第6回阿波人形浄瑠璃奈良東大寺公演は、満席で開催しました!
令和4年9月5日にスタートした「阿波人形浄瑠璃奈良東大寺公演を続けたい~奈良徳島県人会」のプロジェクトは、目標は100万円でしたが、全国124名の方からの心温まるご支援のおかげで、120%を越える達成率となりました。
初めての取り組みでしたが、皆様からの大きな後押しに、会員達がどれほど大きな勇気をいただいたことでしょう。
貴重な支援金は、システム使用料、返礼品の購入や発送代などを差し引くと65万円ほどが手元に残りました。
そのうち本事業の開催に必要な会場費139,000円、パンフレットなどの印刷費に100,000円、それに徳島からの人形関係者の交通費や宿泊代などの費用の一部に使わせていただくことができました。本当にありがとうございました。
ご指定をいただいた奈良と徳島の返礼品も、すべて11月末日までにはお手元に届くように発送を終えることができました。
今週12月4日(日)、奈良市の東大寺総合文化センター「金鐘ホール」は、300名のお客様で満席となりました。
徳島県から酒池由幸副知事様はじめ多くの皆様が駆けつけて下さったほか、全国各地から多くのお客様がお越しになりました。東大寺の橋村公英管長様のお姿もありました。
竹内雅代(太夫)、鶴澤友輔(三味線)の両師匠と「青年座」「ポラリス座」ほか総勢19名をお迎えして、熱気あふれる2時間の舞台公演を開催することができました。
五穀豊穣、家内安全…人びとの安らかで幸せな暮らしを祈る阿波人形浄瑠璃が、舞台いっぱいに演じられ、会場は出演者と観客が一体となり、大きな盛り上がりをみせました。
また、来週13日(火)には地元の奈良大学で、学生や学校関係者を対象に「阿波人形浄瑠璃の体験講義」が初めて開かれます。「若い人達にも、生活に根ざした伝統文化を体験してもらおう」と、奈良大学が初めて企画したもので、徳島から竹本友和嘉師匠と佐藤憲治県立阿波十郎兵衛屋敷館長を招聘、実演を交えた90分の特別授業を行います。
奈良で大きな広がりを見せている重要無形民俗文化財「阿波人形浄瑠璃」。
これからも奈良東大寺で定期公演を続けたい。そして全国に向かって発信したい。
それが私たち奈良徳島県人会の夢なのです。
皆様方におかれましては、今後とも温かく見守っていただきますようお願い申し上げ、御礼とご報告にさせていただきます。