脳腫瘍からの復活。歌手活動の集大成としてミニアルバムを作る。

活動の集大成を！香川のローカルタレントが一世一代の挑戦！

 

はじめまして、こんにちは！現在フリーで歌手活動を行っている阿部優子と申します。小さい頃から、とにかく歌うことが大好きで、中学生のときはバンドのボーカルをしたり、高校に入ってからはマルチタレントを目指し、アナウンス・声優・ボーカルレッスンを香川から大阪へ毎週片道4時間かけてレッスンに通っていました。

 

そして、高校卒業が迫る中、友達は進学や就職へと進路を決めていた一方で、私は勇気を出して担任の先生にタレントを目指すと相談しました。田舎である上に無謀な決断だと言われる覚悟でしたが、「君なら向いているし、もし有名になったら''恩師"としてTVで紹介してくれ」と背中を押していただけことが今でも忘れられません。

 

卒業後、私は若輩者ながらも自らを地元のプロダクションに売り込みにいきました。そして、なんと当時の社長は、「度胸が良い！チビちゃんウチにおいで」と受け入れてくださったのです。そこから、19歳になったばかりの私は、CM、ナレーション、司会、実況中継、企業様の歌など、幅広い経験をさせていただきました。

 

 

しかし、23歳になった私に転機が訪れました。独立し、地元香川のイベントなどで、司会や歌手活動していた2008年に脳腫瘍があると宣告されたのです。その影響で長い入院生活を経験しました。無事に退院後は、2017年まで歌手として活動しながら、2012年から2018年まで地元の心ある歌が歌えるアイドルを応援するため、アイドル事務所の運営にも注力してきました。

 

その中で、やはり自身の歌も形にして、もう一度多くの方々に届けたいと思うようになっていったのです。そこで今回は、これまで16年間の活動の集大成として、思いの丈をミニアルバムに込めて、お世話になってきた方々とファンの皆様にお届けしたいと考えています。

 

クラウドファンディングを通して、独りよがりな思い出としてではなく、応援してくださる皆様一人ひとりの想いを乗せた作品にしたいと思います。そしてその曲たちが、誰かの生きるヒントになるとうれしいです。私にとっては一世一代の挑戦となります。どうかご支援とご協力をよろしくお願いいたします。

 

 

 

お世話になった方々へ恩返しも込めて、長年の夢を形に。

 

高校卒業後、急に大人の世界に投げ込まれた私は、どんな現場でも右も左も分からないまま、「今後のためにも失敗はできない！」と意気込んで、メモ帳片手に必死で走り回っていました。初めての夏祭り司会者の仕事は今でも鮮明に覚えています。

 

しかし、社会人としても未熟だったため、上下関係などもわからず、先輩方との軋轢も間違いなくありました。しかし、お世話になっていた先輩方からは、言葉の大切さ、尊敬の念、思いや感情の伝え方などをたくさん学ばせていただきました。

 

そんな中で、脳腫瘍によって長い入院生活を強いられることになったものの、立ち止まったことが自分の生き方を見直す良いきっかけになりました。そのとき、支えてくれた家族や友人たちには本当に感謝してもしきれません。

 

 

活動上、体力や気持ちが追いつかず苦しい想いをしたこともあります。しかし、いろんなアーティストの姿勢から、今つらくても好きなことや目標があれば、どんな人でもそこに向かって生きる活力がわいてくるのではないかと思うようになったのです。

これからは、今まで培ってきた経験や信念、いろんな人から学ばせてもらったことを歌にし、生きにくいと感じていたり、孤独感を拭えない多くの人々に歌を届けたいです。そのために、勇気を出してクラウドファンディングの挑戦を決意しました。人生において、やりなおしや出発には早いとか遅いとかないと私は思っています！

 

 

 

新譜2曲を含めたミニアルバムを皆様と一緒につくりたい！

 

皆様からいただいた支援金で、制作中の新譜2曲と既存曲を合わせたミニアルバムをつくり、全国流通させます。今回の挑戦は、独りよがりで終わってしまっては意味がないと考えています。というのも、これまでの活動で、私が育てて巣立っていった若い子たちは、全員が生活環境や人間関係に重大な悩みを持っている子ばかりでした。しかし、今ではみんな、いろんな人に支えられながら、それぞれの環境で輝いています。その変化を本当にうれしく感じています。

 

そこで、この挑戦を通して、彼女たちに「私も今は私なりに輝いているよ」というメッセージを伝えたいと考えています。そうすることで、その想いをご支援いただいた皆様にも、間接的ながらも一緒に実感していただきたいです。

 

 

 

今までのオリジナルCDはすべて自宅録音での手売りでした。当然ですがライブ会場に来ていただいた方しか購入する機会はありませんでした。中には、「お店で販売した方がいい」と言ってくださる方々もいらっしゃいました。しかし、ちゃんとしたスタジオでレコーディングしたことはなく、いつか完全なパッケージとしての作品をつくりたいと思っていました。そこで出合ったのが、クラウドファンディングでした。

 

 

 

歌に動かされる「心」があると信じて、次の一歩を踏み出したい。

 

私は、自身のつくった歌を通じて、自傷を生きがいにしている若者たちをはじめ、命の意味に翻弄されている人たちを1人でも救いたいと考えています。実際に、これまでの活動の中で、自分も悩んだ命題でもあり、そのようなことで悩んでいる子たちをたくさん見てきました。それに何と言っても、同郷出身で共演したこともアイドルの方が自死してしまったことも忘れられないからです。小さな活動ですが、歌に動かされる「心」が確かにあると信じています。

 

人は必ずどこかで誰かに支えられるときがあります。ちょっとした声かけやアクションで誰かを支えることができます。応援してくださる皆様と私の想いをのせた曲をつくり、孤独感を感じる人が一人でも少ない社会になることを願っています。

 

また、この想いが実り、晴れてCD化が実現したあかつきには、全国流通に併せて、小規模でもリリースイベントを行いたいです。今回の挑戦は、その第一歩です。私の新たなスタートに今一度お力を貸してください。応援よろしくお願いいたします。