アフガニスタン母子食料支援、最終収支報告
ジョイセフのアフガニスタン母子食料支援へのご寄付、誠にありがとうございました。
クラウドファンディングでいただいたご寄付による活動がすべて終了し、集計が完了いたしましたので、最終収支を報告いたします。
支援実施期間:2022年3月~7月(一部の活動は2月から現地立替払いで開始)
【資金ソース】
・クラウドファンディング(Readyfor) ¥6,538,146(※)
※¥8,042,000(寄付総額)- ¥1,503,854(Readyfor手数料・消費税)
・ジョイセフ寄付金 ¥3,000,000
合計 ¥9,538,146
【支出内訳】
・現地事業費(送金総額):¥8,618,907(送金手数料含む)
・ジョイセフ運営管理費9.6%:¥919,239
合計¥9,538,146
皆さまからのご支援により、7月31日までに以下の活動を実施することができました。
1.625世帯の困窮する家庭への1か月分の食料パッケージ支援
2.クリニックで栄養不良と診断された生後6か月~5歳未満の子どもと栄養不良の妊婦への母子栄養フードパックとサプリメントの支援 1200パック
3.クリニックに来訪した妊婦および授乳中の女性、への食事提供 13000食
あらためて、心より深くお礼申し上げます。
今後、支援者の皆さまには報告書と現地からのお礼のお手紙をPDFでメールにてお送りいたします。
◆支援を受けた人の声(一部抜粋)◆
・自宅には小麦粉も油も何もありません。ご支援くださり本当にありがとうございます。
・クリニックでの食事おかげで子どもたちが元気になりました。毎朝ここに来て食事をしています。
・私たちはラマダンの時期すら食べるものがありませんでした。ここで食料をもらって本当に助かりました。
各国の経済制裁はいまだ続いており、アフガニスタンは今も大変厳しい状況に置かれています。人々はいまだ、食料を手に入れることができない人々が多くいます。特に、タリバン政権下では、女性が働ける職場が制限されているため、家計を支える男性が戦闘で負傷したり命を落とした家庭や、男性が職を失った家庭は収入を絶たれています。
ジョイセフは2022年8月以降も、これまで通り、現地のクリニックを拠点に、医療活動、女性の健康に関する啓発活動、母子の栄養支援、女子教育の支援活動を続けてまいります。クリニックでの母子への食事サービスも寄付を募って継続予定です。どうか引き続き、皆さまの応援をよろしくお願いいたします。
ジョイセフ寄附ページ
https://www.joicfp.or.jp/jpn/2020-afghanistan-donation/