
支援総額
目標金額 500,000円
- 支援者
- 63人
- 募集終了日
- 2018年12月25日
眞鍋さん、坂本さん、さくらださん取材レポート【前編】
クラシック音楽は、決して「ぜいたく品」ではない。音楽との出会いは誰にとっても貴重なものであり、だからこそ、その機会も平等なものであってほしい。
日本フィルハーモニー交響楽団は、2018年11月、ひとり親のご家庭にコンサートの機会を届けるプロジェクト『勤労感謝の贈り物。ひとり親のご家庭を、オーケストラの演奏会へ』に挑戦しました。
クラウドファンディングはめでたく成立。
その後、間をあけず、第二弾プロジェクト『親子いっしょに、特別な時間を。ひとり親のご家庭を演奏会へ』をスタート。
社会的養護に関わる団体への寄付を募る「#こどもギフト」キャンペーンに参加する団体のひとつとして、再び“心の支援”の大切さを呼びかけました。
第二弾の資金募集も無事終了した今、「#こどもギフト」発起人のタレントたち3名が日本フィルのコンサートに趣き、改めて今回の取り組みについてお話を伺いました。
■参加者
#こどものいのちはこどものもの:眞鍋かをりさん、坂本美雨さん、ファンタジスタさくらださん
日本フィル:太田麻衣さん(ヴァイオリニスト)、山岸淳子さん(マネジメント)
※以下、敬称略
編集:渡邊紗羅(Readyfor)
撮影:三ツ瀬友亮(Readyfor)
■子育てをしていると文化から遠のいていく……という危機感
ーーみなさん、普段からオーケストラのコンサートには馴染みがありますか?
眞鍋かをり(タレント):
私は今日、人生で初めてクラシックのコンサートを聴きました。本当に貴重な機会をいただいて、ありがとうございます。こどもギフトのプロジェクトなのに私がとても良い思いをしてしまって(笑)。
それにしても、やっぱり生で、というのはすごいですね。ひとつひとつ、こうやって作られるのか、ということが新鮮でした。
ファンタジスタさくらだ(タレント):
子育てをしていると、集中してひとつのことをする、ということがありません。1時間すら集中できない。だからコンサートに行こう、という発想になることもないし、正直、オーケストラは本当に遠い存在です。
太田麻衣(日本フィル、ヴァイオリニスト):
そうですよね。私も育児休暇を1年間とっていましたが、その間にも行きたいコンサートはたくさんあって。でも子育てをしているとなかなか家を開けられないし、「私だけお出かけしてもいいのかな」と気になってしまって。
外出する機会が「用意」されない限り、本当に家に引きこもってしまうと思います。
さくらだ:
子育てをしていて一番感じたのは、そんな閉塞感かもしれません。今まで大好きだった映画や音楽からも離れて、とてもストレスを感じたし、何より「文化から遠のいていく」という危機感をおぼえました。
だからこそ、子育てをする親にとって「お子さんと一緒にオーケストラに行く機会を提供する」というのは本当に素晴らしいアイデアだと思います。

太田:
その一例ですが、今では、さまざまなオーケストラが「0歳からのコンサート」というのを企画していて、日本フィルでも毎年3月に行っています。
子どもは、まだコンサートの内容がわからなかったとしても、「親と一緒にお出かけできた」という体験自体にも意味があると思うんです。
さくらだ:
大人みたいに、「誰がどこで何をした」というようなはっきりした記憶には残っていなくても、体験したことは消えないというか。どこかでふと思い出すこともありますよね。

坂本美雨(ミュージシャン):
今回の公演(2019年1月13日開催の「名曲コンサート」)のメインは交響曲『新世界より』でした。
第2楽章は、日本では『遠き山に日は落ちて』として知られているので、夕方の風景を思い起こす人が多いのかなと思うのですが、さくらだが「夕方というより昼間のイメージがする」って言っていたのが面白くて。
音楽って、人によって喚起されるイメージが全然違うから、親子でコンサートに来たら、「あれどういう風に思った?」なんて会話にも繋がるかなあって。今日も、うちの娘がいたら聞いてみたかったなと思いました。
眞鍋:
そういう思い出は、一生記憶に残りますよね。私自身は子供時代、こういった文化的なものに触れるチャンスが少なかったので、だからこそ自分の子供にはいろいろなものに触れてほしいという思いがあります。
■ゆとりのない生活の中でも、子どもに音楽を「体験」してほしい。
眞鍋:
今回はひとり親のご家庭に向けたプロジェクトでしたが、参加された家庭は、どういった動機で応募された方が多かったですか?

山岸淳子(日本フィル、マネジメント):
やはり、普段子どもにこういった体験をさせられないから、という声が多かったです。例えば、あるシングルマザーの方からはこんなメッセージをいただきました。
《自分が独身の頃、バブルの頃にはたくさんのコンサートに行っていたけれど、結婚して、さらに主人を亡くしてからは、そういう遊びは考えられなくなった。》
その方は、自身が若い頃に満喫した「音楽鑑賞の楽しみ」を子どもには提供できないのを残念に感じている……というよりも、残念に感じられるほどのゆとりもない状態だったそうです。そういった方々にとっては、子どもにコンサートを体験させてあげられる、思いがけない良いチャンスであったのだと思います。
また、お嬢さんと一緒にペアルックのようなおしゃれをしてコンサートに行き、ちょっと奮発してお茶を飲んで、一日楽しんで帰って来ました、という方もいらっしゃいました。コンサートの前後も含めた楽しい思い出として、心に残るものになったならば、私たちとしてもとても嬉しいです。
リターン
3,500円
お気持ちコース(税制優遇あり)
・日本フィルからお礼のメール
・音楽会にご招待したご家庭からの感想文集(PDF)
・寄附領収証
- 申込数
- 25
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年6月
8,000円
【1組の親子をご招待できます】(税制優遇あり)
・日本フィルからお礼のメール
・音楽会にご招待したご家庭からの感想文集(PDF)
・寄附領収証
※大人A席(6500円)+子ども(1500円)のチケット1組分に相当します。チケットは、「各支援団体を通じてお申込みを頂いたご家庭に」届けさせていただきます。
- 申込数
- 21
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年6月
3,500円
お気持ちコース(税制優遇あり)
・日本フィルからお礼のメール
・音楽会にご招待したご家庭からの感想文集(PDF)
・寄附領収証
- 申込数
- 25
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年6月
8,000円
【1組の親子をご招待できます】(税制優遇あり)
・日本フィルからお礼のメール
・音楽会にご招待したご家庭からの感想文集(PDF)
・寄附領収証
※大人A席(6500円)+子ども(1500円)のチケット1組分に相当します。チケットは、「各支援団体を通じてお申込みを頂いたご家庭に」届けさせていただきます。
- 申込数
- 21
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年6月

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