掛軸「稲吉老松神社菅公縁起絵」を修繕して地元を元気にしたい!
支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 33人
- 募集終了日
- 2022年7月29日
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プロジェクト本文
わたしたちについて
学問の神様として有名な「菅原道真(すがわらのみちざね)公」が生まれてから大宰府で亡くなるまで、そして「天神さま」として信仰心の篤い人々を救うなどの数々のストーリーが、2幅各11段、計24場面に分かれて描かれた掛軸「稲吉老松神社菅公縁起絵」。
【掛軸「稲吉老松神社菅公縁起絵」】
右:第一幅(前編)「菅原道真公一代の伝記」
左:第二幅(後編)「天満大自在天神としての霊験・利生譚」
福岡県小郡市稲吉区の区長に代々受け継がれる箪笥(たんす)に保管されていたその掛軸2幅は、江戸末期から明治期に制作されたと考えられます。
掛幅形式の「天神縁起」として、福岡県下で太宰府所蔵のもの2件(「天満宮縁起画伝」12幅、「天満宮縁起画伝(満盛院本)」8幅)に次いで3件目となる発見。
稲吉老松神社の天神信仰や小郡市の文化、信仰、地域史などの理解に寄与する歴史資料として価値が高く、本市の歴史において貴重な有形文化財(歴史資料)であるとして、令和元年8月29日、同じ箪笥で受け継がれてきた巻物などとともに「稲吉老松神社天神信仰資料」として福岡県小郡市の有形文化財(歴史)に指定されました。
【『稲吉老松神社天神信仰資料』が市指定文化財になったことを紹介する広報記事】
令和元年9月1日発行の『広報おごおり9月1日号』に掲載されました。※掲載の承諾をいただけております。
私達は、そんな「稲吉老松神社天神信仰資料」を後世へ伝えていくため、地元住民を中心に結成された保存会です。
「縁起絵を守っていきたい!」
「縁起絵をきっかけに、まちを盛り上げていきたい!」
そんな想いを胸に、今年1月15日に結成されました。
出来たばかりの会ですが、熱い想いは溢れんばかりにほとばしっています!
どうぞ宜しくお願いします。
プロジェクトを立ち上げたきっかけ
平成28年4月に発見された掛軸「稲吉老松神社菅公縁起絵」。
発見された当初は「状態が良い」と言われていましたが、調査によって制作からおよそ100年は経っていると分かり、掛軸の表装を変えなければいけないということが判明しました。(※通常、掛軸の表装は50年に一度替えなければなりません。)
発見された掛軸「稲吉老松神社菅公縁起絵」2幅を後世へ伝えていくには、表装を替えるほか、顔料の剥離を抑えるための修繕もしなければなりません。
「地元の宝を自分たちの手で守っていきたい!」という熱い想いのもと、掛軸を修繕するため、多くの財団や組織に修繕費助成を応募してきました。
そしてようやく、令和2年9月、公益財団法人朝日新聞文化財団の助成金(修繕に必要な額の半分程度)を得られることが決まりました。
しかし、ここで問題が。
修繕に必要な額の残り半分を、地元で工面しなければならなくなったのです。
地元である福岡県小郡市稲吉区は高齢化が進み、世帯数も62世帯しかありません。
熱い想いはありますが、金銭的な壁にぶつかってしまいました。
どうにかならないか、と皆で意見を出し合って、たどりついたのがクラウドファンディングです。
クラウドファンディングを使えば、地元にこんな素晴らしいものがあるということ、それを守ろうとしている地元の想い、取り組みなどを、市内に限らず、多くの人に知ってもらうこともできます。
それをきっかけに、地域を盛り上げることもできます。
保存会の活動も今後活性化させていくことができるため、この方法をとらせていただきました。
プロジェクトの内容
【掛軸「稲吉老松神社菅公縁起絵」修繕および活用までの流れ】
令和2年9月 公益財団法人朝日新聞文化財団「朝日新聞社文化財保護活動助成」を受けるこ とが決定
令和4年4月 修理工房 宰匠株式会社に掛軸2幅修繕を委託
令和4年5月 クラウドファンディングおよび保存会による寄附活動の実施
令和5年2月 修繕完了
令和5年3月 修繕記念展示会および記念講演会の実施
令和5年3月以降 掛軸「稲吉老松神社菅公縁起絵」のレプリカ作成
レプリカを活用した普及啓発活動
【必要資金全体像】
修繕費:2,468,384円(税込)
上記金額の内1,750,000円は朝日新聞文化財団からの助成
レプリカ作成費:1,200,000円(税込)
※支援金は修繕費用の一部に充てさせていただきます。
プロジェクトの展望・ビジョン
掛軸「稲吉老松神社菅公縁起絵」は、天神様である菅原道真公の由来や由緒を人々に説くため、縁起の絵図を見ながら内容を語り、知ってもらうためのものです。
つまり、縁起絵をこれから先多くの人に知ってもらうためには、実際に掛軸をかけ、それを指し示しながら語る必要があります。
しかし、現物を使うと、劣化が進んでしまいます。
そのため、修繕が完了したあかつきにはレプリカを作成し、それを用いて普及啓発活動を行う予定です。
また、稲吉老松神社は菅原道真公をまつる神社ですが、実は犬飼さん(彦星)もまつっています。
福岡県小郡市は「七夕の里」。
天の川に隔てられた織姫と彦星のように、小郡市を流れる宝満川の対岸に織女神(織姫)をまつる七夕神社と、犬飼さん(彦星)をまつる老松神社があります。
【七夕の里おごおり】
宝満川(中央)を挟んで、西に七夕神社(左)、東に老松神社(右)。
ここ小郡を含む筑後では、古代から機織りが盛んに営まれ、「棚機(たなはた)」の織女(しょくじょ)が神様として大切にされてきたと考えられています。
そんな昔、中国から七夕のもととなる風習が日本に入り、江戸時代になって広く浸透しました。
小郡にも七夕の風習が伝わり、棚機信仰と混じり合って、そして今の「七夕さん」になったのだと考えられます。
そんな「七夕」を地域ブランドとして確立し、地域活性化に取り組むべく、平成30年に「七夕プロジェクト」が始まりました。
福岡県小郡市では、「七夕の里おごおり」をPRすべく、様々なイベントや取り組みを行っています。
また、平成25年10月1日には市内7か所の関係スポットを結んで「恋人の聖地:七夕神社/七夕伝説の里」として登録されました。
その7か所の中には、もちろん彦星のお宮である老松神社も含まれています。
今後は、菅原道真公にあやかる「学業成就」だけでなく、
恋人の聖地のひとつとして「恋愛成就」もできるお宮として、
地域・行政ともに地元を盛り上げていきます!
- プロジェクト実行責任者:
- 深川博英 稲吉老松神社天神信仰資料保存会事務局長
- プロジェクト実施完了日:
- 2023年3月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
朝日新聞の文化財保護の補助金を活用し掛軸の修繕を行うものの、修繕費の不足分を地元だけで捻出するのは困難であるため、頂いた支援は掛軸の修繕費に充てさせていただきます。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額の差額については、行政の補助金や地元企業に協賛金を募り、事業を進めてまいります。
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プロフィール
令和元年8月29日、掛軸「稲吉老松神社菅公縁起絵」2幅をはじめとした計6点が、「稲吉老松神社天神信仰資料」として福岡県小郡市の有形文化財(歴史)に指定されました。本会は、稲吉老松神社に残される天神信仰資料を保存し、永く次代へ絶えることなく継承するとともに普及を図り、強度の紹介と活性化に努めることを目的として、地元住民を中心に結成されたものです。プロフェール画像は保存会のロゴマークです。円の中の波線は市を流れる宝満川を、宝満川の上のちいさな丸は川の西側にある七夕神社でまつられている織姫を、下の丸は川の東側にある老松神社でまつられている牽牛(=彦星)をイメージしています。下には鳥居と、左右に老松の松を入れ、稲吉神社の風景そのままで、大人から子どもまで分かるデザインにしました。
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リターン
3,000円+システム利用料
叶え星文様ハンドタオル+マグネット
「叶えたい願いにそっと寄り添う」そんな気持ちが込められた「叶え星文様」。御守りで使われる縁起の良い「叶結び」が表現されています。
その「叶え星文様」をさりげなく刺繍したハンドタオルとマグネットのセットをご用意しました。ハンドタオルは、縮みにくく、やわらかい泉州タオルを使用。ワンポイントの刺繍がとても上品です。マグネットは直径3cmで使いやすいサイズです。
※タオルの色、マグネットデザインはお選びいただけません。
- 支援者
- 15人
- 在庫数
- 77
- 発送完了予定月
- 2022年9月
5,000円+システム利用料
叶え星文様ハンドタオル2枚セット
「叶えたい願いにそっと寄り添う」そんな気持ちが込められた「叶え星文様」。御守りで使われる縁起の良い「叶結び」が表現されています。
その「叶え星文様」をさりげなくワンポイントで刺繍した上品なハンドタオル2枚セットをご用意しました。縮みにくくてやわらかい泉州タオルを使用しています。
※タオルの色はお選びいただけません。
- 支援者
- 15人
- 在庫数
- 46
- 発送完了予定月
- 2022年9月
10,000円+システム利用料
叶え星文様御朱印帳
「叶えたい願いにそっと寄り添う」そんな気持ちが込められた「叶え星文様」。御守りで使われる縁起の良い「叶結び」が表現されています。
その「叶え星文様」をあしらった御朱印帳をご用意しました。叶えたい願いを胸に、足しげく神社に通っていただく御朱印。ページをめくる度に深まる御神縁とともに特別な1冊になるでしょう。
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 43
- 発送完了予定月
- 2022年9月
プロフィール
令和元年8月29日、掛軸「稲吉老松神社菅公縁起絵」2幅をはじめとした計6点が、「稲吉老松神社天神信仰資料」として福岡県小郡市の有形文化財(歴史)に指定されました。本会は、稲吉老松神社に残される天神信仰資料を保存し、永く次代へ絶えることなく継承するとともに普及を図り、強度の紹介と活性化に努めることを目的として、地元住民を中心に結成されたものです。プロフェール画像は保存会のロゴマークです。円の中の波線は市を流れる宝満川を、宝満川の上のちいさな丸は川の西側にある七夕神社でまつられている織姫を、下の丸は川の東側にある老松神社でまつられている牽牛(=彦星)をイメージしています。下には鳥居と、左右に老松の松を入れ、稲吉神社の風景そのままで、大人から子どもまで分かるデザインにしました。