指します。

 

度重なるお願いをとても心苦しく感じるととともに不安でいっぱいですが、今回のクラウドファンディングは、前回までの第二シェルターの医療費500万円にプラスして第三、第四シェルター改装費の一部、100万円のご支援をお願いするしかないと考えました。

 

600万円の到達を目指して、どうか皆様のお力をお貸しください。最後まで、ご支援と拡散をお願い致します。

 

追記:2023/1/10
命にやさしいまちづくり ハーツ

 

 

 

はじめに

 

ハーツが発足して今年で20年。まだまだ「動物愛護」の言葉さえ耳にすることが少なかった時期に、のら猫問題は環境問題でもあると捉え、人と動物が共生する「命にやさしいまちづくり」を掲げ、4人でスタートしました。

 

気力と体力は溢れていましたが、知名度も資金もなく、それ以上に住民から理解を得られず、くじけそうになったことが何度もありました。その頃は「10年で東三河を変える」と本気で考えていて、周囲にも言い続けていましたが、メンバーが少し加わっただけで、10年で変わることはありませんでした。

 

動きが見えたのはまさに10年前。

「地域猫」の言葉が中央から少しずつ広がり、マスコミでも取り上げられるようになってからです。
 

しばらくして、良い意味でも、悪い意味でも突然の猫ブーム。ネットにブログを書き始め、少しずつメンバーが増え、寄付も集まるようになり、相談件数がうなぎ登りになりました。


それでもボランティアへの理解は低く「ボランティアなら全てタダでやるのは当たり前だ。そうでなければボランティアの看板なんか出すな」と怒鳴られたことも。その後ハーツが新聞やテレビに何度か取り上げられたこともあってか、相談者や里親になって下さった方たちからの口コミも広がってきました。

 

でも、本当の「命にやさしい社会」を見られるのは、あと10年かかると思います。しかし、それも難しいのかもしれません。シェルターが4カ所になり、外で世話をする猫も増え続けている今、私たちの心配は「終わりがないこと」です。

 

シェルターで過ごす猫たちの様子


この先どれだけ運営費が増えていくのかも分からないのが不安です。
でも猫たちを見捨てることは絶対にしません。

 

このクラウドファンディングの準備をしている最中に、また失神しそうな話を聞きました。
東三河のある地域では、いまだに「目が開いていない、生まれたばかりの子猫は崖から投げる」「大きくなった子猫は、そろそろ(首を)締めるか」と普通に話すそうです。

 

私たちはこの問題にも真剣に取り組んでいきます。

ハーツ にお力を貸してください。
ご理解とご支援を心からお願い致します。

 

東三河動物福祉の会
命にやさしいまちづくり ハーツ 代表
古橋幸子

 

▼まずは、こちらの動画をご覧ください▼

 

 

「捨て猫、のら猫、虐待、殺処分ゼロ」

を目指して

 

東三河動物福祉の会「命にやさしいまちづくりハーツ」では、愛知県の面積の約3分の1を占める東三河(豊橋、豊川、田原、蒲郡、新城の5市と豊根村の2町1村)のエリアで20年間活動してきました。

 

 

目標は「捨て猫、のら猫、虐待、殺処分ゼロ」です。

 

ハーツ は、のら猫の元である捨て猫をなくす啓発活動、外で暮らす飼い主のいない猫たちに不妊、去勢手術を施し、地域で人と共生していく「地域猫」の推進と実践など、不幸な命をなくしていく活動を行っています。


同時に、メンバーが活動現場で出会った重症のケガや病気の猫、老齢で余命の少ない猫などを保護している3カ所のシェルターの運営、地域猫の世話と管理。そして、保護猫の譲渡など、365日休むことなく動き回っています。

※…通常の猫の引き取りはしておりません

 

 

 

3カ所のシェルターで174匹を保護。
4カ所目を新設します。

 

8年前の雪の日、豊川市で山に近い、廃業した養鶏場に捨てられた猫30匹のうちの18匹を保護したのが、最初にシェルターを持ったきっかけでした。


30匹のうちの12匹は、野生動物に襲われたり、衰弱して既に死んでしまっていました。
まずはアパートの2階を借り、しばらくして平家の借家に移りました。


それから2年後、2階建ての一軒家を借りて改装し、第二シェルターを開設。そして2021年7月、岡崎市の多頭崩壊から引き取った猫38匹のため、臨時に借りたのが第三シェルターです。

 

現在は第一シェルター21匹、第二シェルター117匹、第三シェルター36匹の合計174匹がハーツのシェルターで暮らしています。昨年の今頃に比べて43匹も増えました。

 

この1年間、シェルターで看取った猫は12匹います。どのシェルターにも限界まで猫が入り、これ以上は管理面でも難しくなり、もう1カ所シェルターを増設せざるをえないと考えました。

 

 

第二シェルターには、お世話係の当番が日替わりで1日2回、午前と午後に通っています。

まずトイレの清掃から始まり、便や尿のチェックをして表に書き込みます。

 

フードの容器は、丁寧に洗って、それぞれの猫に合わせたフードを与えます。病気のある猫は個別に決められた療法食を間違えないように確認し、決められた量を食べさせるのも日課です。

 

投薬、目薬、皮下点滴、中には糖尿病で1日2回のインシュリン注射の猫もいます。1匹ずつ様子を見て、元気がなかったり、食欲がない、便や尿が出ていない、下痢している、尿の異常や量に異常がある、どこかに傷や皮膚に異変がある、などに気づけばすぐに医療担当者に連絡し、急ぐ場合は夜間や休診日などの時間外でも病院に走ります。


1回のお世話が最低でも4時間はかかるため、当番以外に都合のつく人が加わり、協力しあっています。
仕事を終えてからもシェルターに来て、猫たちの遊び相手になったり、ブラッシングや爪切りをしているメンバーもいます。


仕事や家庭があり、子育て、親の介護をしている人たちが、時間をやりくりしながら、猫たちのために懸命に動いているのです。

 

 

新設シェルターの改装費が莫大に。

 

毎日のように猫の引き取り依頼が入ります。高齢者の死亡、入院、施設入所、また猫を置いて引っ越していく人もいます。飼い猫やエサを与えられていたのら猫は生きていけなくなります。

 

これはすでに日本では社会問題化しています。

 

行政は飼い猫は有料で引き取りますが、のら猫には手を出しません。
引き取られた飼い猫も殺処分の可能性があります。

 

これを未然に防ぐ対策をしていないので、現場を見たボランティアの私たちは、泣きながらでも猫を守るしかありません。目の前で猫が衰弱し、死んでいくからです。

 

私たちにできることは、シェルターを増やすしかないのです。昨年岡崎市の多頭崩壊現場から引き取った38匹(現在は8匹)のために昨年7月に急遽借りた第三シェルターは、エアコンがあるだけで、猫仕様にはなっていないため改装が必要です。

 

第四シェルターの新設を決めて、場所探しをしていたところ、第三シェルターの大家さんが「上の階を使ったらどうか」と声をかけてくださり、有り難くお願いすることにしました。

 

2022年末までには2つのシェルターの改装を終えたかったのですが、日に日に資材が高騰し、予算がはるかにオーバーしてしまいました。それをなんとかしないとシェルターが頓挫してしまうことになります。

 

 

工務店からの最初の見積りはなんと750万円。とてもそんな費用は用意できるはずもなく、銀行からの借り入れも検討しましたが、相談段階で無理だと判明し、動きが止まってしまいました。

 

そこで今は、出来る限り費用を削るための検討と話し合いをしています。壁張りや、網戸の張り替え、簡単な造作は時間がかかっても、きれいにできなくても、手作業で自分たちでやります。

 

今回のクラウドファンディングは、前回までの第二シェルターの医療費500万円にプラスして第三、第四シェルター改装費の一部、100万円のご支援をお願いするしかないと考えました。

 

最終目標は600万円になってしまい、とても心苦しいのと不安でいっぱいですが、どうかお力添えを宜しくお願い致します。

 

 

|本プロジェクトの第一目標は150万円。最終目標600万円。

今回のプロジェクトでは、第二シェルターの運営費973万円のうちの医療費500万円と、シェルターの改装費の一部100万円の合計600万円が最終目標ですが、第一目標150万円からスタートさせていただきます。

 

<第二シェルターの運営費(2023年予定)>

・医療費 500万円
・フード、砂など 350万円
・家賃 36万円
・光熱費 35万円
・トイレ、ケージ、その他の備品 40万円
・清掃、消毒用品など 12万円

 

合計:973万円

 

シェルター見取り図:1階
シェルター見取り図:2階

 

 

ハーツ この1年に起こったこと

 

ハーツが発足して20年になる2022年は、予想を上回る多忙な年になりました。


地域猫の啓発と実践を主要な活動としているハーツが、電話やメールで受けた相談の数は、過去最高の950件になりました。直接、もしくは補助しながら不妊・去勢した猫の数も800匹を上回りました。

 

この1年の主な出来事

 

3月

田原市の公民館で、のら猫60匹の不妊・去勢手術を実施。
農家でエサを与えていた猫が増え続け、近くに動物病院がない場所であったことから、ハーツ が獣医に依頼し、三日間かけて地域住民と協力し、すべての猫を捕獲器で捕まえ、公民館で手術を行った。東三河初、ハーツも初めての経験である。住民の寄付で手術費用を捻出した。

 

● 5月

豊橋市内の民家が全焼。飼い猫10匹以上が死亡。屋外に逃げた猫の保護と周辺にいるのら猫を捕獲して、合計31匹の不妊・去勢手術も行った。

 

● 8月

長年、豊橋市に要請してきた動物愛護センターの設立が正式決定。2025年までには完成が予定されている。ハーツは、代表の古橋が審議協議会の委員として参加しているだけでなく、センター運営、ボランティアとの連携などに関する具体的な意見を出している。

 

● 9月

猫集団里親詐欺事件の一審判決が豊橋地方裁判所で敗訴。直ちに控訴を申し立てた。
2019年に起きた、豊橋市に住む女性5人による9匹の猫の里親詐欺事件。3年経つ今も猫の所在は不明。ハーツ は原告の男性を支援、サポートしている。
思いもよらぬ一審敗訴により直ちに控訴。猫たちのために戦い続ける。

豊橋市動物愛護デーに参加。のら猫問題解決のための「地域猫」や、遺棄、虐待が犯罪であることを知らせる「動物愛護法」の啓発リーフレットも作成し、配布した。

 

● 10月

「東三河の猫捨て場」と呼ばれる公園に捨てられていた子猫3匹を保護。チラシなどで情報を求めたところ、遺棄現場の目撃者が現れ、現在、豊川警察署が捜査中。

ハーツ としては、初めて猫の譲渡会を開催。今後は相談会や地域猫説明会なども併設していきたい。

 

● 11月

「東三河の猫捨て場」の公園トイレの汚物入れに子猫が捨てられる。衰弱していたため20日間の入院。元気になり、里親が見つかった。豊川警察署が捜査中。

田原市で、毒殺されたと思われる猫発見。10匹以上が死んだり、行方不明になっていた。
ハーツが現場で話を聞き、田原警察署に捜査を依頼し、田原市役所には市民向けに動物愛護法の周知を要望した。

 


 

今後の課題・取り組み

 

この1年、ハーツにとっての大きな負担は、昨年末に住人が逮捕され、自宅に置き去りにされた猫25匹の世話が加わったことです。1年が過ぎましたが、ハーツは猫の世話を継続しています。このケースの場合、行政や警察は対応ができないことも判明し、今後の大きな課題となっています。

 

また、東三河は全国有数の農業地帯で、畜産業者も多いです。とある方より、この畜産農家がのら猫に最小限のエサを与え、ネズミを取らせ、不妊・手術もしていない、との告発を受けました。これは以前からハーツが問題視していた日本の現状です。動物福祉の観点からも、行政も含めて全国の関係部署に問題提起をし、調査、改善を求めていく必要があります。

 

右上:動物愛護センターの完成イメージ図

 

 

シェルターを存続できなければ、

猫たちは生きていけません。

 

ハーツ の活動に公的な助成はなく、年間1,950万円(2022年予定)もの総運営費を、自らの手で調達しなければなりません。

 

メンバーが自宅で保護している多くの猫にかかる費用や、ガソリン代、交通費なども全て自己負担です。ハーツの活動に賛同してくださっている方々のご支援、メンバーの自己資金と、動物病院への支払いを分割にしてもらったり、時々借金をしながらの赤字運営です。


 今年はみるみるうちに、キャットフードや砂などの消耗品も3割近く高騰し、商品を求めて店を回ったり、ネットで少しでも安いところを探しています。備品のケージや捕獲器も価格が上昇し、不具合が出てきても、新しいものを購入することが難しくなってきています。

 

少し前からご支援の物資も大幅に減少したため、この苦境を乗り越えるできる限りの努力をしています。

 

2016年から6回、クラウドファンディングに挑戦させていただき、私たちの活動を理解してくださる方たちが増えました。この状況を心配してくださるメールも多く届いています。

 

皆様の支えがなければ、ハーツ はこれまで存続することすらできませんでした。
心から御礼申し上げます。

 

世界中が大変なことになっている中、弱い動物たちも苦しんでいて、シェルターで保護する猫は、ますます増え続けています。シェルターが存続できなければ、猫たちはどこにも行くところがなく、生きていくこともできません。


私たちは、絶対に絶対にギブアップ致しません。

 

愛知新聞の記者さまより掲載許諾済

 

少しでも収入を増やしたり、子猫やシェルターの成猫の譲渡を勧めようと、メンバーはスーパーや店舗に募金箱の設置をお願いしたり、チラシを貼らせてもらうなど、足繁く地域を動きまわっています。

 

シェルターのお世話係が撮った写真をもとに、ハーツスタンプも季節ごとに新作を出しています。
「可愛い、面白い」と多くの方が購入してくださいました。

 

 

 

ハーツ 日々の活動
昨年より86匹増えました。

 

ハーツメンバーとサポーターを合わせると48人。

ハーツ の活動の大きな1つは「捨て猫、のら猫、虐待、殺処分ゼロ」を目標に、飼い主のいない猫の手術をして、これ以上増えないようにし、エサや水を与え、トイレも備えて、地域住民と共生して一代限りの命で終わらせ、不幸な命を減らしていく「地域猫」の実践と啓発です。

 

24時間オープンにしている代表の携帯電話と、ハーツのブログやインスタグラムで「のら猫が増えて困っている」「猫のことで近所と揉めている」などと相談を受けると、現地に行き、状況把握をしてから、地域住人やエサやりさんと話をしたり、自治会に説明する、などを20年間、繰り返し繰り返し続けてきました。保健所と一緒に動いたり、警察と連携することも増えました。
 

また飼い猫の脱走相談があると、アドバイスして捕獲器を貸し出したり、ハーツのメンバーが現地に行き、チラシを配って何日も一緒に探すこともあります。

 

同時に、週の大半は、東三河のどこかで、朝昼夜を問わず捕獲器で猫を捕まえ、手術に連れて行き、リターンする作業をしています。


泣いたり笑ったりのそんな日々をハーツのブログに綴っていますので、ぜひご覧ください。

 

 

▲ハーツのブログはこちらから

 

もう一つが「保護猫」と「世話猫」です。


メンバーが活動中に出会った命に関わる病気やケガ、そして高齢で看取りの必要な猫など、見過ごすことのできない猫たちの保護と世話、管理をしています。これにメンバーが自宅で保護している猫を合わせると現在は649匹にもなり、昨年より86匹増えています。

 

▼保護猫について

ハーツがメンバーの自宅やシェルターで保護をしているのが保護猫です。メンバーはそれぞれ自宅で1匹から40匹ほどの猫を保護しており、合計すると281匹にもなります。


豊橋市内に設けた3ヵ所のシェルターの保護猫数が174匹。別に在宅サポーターに、体調を注意しなければいけない子猫を中心に自宅で預かりをお願いしていますが、今年は譲渡が順調だった結果、24匹になりました。現在保護猫の合計数は479匹です。

 

 


 

▼世話猫について

外で暮らす手術済みの猫たちのことで「猫捨て場」と呼ばれている3ヵ所の公園を含む6ヵ所に、毎日フードと水を運んで、世話と管理をしています。その猫の総数が170匹です。今年1月と春、豊橋市内で2カ所が加わり、昨年よりちょうど50匹増えました。


高齢者の入院、死亡、施設入所などで、エサを与えられなくなったり、殺処分寸前だった猫も引き受けざるをえませんでした。世話をしている現場に新たに猫が捨てられることもありますが、すぐに不妊・去勢をします。体調の悪い猫は入院、治療の後、元の場所に戻せない状態なら、シェルターで保護します。

 

ハーツのメンバーは、主に昼夜を問わず不妊・去勢手術や保護で動く「地域猫組」と、シェルターの保護猫や外で暮らす手術済みの猫の世話をする「お世話組」、獣医さんと専門的な対応ができる「医療班」と呼ばれる人、そしてその全てに関わっているメンバーが複数います。
 

 

2002年の会の創立時から20年間でハーツが関わった猫の不妊・去勢手術の総数は6200匹、活動中にメンバーが保護した成猫と子猫は2740匹、譲渡数は2130匹になりました。

 

ハーツ活動の原点

〜東三河に残る「猫捨て場」〜

 

44年前、豊橋市に移り住んだ私が驚いたのがのら猫の多さ、そして衝撃だったのは初めて耳にした「猫捨て場」という言葉です。
 
昔からいらなくなった飼い猫や、のら猫が産んだ子猫などが、当たり前のように捨てられていたというのです。他にも、川に流す習慣もあったと聞き、呆然としました。20カ所近くあったそうですが、今は数も減り「猫捨て場」の名称を知らない若い人も増えました。
 
しかし、この風習はなくなったわけではありません。今も「猫捨て場」は複数存在していて、その一つが非常に広い県営公園で、25年近く前に愛知県が管理をほぼ放棄したので、荒れ放題、薬物取引や、自殺、強姦事件もありました。
 
ハーツは9年前に120匹の猫の手術をし、その時だけで57匹をメンバーの自宅に保護。24匹を譲渡しています。
 
その後もハーツがどれだけ不妊・去勢手術をしても、自宅やシェルターに引き取っても、猫は捨てられ続け、昨年よりは減ってきていますが、今も70匹位と思われる猫たちが、住宅地から離れた、真水もない、冬は海からの冷たい風が吹き荒んでも、隠れる建物もない過酷な場所で暮らしています。
 
9年間、ハーツのメンバーは雨の日も雪の日も欠かさず、ドライフードと缶詰、水を背負って公園を歩き、雨風を防ぐために設置した70個の大小ボックスを管理しています。「猫が捨てられた」と情報が入ると早朝も夜も関係なく、捕獲器を持って駆けつけ、何時間も粘ります。病気やケガの猫はフードに薬を混ぜて与えるだけでなく、症状次第で病院にも連れて行きます。できることならシェルターや自宅に保護してあげたい、でもスペースには限りがあります。

 

今年の秋も連続して子猫が捨てられました。これらの子猫たちは保護し、いずれも病院で治療、検査の後、里親さんが見つかりました。警察が捜査しています。


そして、11月末には高齢猫の遺棄がありました。飼い猫を捨てた可能性があります。
白黒ハチワレの猫は悲しい目をしていました。現在はハーツのシェルターで暮らしています。

 

 

 

応援メッセージのご紹介

 

|大河さやか さん(一般社団法人あにまるあいず 代表)

ハーツさんとともに、愛知県東三河地方を拠点に活動しています。

 

ハーツさんと知り合ったのは、約17年前です。私と家族が猫を保護し、里親探しに困っていたところ、相談したのがきっかけでした。そのご縁から、TNRや里親さん宅に猫をお届けするなど現場に同行し、活動について学ばさせていただきました。
 

ハーツさんは、その当時から、保護しなければいけない猫がいればすぐに駆けつけ、猫に家族をみつけ、もちろんTNRも行い、昼夜問わず、猫のために活動されていました。当時からお忙しかったですが、今では更に保護猫が増え、事案も増えて、忙しさは増すばかりです。

 

ハーツさんからは、「ただただ猫たちを助けたい」という気持ちが伝わります。寝る時間を削り、食事を満足にとれない日もあり、自分の生活よりも猫たちのことが優先です。相手がどのような方であっても、時間をかけて話をし、猫たちのことを理解してもらう努力を惜しみません。

 

こんなに忙しく、そして真っ直ぐな思いで活動している団体さんを他に知りません。「東奔西走」「謹厳実直」を兼ね備えている団体さんです。

 

どうか、今いるたくさんの猫たち、これから保護することになるであろう猫たちのために、ご支援をお願いします。

 

|シャディ さん(シャディ保護猫ハウス)

私がハーツさんに出会ったのは5年程前です。
その時から300匹の猫を抱え、与えるフードにも困っていました。
そんな私を助けてくれたハーツさん。
それからずっと何かと心配してくれて助けてくれます。
ご自身達も大変なのに。私のことを心配してくれるハーツさん。
どうか皆様、クラウドファンディング目標達成できますように心からお願いします。

 


ご留意事項

※ご支援の前に、利用規約(https://legal.readyfor.jp/guidelines/others/terms_of_service/)を必ずご一読ください。

 

※第一目標金額の達成後、ご支援確定後の返金やキャンセルはご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。


※支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。

プロジェクト実行責任者:
古橋幸子(東三河動物福祉の会ハーツ)
プロジェクト実施完了日:
2023年11月30日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

「東三河動物福祉の会ハーツ」第二シェルターの猫の2023年5月〜11月の医療費の援助

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額の対応は、その他の寄付と自己資金で賄う予定です。

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プロフィール

「捨て猫、野良猫、虐待、殺処分ゼロ」を目標に愛知県東三河で活動しています。ブログを毎日更新。「ハーツ 猫」で検索を。

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リターン

3,000+システム利用料


ハーツ活動応援コース3000

ハーツ活動応援コース3000

心を込めた感謝のメールをお送りします!
手数料を差し引いた全額を、第二シェルターの猫たちの医療費と第三、第四シェルター改装費の一部に充てさせていただきます。

支援者
79人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

5,000+システム利用料


ハーツ活動応援コース5000

ハーツ活動応援コース5000

心を込めた感謝のメールをお送りします!
手数料を差し引いた全額を、第二シェルターの猫たちの医療費と第三、第四シェルター改装費の一部に充てさせていただきます。

支援者
85人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

5,000+システム利用料


保護した猫たちの可愛い写真付きお手紙コース5000

保護した猫たちの可愛い写真付きお手紙コース5000

今までのご支援で保護できた猫たちの可愛い写真をお手紙とセットでお届けします。

支援者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

10,000+システム利用料


ハーツ活動応援コース10000

ハーツ活動応援コース10000

心を込めた感謝のメールをお送りします!
手数料を差し引いた全額を、第二シェルターの猫たちの医療費と第三、第四シェルター改装費の一部に充てさせていただきます。

支援者
122人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

10,000+システム利用料


保護した猫たちの可愛い写真付きお手紙コース10000

保護した猫たちの可愛い写真付きお手紙コース10000

今までのご支援で保護できた猫たちの可愛い写真をお礼のお手紙とセットでお届けします。

支援者
8人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

30,000+システム利用料


ハーツ活動応援コース30000

ハーツ活動応援コース30000

心を込めた感謝のメールをお送りします!
手数料を差し引いた全額を、第二シェルターの猫たちの医療費と第三、第四シェルター改装費の一部に充てさせていただきます。

支援者
23人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

30,000+システム利用料


保護した猫たちの可愛いポストカード付きお手紙コース30000

保護した猫たちの可愛いポストカード付きお手紙コース30000

今までのご支援で保護できた猫たちのポストカードをお礼のお手紙とセットでお届けします。

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年5月

50,000+システム利用料


ハーツ活動応援コース50000

ハーツ活動応援コース50000

心を込めた感謝のメールをお送りします!
手数料を差し引いた全額を、第二シェルターの猫たちの医療費と第三、第四シェルター改装費の一部に充てさせていただきます。

支援者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

50,000+システム利用料


保護した猫たちのポストカードとステッカー付きお手紙コース50000

保護した猫たちのポストカードとステッカー付きお手紙コース50000

今までのご支援で保護できた猫たちのポストカードとステッカーをお礼のお手紙とセットでお届けします。

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年5月

100,000+システム利用料


ハーツ活動応援コース100000

ハーツ活動応援コース100000

心を込めた感謝のメールをお送りします!
手数料を差し引いた全額を、第二シェルターの猫たちの医療費と第三、第四シェルター改装費の一部に充てさせていただきます。

支援者
8人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

100,000+システム利用料


シェルターの猫たちを撮影した特製アルバム100000

シェルターの猫たちを撮影した特製アルバム100000

シェルターの可愛い猫たちを撮影した特製アルバムをお礼のお手紙とセットでお届けします。

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年5月

プロフィール

「捨て猫、野良猫、虐待、殺処分ゼロ」を目標に愛知県東三河で活動しています。ブログを毎日更新。「ハーツ 猫」で検索を。

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