このクラウドファンディングは達成しませんでした。支援予約はすべてキャンセルとなります。銀行振込みにより支援を行った方には、当社より返金が行われます。

乳がん、がん手術前,後撮影〈いまのあなた〉を美しく残します

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支援総額

288,000

目標金額 370,000円

支援者
42人
募集終了日
2023年11月30日

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2023年10月24日 21:10

誰にもその怒りをぶつけることができない

残り37日となりました。少し焦っています。クラウドファンディングというものを理解せずにスタートしてしまったのも少し勉強不足だったなと反省があります。サイトによって違うのですがこのサイトの場合は達成しない限りご支援いただいた方へ返金になってしまします。ある方はそのまま使って欲しかったという言葉もいただきその条件とかをもっと重視すればよかったかもと...でも仕方ありません!!頑張ります。

 

さてインタビューさせていただいたCさんのお話です。

 

乳がんを初期で見つけれなかったり、あの時再度病院に行けば、違う検査をすればとか悔やんだりしても誰にもその怒りをぶつけることができません。その怒りを自分の中で消化するしかない...

Cさんもそのお話が印象的でした。

 

 

 

いまのわたしものがたり

Vol.02 二度の乳がんを体験Cさんの場合

 

乳がんになった彼女は、どのような気持ちになって、どのような決断をしたのか? 時差で二度の乳がんを体験したCさんの物語です。

 

身近にモデルがいたから、安心できた。

 

 

タイ式ヨガは、わたしにとってなくてはならないもの。

 

今日はヨガの衣装で撮影しました。〈自分らしい姿ってなんだろう?〉と考えたら、わたしはやっぱりヨガ。いろいろなポーズで撮影できて、うれしかったです。

 

わたしがやっているのは「ルーシーダットン」というタイ式ヨガ。バランスのとれたシンメトリーなカラダをつくるもので、日本で主流のインド式とは少し目的が異なります。もともとはインド式を習っていて、インストラクターの資格も取得。定年退職後に教えられたらいいかなと考えていたところ、ルーシーダットンと出会いました。ひとつひとつのポーズはインド式より地味だけれど、「果物を運ぶ仙人」や「風でしなる木をまねる仙人」などポーズの名前はユニーク。すごくおもしろくて、ヨガなのに笑いながら行っていました。そこからインストラクター資格を獲得し、今は仕事が終わった平日の夜や土曜日に教えています。会社勤めをしながらレッスンをもつのはで大変です。でも、みんなといっしょにポーズをとることはただ楽しいし、やっているときは〈無〉になれます。仕事のストレスもすっかりリセットされるから、週明けに気持ちよく出社できる。わたしにとって、なくはならない大切なものです。

 

 気軽に検査を受けただけなのに、「えらいことになったなぁ」。

 

最初の乳がんが見つかったのは、20223月です。マンモグラフィとエコーの検査を申し込んで受検したら、エコーのときに検査技師さんがやたらと左胸のあたりをグリグリとしている。「なんだ? なんだ?」と思っていたら、技師に呼ばれた先生から「ちょっと怪しいから、このあと時間ある?」と聞かれて、その日のうちに針生検(組織診)を受けました。生検は痛かったですね。大きなホッチキスみたいな音がして、バチン・バチン・バチンって3回くらい組織を取られて。気軽に検査を受けに来ただけなのに、「えらいことになったなぁ」という感じです。

 

一週間後、検査結果から「ステージ0の乳がん」だと判明します。それほど大きなダメージを受けずに、「ステージにゼロなんてあるんや。それなら大丈夫だな」と思えました。というのも、その2ヶ月前に姉も「ステージ1」の乳がんになっていて治療を見ていたから。身近にモデルがいて、治療したら元気になるとわかっていたので深刻に捉えることはありませんでした。手術する病院も姉が放射線治療を受けているところを選択。「お姉ちゃん、何時に病院へいくの?」って聞いて、小学生のような感じでいっしょに通院したりして。不思議な縁のある姉妹ですよね(笑)。

 

ただ、母のことだけは心配でした。姉につづいてわたしも乳がんだとわかったらショックを受けるだろうなと。でも、実際に伝えると意外と大丈夫そうで、「そうなんやぁ」と悲観的にならずに受け止め、「お母さんも、がんばらなアカンな」といってくれました。本当にホッとして、わたし自身が落ち込まずにすみました。

 

 2回目の乳がんで、やり場のない怒りが…。

 

 

手術は、知らないうちに終わっていた。

 

乳がんになったことを冷静に受け止められても、まったくショックがなかったわけではありません。わたしはヨガをやっていて健康に気を遣っていたし、食事もナチュラル志向。自分も、家族も、わたしが乳がんになるなんて思ってもいなかったというのが本音です。検査結果を待っている間は、〈まさか……〉と〈もしかして?〉という気持ちが入り混じって、「なにが原因だったのだろう」と考えてしまったこともあります。

 

そのうち、徐々に〈いま悩んだところで病気がよくなるわけでもない〉と考えられるようになりました。心のもちようにも余裕が生まれて、周囲に目を向けられるようにもなります。ふと見た駅の広告に「なにげない日常が宝物」と書いてあったんです。本当にそうだな、周りの人や自分のことを、もっと大事にしなくちゃといけないなと気づかされました。

 

手術は検査結果から一ヶ月半後で、間隔があくことに不安がよぎります。先生から「あなたのがんはすぐに広がるタイプでないから大丈夫」といわれたので、それを信じるしかないと思って挑むことに。いざ当日になってみると、手術はあっという間でした。わたしは健康優良児で入院も手術も未経験。わからないままに手術台に横たわると「痛み止めを入れますね」といわれて、〈次は麻酔かなぁ〜〉と思って待っていたらいつのまにか眠っていたようで、気がついたときには「終わりましたよ」と(笑)。あっさり、知らないうちに手術が完了していました●

 

 歩くだけで傷口がズキズキ。「ぶつからないで!」。

 

入院は術前・術後をあわせて5日間。そのあとには放射線治療もはじまるから、どうしても仕事を休まなければいけません。まずは会社の人に「検査したら、乳がんが見つかってしまってさ」という感じで軽く報告。手術と放射線治療でこれくらいの休みが必要であると伝えました。迷惑をかけてしまうけれど、これまで体調不良で休んだこともなかったし、しっかり休養させてもらいました。

 

教えていたヨガのレッスンも行えません。生徒さんに伝えたら、「わたしは食道がんだった」「わたしは乳がんで放射線治療をした」と打ち明けてくれる人がいました。みなさん、美しく輝いている人たち。その言葉からも勇気をもらい、〈わたしも絶対に元気になれる!〉とあらためて確信をもてたんです。

 

職場復帰は退院から2週間後。大変だったのが、通勤です。術後は、少し動くだけでも傷口に衝撃が伝わってきて、とても痛い。胸をガードできるものを巻いていても歩くたびにズキズキと響いてくるから、電車では「ぶつかってこないで!」と願っていました。ただ、乳がんの手術をしていても見た目は健康な人と変わりがない。満員電車に乗っていると、どんどん押されてつらかったですね。

 

ひとりで須磨海岸へいって、裸足で歩いた。

 

左胸の乳がん手術が終わると放射線治療がはじまります。平日は毎日通院して計30回の治療を受けました。そして、手術から半年後の定期検診で今度は右胸に乳がんが見つかります。最初の検査では右胸は問題ないとされていたのに「前と見え方が違うので、もう一回検査します」といわれ、一週間後の検査結果で「新たに発見されました」となって……。「なんでなん」と、〈やり場のない怒り〉がむくむくと沸き起こってきました。初回より、2回目のほうのショックが大きかったです。

 

自分のなかの〈やり場のない怒り〉を解消するためにどうしたのか? カラダを動かしたり、瞑想したり、あとは自然豊かな場所に身を置きたいと思ってひとりで須磨海岸へ向かいました。

 

わたしが取り入れている健康法のひとつに、アーシング(earthing)があります。地面とつながることで体内のエネルギーバランスをとるというもので、欧米では知られています。乳がんで自然とふれあう機

会が減っていたこともあり、大地を感じようと須磨の砂浜を裸足で歩きました。本当は寝転がりたかったけれど、怪しい人に見られそうなのでやめておいて(笑)。足裏だけでも自然を感じたら心身をリセットでき、次の検査をするために病院に出向くときには、心は落ち着いていました。

 

 

胸をヘンだという人は、いらない。

 

ないにこしたことはない。

でも、乳がんを経験して、いいこともあった。

 

左右の胸に乳がんが見つかり、手術で部分切除しました。同じような位置にがんがあったからなのか、術後でも左右のバランスはそう悪くなく、若干変化したカタチも自分では気にならない。これから、わたしの胸がヘンだという人が現れたら―――そんな人はいらない、そう思っています。

 

乳がんになって変わったことがあるとしたら、仕事に対する考え方かもしれません。以前は人に頼るのがニガテで、弱音を吐かずにがむしゃらにやるタイプでした。いまは、自分に手一杯なことがあれば誰かのチカラを借りるようにしています。せっかくの人生。時間をもっと大切にして自分が楽しめることをもっとやりたい。

 

そのひとつが「乳がんヨガ」です。入院時に仲良くなった女性から「乳がんの手術をした人に適した下着が京都にある」と教えてもらい、出向いてみるとその下着メーカーが乳がんヨガを行っていました。わたしも乳がんを罹患したひとり。せっかくなら大好きなヨガで活かそうと、インストラクターの資格を取りました。今後、レッスンをはじめられたらと考えています。

 

〈乳がんになってよかった〉、とまではいえません。ないにこしたことはないんです。でも、いいこともあります。同じ境遇の友だちができたし、乳がんヨガとも出会えた。それに今日、きれいにメイクしてもらって、スタジオでプロのカメラマンによる撮影を体験できました。しんどい思いをしたけれど、乳がんによって新しい縁も生まれている。悪いことばかりではないと、いまは思っています

リターン

1,000+システム利用料


[応援コースA]感謝のメール

[応援コースA]感謝のメール

感謝のメールをお送りいたします。
ご支援金は、Readyfor利用手数料を除いて、撮影費用として活用させていただきます。

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

3,000+システム利用料


[応援コースB]感謝のメール

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感謝のメールをお送りいたします。
ご支援金は、Readyfor利用手数料を除いて、撮影費用として活用させていただきます。

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

5,000+システム利用料


[応援コースC]感謝のメール

[応援コースC]感謝のメール

感謝のメールをお送りいたします。
ご支援金は、Readyfor利用手数料を除いて、撮影費用として活用させていただきます。

支援者
32人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

50,000+システム利用料


[企業様向け/スポンサーコース] 5万円・企業名掲載

[企業様向け/スポンサーコース] 5万円・企業名掲載

●寄付金領収書
●webサイトへ企業名掲載

*1支援につき220円(税込)のシステム料金がかかります

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

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