応援メッセージ#1 恩人、西田慎さん

 

クラウドファンディングを開始して２日、皆さまのご協力のおかげで目標金額まであと15万円のところまで来ています！

ご支援や拡散などのご協力を頂い方に本当に感謝をしています。まだまだ気を抜かず、頑張っていこうと思いますので、引き続き皆さんのサポートお願いいたします！

今回、僕がジャマイカに残るきっかけを作ってくださった恩人、ジャマイカのLEGEND西田慎さんから、応援メッセージを頂きました。本当に色々な経験をされてきた西田さんだからこその文章になっていると思います！

是非一読よろしくお願いします！

 

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初めまして。2008年からジャマイカで体操競技を通じた青少年活動をしております、西田慎と申します。

ある日、優太郎君から「西田さん、相談したい事があるんです」といわれ、ジャマイカ名物ジャークチキンとペプシを片手に、カリブの壮大な海を前に、ジャマイカの教育について、そして彼の熱い夢について語り合って以来、ジャマイカのためにがんばる仲間としてともに活動してきました。

彼の挑戦について、私が思うところを応援メッセージとして送らせていただきたいと思います。

 

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「日本を離れ、協力隊を離れ、自分の力だけで途上国のための国際協力をやっていく」。私の場合、若さと勢いが味方してくれた事もあり、そこまで悩むことなくジャマイカに残る事を決めることができました。

相談を受けた際、15年のジャマイカでの生活から、挑戦する事の意義や素晴らしさだけではなく、この決断がどれだけ重く、難しい事なのかという事もしっかり伝えたつもりです。発砲事件や強盗、車の盗難や暗殺予告など一通り危ない目に合ってきた事、事業を始めて貯金がどんどん減っていく時の精神的なつらさ、うまくいくかどうかもわからない途上国での事業経営の難しさ。

説明されたからこそ、余計決断するには勇気が必要だったはずです。人生の大きな分岐点である20代後半のこの時期に、ジャマイカのように治安・経済が劣悪な国で、「子供たちの未来のために自分の人生をかける」という決断はなかなかできるものではないと思います。これから何年かかるかわからない、まさに人生をかけた大きな挑戦です。

 

 

私の仕事は体操教室で、現在政府の要請により教室は中止しています。しばらくは給料がないかもしれない状況です。正直、他人にお金をあげている場合ではありません(笑)。今、多くの人が私と似たような状況におられるのではないでしょうか。クラウドファンディングをするには、正直最悪のタイミングと言えるかもしれません。

しかし、「子供たちの未来のために人生をかける男の挑戦の第一歩」を目の当たりにしてしまっては、応援・支援をしないわけにはいきません！

 

コロナウイルスの感染拡大が世界で広がる中、ジャマイカは現在、相当な経済危機に陥っています。ジャマイカの最低賃金は時給150円、物価は日本と同じです。観光産業でなりたっているジャマイカ、国民の多くが仕事を失いました。国の補償なんて頼りはなりません。

今の状況が続けば、一番最初にお金が底を尽き、他の選択肢がなく強盗などの犯罪に走るのは教育を受けていない若者たちです。ジャマイカの治安は、これからすぐに、確実に悪化します。正直言って心配です。一刻も早く、日常が戻ってくることを祈ってやみません。

優太郎君の挑戦が形になる頃には、似たような状況で犯罪に走らなければならない若者たちが算数の基本から培った論理的な思考で、犯罪以外の方法で生活を繋ぎとめる方法を思いつくかもしれません。プログラミング・IT関係の仕事でジャマイカにとどまらず世界に向けて仕事を受注することだってできるようになるかもしれません。

ジャマイカに足りないところを埋める、本当に夢があり支援のしがいがある挑戦だと思います。そして、優太郎君なら皆さんの支援、そして思いをしっかり形にしてくれると私は信じています。

私の支援は小さなものですが、そこに込めた私の思い、そして支援者の皆さんの思いが、彼の人生をかけた挑戦を通じて多くのジャマイカの子どもたちに届く事を楽しみにしています！応援してるでー！！

西田慎

 

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