プロジェクト公開終了まで、もうすぐ24時間を切ります!

これまでご支援・ご協力を頂いた皆様、本当にありがとうございます。

 

本日は私達の団体活動に欠かせない存在である、ソマリア人メンバーの紹介をさせて頂きます。

 

日本ソマリア青年機構には、現時点で31人のソマリア人メンバーが所属しています。そのほとんどが私達日本メンバーと同じ20代の若者です。

慣習の違いや時差によるコミュニケーションの難しさから、衝突することもしばしばありますが、彼らは私達を様々な面で支え、共にプロジェクトを実行する心強い仲間でもあります。

 

            (現地代表のモハメド)

 

彼はソマリア人メンバーの2代目代表で、モハメド(Mohamed Ismail Abdi)といいます。モハメドは非常に気さくで、渡航中の日本人メンバーの様子をよく気にかけてくれる頼れる存在です。9月に行った第5回現地渡航活動では、ギャングに参加を呼びかけたり、鋭い視点からの指摘で深い議論の場を創り出すことで、プロジェクトを成功に導いてくれました。

 

(プロジェクトの終了後、日本側代表の兼澤と共に)

 

今回私達は、皆様に少しでもソマリア人メンバーについて理解を深めて頂くために、モハメドに対していくつかの質問を致しました。その質問と応答を掲載したいと思います。

 

 

Q1:あなたのことを教えて下さい。

A1:

私の名前はモハメドです。アラブ首長国連邦の首都アブダビで生まれ、一度ソマリアに移住し、現在はケニアに住んでいます。年齢は22歳で、昨年日本ソマリア青年機構(以下:JSYO)ソマリア側の代表となりました。

 

 

Q2:母国であるソマリアのことをどう思っていますか?

A2:

今はケニアに住んではいますが、私の母国はソマリアだと思っています。私はソマリアを愛しています。深刻な人道危機に陥っているソマリアですが、(2012年の)政権発足以後、状況は次第に改善されつつあります。もし機会があれば、いつか国に帰り、外交官としてソマリアの復興に携わりたいと考えています。

 

 

Q3:現地メンバーとして、JSYOのことをどう考えていますか?

A3:

JSYOは日本人とソマリア人という、地理的にも心理的にも遠く距離の離れたメンバーで構成されていますが、同世代の若者であるという共通基盤を軸に、これまで私達は1つのチームとしてとても良く協力し合ってきました。団体発足以来、ソマリア人のコミュニティが直面する諸問題に、若者という立場から出来ることに取り組み続けています。JSYOの取り組みは、やがてソマリアにおける平和構築にも結び付くものであると信じています。

 

 

Q4:あなたが現在住んでいるイスリー地区はどのような場所ですか?

A4:

ケニアの首都ナイロビの中にあるソマリア人難民・居留民居住区です。建設業やビジネスが盛んな利域である一方で、ソマリア系のイスラム過激派組織アルシャバーブのケニアにおける活動拠点ともなっており、近年治安の悪化が著しいことで知られています。また、住民の多くがソマリアからの不法滞在者であるためか、この地区の問題解決に対するケニア政府の関心はとても低いのが現状です。

 

  (プロジェクトに参加したギャングと)

 

Q5:現地の人々はギャングのことをどう思っているのですか?

A5:

ギャングは強盗や殺人を行い、地域の治安悪化の原因となっているため、多くの人がギャングのことを恐れています。このため、ギャングを取り巻く問題解決に向け、積極的に活動しようとする人の数は現状非常に少ないです。私はより多くの人々にギャング問題解決のために行動してほしいと思っていますが、人々の理解を得ることの難しさを日々感じています。

 

 

Q6:ギャングの社会復帰に対してあなたが抱く想いを教えて下さい。

A6:

地域の治安問題改善のためには、ギャングの社会復帰を手助けすることは必要不可欠です。しかし、現段階では一度に呼ぶことが出来るギャングの数には限りがあるため、長期的な視座で現地における規模の拡充を図る必要があり、また内容面においても彼らがより実質的な社会復帰をするために改善を続ける必要があります。

私にとってギャング問題に取り組むことは、単なる社会問題解決のためではなく、大切な友人を救うことでもあります。今後も彼らの社会復帰に向け、尽力していきたいと強く思っています。

 

 

Q7:日本の支援者の方々へ一言お願いします。

A7:

皆様からの多大な支援に心から感謝しております。イスリー地区は、皆様が想像される以上に多くの問題を抱えています。その最大の問題の一つとされる治安悪化の問題を改善するために、皆様から頂いた資金を最大限に生かし、今後もギャングの社会復帰に向けた活動を続けていきたいと思います。

 

(帰国前のラストミーティングでの一枚)

 

若者ギャング達を取り巻く問題の解決に向けては、非常に長い道のりを歩む必要があります。

しかし、私達はモハメドをはじめとした問題解決への熱意溢れるソマリア人メンバーと協力し、今後とも全力で社会復帰支援に取り組んでまいります。

 

残された期間は僅かとなりましたが、引き続きご支援のほど、どうぞよろしくお願い致します。

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