「ひざかけ」と言えば冬、まさに今が旬のアイテムなのですが、
男性はそもそも使ったことがない、必要ない
という方も多いのではないでしょうか?

冷房の効いたオフィスで働く女性にとっては「夏」もひざかけは必要なものです。
そして、車いすで生活する人にとっては…
一年中あってよいものと言えるかもしれません。


寒い冬、外に出て「あ~寒い!」と足踏みをしたり、体を動かしたりしていると身体がポカポカしてきますよね?
実はそれができないのが車椅子生活なのです。

 


※写真は電動車椅子、大振りなので室内兼用にできず、
あまり使うことがなく返却してしまった。

 

我が家ではどんな様子だったかというと、
座りっぱなしで動くことが減ると

まず筋力が落ちました。
血流が悪くなって冷え性になりました。
冷えるとトイレが近くなったり、お腹を壊しやすくなったりしました。
ひざがまっすぐ伸びなくなりました。

ですから春、公園にお散歩に行く、病院に行く、
そんな時も足元の防寒は必須でした。
使い捨てカイロは夏場店頭から無くなるので買い置きしていました。

反対に病院や施設はいつも暖かいので、冬でも薄着で大丈夫です。

健康な時の常識がぐるりと180度回転しているのです。

 

 

春の爽やかな雰囲気の街に出かける時、
いかにも暖かそうなひざかけを掛けていたら周りの人は
何となく不思議に感じて注目します。

 

 

同じ注目されるなら

 

「まぁ、素敵なひざかけを使っているのですね、初めて見たわ」と思われたい。

 

私はそんな風に考えました。
つまり、受け止められ方を180度回転させたいなと思ったのです。

 

 

車椅子を押していると視界は広々としています。

 

祖母の「つむじ」は良く見えます。


でも顔は見えません。

 

ちょっと覗き込むとひざの上は見えます。

 

お腹周りは見えません。

 

そして足元も見えません。

 

見るためにはしっかりと回り込んで覗かないとだめです。

 

お散歩の途中で、何度も覗き込むことになります。

 

何故かというと、
暖かい大判のひざかけが時々滑り落ちるからです。
そして足元にある小さな車輪に触れたり、巻き込まれたりしてしまうからです。

そのたびに整え直し、気を取り直し春の散歩を続けます。

 

楽しいけれど、もしも覗き込む回数が10分の1に減ったら?

 

もっと祖母とのおしゃべりを満喫できたと思います。

 

そしてもっと気軽にお散歩に出かけたのではないかと思います。

 

裏は温かい素材で、表は清涼感のある素材で、落ちにくい工夫、
洗いやすい工夫、持ち運びやすい工夫…




沢山の実用的な工夫を凝らした「お洒落なひざかけ」をご紹介することで
療養生活の困りごとの本質が広く社会に伝わるといいな。

という想いから、
カヴァーリングLABOのアイデアストックの中でも
ひざかけにスポットを当ててオリジナル商品化して行くことにしました。

 

スカート・ブランケットはヒット商品になると思います。
沢山売れたら儲かって新しい商品が作れます。

多くの人の心を満たします。

だから必ず成功させたい。

 

同時に、

こうした豆知識が商品と一緒に広まることで、

成熟した高齢社会になるといいなと思っています。

 

沢山の医療福祉政策の中で常に後回しになる市民啓発、市民教育。

そして市民は準備不足のまま介護に直面する。

専門家からは賢い選択ができない市民、と言われてしまう。

 

私はそんな悪循環を変えたいなと思います。

市民は十分賢いし、いつも大切な家族や友人や隣人のために
準備しておきたいと思っているのだから。

 

 

 

 

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