プロジェクト概要

 

世界から飢餓をなくすために、まずは南アジアの食料流通事情を調査します

 

はじめまして、櫻井仁といいます。現在京都大学農学部の食料・環境経済学科2回生で、主に農業経済を学んでいます。

 

今回のプロジェクトでは、南アジアのマンゴーを通して食料ロスや、貧困層に対する食料支援といった流通システムの現地調査を行います。そもそも私が流通システムに興味を持つ理由は3つあります。

 

東日本大震災:地震と津波によって多くの方が亡くなり、同時に被災者の方は住む家がなく、食べるものもないという状況でした。当時私は中学1年生で、自分が募金くらいしか支援ができないことをとても歯がゆく思いました。

2014年エボラ出血熱大流行:西アフリカの各地で多くの方が亡くなり、世界を震撼させました。この頃から、将来は国連などの国際機関で働きたいと考えるようになりました。

国連WFP(世界食糧計画)で働いている忍足謙郎さんを知ったこと:自分も最前線で食料支援がしたいと決意しました。

 

今回は私が渡航して南アジアの食料流通事情を調査し、皆さまに実情を発信していきます。渡航費を集めるため、どうかお力を貸していただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。

 

2017年に訪れたインドのこどもたちと
彼らを飢餓から守りたい、そう願っています。

 

 

2017年。インドで私が見たのは、劣悪な水や食べ物を摂取して生活する人々でした。

 

2017年2月8日から3月13日まで、インドの北西部に行ってきました。この渡航ではデリーやアグラ、ジャイプルを巡り、各地の水道水の水質とインドの方が普段食べている食品の安全性を調査してきました。

 

◯水質調査の結果

インドでは大都市の水質が極めて劣悪であり、不純物総量や電気伝導値は日本の水質基準の10倍を優に超え、溶存チッソ量は20~25倍に達していました。ここから、現地での浄水機能が不十分であることが分かりました。

 

プシュカルでの実験結果です。ここでは特にCOD値が際立って高くなっています。

 

◯食品調査の結果

インドでは、安全な食品が流通していないことも問題となっています。具体的には、腐りかけた果物や野菜・魚介類が屋台で売られています。

 

インドのマーケットの様子

 

2・3月は気温がそれほど高くないのでまだしも、真夏の5・6月には平均気温が35℃ほどにも達し、衛生状態がさらに悪化するそうです。しかし、現地の露天商が品質の向上に取り組まない(もちろん金銭的に取り組めない、というのも事実だと思いますが)のは、別の観点から考えるとその商品の価格を低く抑えることにもつながっています。

 

路肩のゴミに群がる牛たち

 

◆露天商で魚介類や肉類を売っている理由◆

①冷凍保存・長距離輸送の必要がない

②あらゆる商品の包装は必要最小限にとどめている

→限られたマーケットの内部で確かな需要をもとに供給することがコストカットにつながる。

 

もちろん健康に悪影響を与えるような農畜産物の管理の仕方は避けるべきです。しかし過剰な安全管理・品質向上のための労力やコストを削減することで、商品の価格が下がるのであれば歓迎すべきでしょう。

 

今回の渡航では、その流通についてのバランスについて調査したいと考えています。

 

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農林水産省より引用

まだ食べられるのに廃棄される「食品ロス」は、

日本だけでなく世界が抱える問題です。

 

 

マンゴーを例として南アジアでの流通システムを解明します

 

インドではマンゴーが年間1800万トン収穫され、世界最大の生産量を誇っています。2位の中国で450万トン、日本では年間3300トンであることと比べるといかに多いかが分かります。

 

現地での旬は5月から6月にかけて。そこで今回の渡航では農家の方がどの地域にどれほど出荷しているのか、また露店で販売している人はどの地域から何日前に購入したのか聞き取り調査します。同時に、その収穫時・流通期間内に傷んで廃棄されたものがどれほどあるのかを調べます。

 

インドの街なかでは至る所に露店があり、マンゴーが売っています

 

またマンゴーの食べ方としては、生食だけでなくジュース・ピューレ・缶詰・ドライフルーツなどにも加工されており、塩漬けのピクルスもあるそうです。なお検疫上の理由からインドから日本への生マンゴーの輸入は認められておらず、残念ながらリターンとしてお届けすることはできません。インドでのマンゴーの値段は日本に比べて非常に安いです。

 

今回皆様からいただいたご支援は主にインドへの往復の航空券代として使わせていただきます。

 

 

南アジアの食の現状を調べ、情報発信していきます

 

今回の渡航には大きく3つの達成目標があります。

 

①インドにおけるマンゴーの生産から販売までの流れを明らかにして、ロスはあるのか、また逆にコストカットや食品ロス削減につながる取り組みが(無意識、慣習的な制度も含めて)行われているのか調べる。

②バングラデシュ、コルカタにおいて、貧困層に対する食料支援がどの程度行われているのか調べる。コルカタのマザー・ハウスを訪問して、実際にボランティア活動に参加してみる。

③ネパールにて、2015年に起きた大地震の時にどのような食料支援が行われたのか調べ、かつ現在被災者の方がどのような暮らしをしているのか調査する。

 

今回の挑戦で南アジアの現状が劇的に改善するとは考えていません。しかしより多くの方に渡航前・渡航中・渡航後に情報発信していくことで、現地の状況が広く認知され、さらには興味関心を持っていただける方が出てくれば幸いです。

 

皆さまのご支援をお待ちしています!

 

南アジアでの調査にご協力をお願いします!


 

リターンでは本場のカレー粉、そして高品質ドライマンゴーをお送りします!

 

◯本場インドのカレーをご堪能ください!

一袋200~250gほど入っていますが、かなりスパイシーなので20皿分ほどになるかと思います。家族・友人の方と一緒にご賞味下さい。

 

また種類が豊富なので、プロジェクトの成立が決まり次第ご希望の味をお伺いします。さらにカレー粉の原料である各種スパイスも単体として販売されており、ご希望でしたらお届けします。

 

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インドのスパイス屋さんには、
こんなに種類があるのか!と驚くほどのスパイスが並んでいます

 

◯甘酸っぱいドライマンゴー

無添加・無着色のドライマンゴーを300~400gほどお届けする予定ですが、その他現地で発見したユニークなマンゴー加工品をお送りします。

 

画像はイメージです


 


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