プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

貧困を理由に子供たちが学習をあきらめずにすむ、そんな学習の場を作りたい。

 

特定非営利活動法人助走の場・雲の代表を務めている、松村淳子と申します。困難を抱える若者のためにという理念のもと、これまで新宿区高田馬場で不登校・ひきこもりの子供たちのためにフリースペースを開催し、社会復帰のお手伝いをしてきました。

 

しかし、経済的に余裕のない家庭の子供たちには、手が行き届かない現実がありました。そこで今回、無料学習支援の場を開き、支援の幅を広げたいと考えました。

 

これまでフリースペースとしていた場所を活用し、近隣の経済的に余裕のない家庭の子供達を集めて個別指導による学習・進学指導を行います。指導には主に早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター(wavoc)を通じて募集した、学生ボランティアが当たります。単に勉強を教えるだけにとどまらず、一人一人の悩みを聴き、学習への意欲とともに自己肯定感を取り戻すよう、きめ細やかなフォローを行いたいと考えています。

 

現在、そのための人員と場所は確保できていますが、運営資金が不足している状況です。皆さんのご支援、よろしくお願いいたします。

 

フリースペースでの学習指導の様子

 

 

進む貧困の連鎖を、どこかで止める必要があります。

 

近年子供の貧困率は15.7%、さらに一人親世帯の貧困率は50.8%にも上っています。生活の苦しさから自分の将来をあきらめざるを得ない子供たちが、さらに貧困の連鎖を生むことは悲しい現実となってきています。この貧困の連鎖を断ち切るためには、彼らが自分の未来をあきらめないための学習支援や、孤立を防ぐための居場所支援は必須と考えるに至りました。

 

「子供の貧困」は近年大きな社会問題になってきています。最も大きな問題は子供たちが厳しい経済状態により進学を断念したり学習への意欲や将来への希望を失っていき、自己肯定感までも失われていくという現実です。

 

フリースペースでは引きこもりの青少年が、自己肯定感を取り戻し社会に復帰することを手伝ってきました。「困難を抱える若者のために」という理念はそのままに、今まで培ってきた力と人材を活かして子供の貧困問題に取り組もうと考えたのです。

 

 

フリースペースだけでは救いきれない子供たちの存在に気づきました。

 

2006年より不登校引きこもりの相談室で、主に親御さんの相談業務をしていました。親御さんの考え方やお子さんへの接し方を変えることにより、家庭の中で子供は元気を取り戻し、再スタートの準備が整います。ところがそこからすぐに学校に戻るのではハードルが高すぎ、新たな躓きを生んでしまうことが多くありました。

 

そういった社会復帰の下準備ができた子供たち本人が、ソフトに復帰できるような中間地点の存在が必要と感じ、2011年よりフリースペースを開きました。

 

そこでかかわるのは少し先を行く大学生で、彼らに年も近く、手の届くモデルとなります。人ともう一度出会い、社会性や協調性、自己肯定感を得る場を通して社会復帰を援助することができたと感じています。その中で早稲田大学のWAVOC公認ボランティアとして想いのある優秀な学生が手伝ってくれることにより更に充実し、子供たちは巣立っていきました。

 

しかし、これまでの活動対象は結果的に、子供たちが時間をかけて復帰するのを待ってそれをバックアップすることのできる、ある程度経済的に余裕のあるご家庭でした。

 

勉強のためのデスク作りに励むスタッフ

 

 

フリースペースで成長した学生たちのストーリー。

 

A君:中学で不登校になり、スタッフの早稲田生のまるで兄のような親身なフォローにより無気力な彼も変わってきました。早稲田大学に進む!と宣言し、高校受験、無事希望の高校に入学しました。高校ではクラブの部長も務めるまでになりました。

 

N君:中学から立ち止まった20歳の彼は大学を目指す前段階として高校卒業程度認定試験を受けました。スタッフと二人三脚でほとんど一から勉強を始め、一発で全科目合格しました。現在は動物系学部の大学を目指して勉強中です。

 

T君:23歳の彼とのかかわりは長く、フリースペースを始めようと考えたのも彼の状況からでした。あと一歩のために何が必要かと考え、人ともう一度ソフトに出会う場として雲を開設しました。彼なりのペースで人間的にもコミュニケーション能力としても、気配りの部分でもぐっと成長してきたところです。美大には入れる実力の彼はそれだけではやりがいがないと、スタッフと2人、英語国語の猛勉強を始めました。そして今年学科試験もパスして晴れて日大芸術学部に合格しました。

 

こんなうれしいことはないです。他にもあげたらきりがないドラマがたくさんあります。思い返してみると、子どもたちは年の近いスタッフが目標になったり並走者になってもらったりと、彼らの力を借りながら自分の道を見つけています。そして、並走者として付き添った学生たちも他では得られない達成感を得て、人間的にも成長しています。今回の取り組みを通して、こんなストーリーをたくさん増やしていければと思います。

 

生徒たちに寄り添うスタッフ

 

 

今までのフリースペースの実績を生かし、きめ細やかな学習支援を行いたい。

 

これまで10年の活動の中で毎月1回、引きこもりや不登校の親で組織する会、「セシオネット親の会」の開催や、学生による早稲田大学のボランティア学の授業、子育て学会でのパネル発表など着実に実績も重ねてきました。この経験を活かし、きめ細やかな学習支援を行っていきたいと考えています。


学習を支援するだけで「子供の貧困」問題が解決するとは思いません。しかし、この取り組みを通して彼らの自己肯定感を養うこと。そしてもう一度人とのつながりを取り戻し、子供だけでなく生活困窮世帯の親子が社会から孤立しないよう手助けをしてきたいと考えています。この活動により社会の二極化にブレーキをかけるための一石を投じます。皆さんの暖かいご支援、よろしくお願いいたします。

 

現在活動を行っているスタッフ

 

◇◆◇◆◇◆◇◆リターン◇◆◇◆◇◆◇◆

 

〇サンクスレター

 

〇教室にお名前掲示

 

〇生徒からのメッセージ

 

〇杉の栞(しおり)2枚

杉の木を使った、しおりをお送りします。

 

「がんばるぞう」ストラップ

阪神大震災で生まれた「がんばるぞう」を陸前高田の東日本大震災の方がリニューアル、かわいらしいストラップに生まれ変わりました。

 

〇オリジナルポストカード

フリースペース出身の美大生2人がデザインした、オリジナルのポストカードを2枚組でお届けします。

 

〇オリジナルステッカー

フリースペース出身の美大生が作成した車と雲のステッカー(A5版)切り取っても、そのままでもお使いいただけます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〇オリジナルTシャツ

フリースペース出身の美大生2人がデザインした、オリジナルTシャツをお届けします。2つのデザインからお選びいただけるので、お好みのデザインのプランをご購入ください。

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