世界最悪の人道危機下のイエメンで「子ども広場」をつくりたい!

寄付総額

3,061,100

目標金額 5,000,000円

寄付者
198人
募集終了日
2023年10月30日

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2023年10月21日 21:30

パレスチナ・イエメン兼任メンバー(木村万里子・小林麗子)のご紹介

こんばんは。広報グループの大村です。

 

19日に120万円突破の記事を更新したところですが、2晩が経ち、160万円を超えました!

クラファンチーム一同、色々な想いがこみ上げてきて、胸がいっぱいで言葉になりませんでした。

 

世界中が大変な状況の中、イエメンのことを忘れないでいてくださって、そして私たちのクラウドファンディングを信じて託してくださって、本当にありがとうございます。

 

託していただいた資金は、イエメンの子どもたちのために、大切に使わせていただきます。今後もこの新着記事でご報告までさせていただきますので、一緒にこのプロジェクトを育てていただけたら嬉しいです。

 

 

過去にパートナー団体のNMOが実施した「子ども広場」。綱引きしてます・・・カワイイ

 

 

さて今日は、全部で4人いるイエメンチームのメンバーのうち、まだ紹介していなかった2人のことをご紹介したいと思います。

 

■木村万里子(パレスチナ事業現地代表/イエメン事業)

今回紹介する2人は、2人ともがパレスチナ事業との兼任です。皆さんご存じのとおり、10月7日からパレスチナ・イスラエル間では大きな衝突が続いています。

 

木村は現地代表としてエルサレム事務所に駐在しており、今もなお、エルサレムに残り、ガザ地区への緊急支援の準備や、日本のメディアの取材対応などを毎日こなしています。

 

世に出ているだけで既にテレビ、ラジオ、新聞、Youtubeなど11の媒体に生出演やVTR出演をしているため、どこかで見かけたことがある方もいるかもしれません(一覧はこちら

 

「ガザ地区に入れない今、ガザ地区のためにできること」として、普段からガザで活動するNGOの目線で、現地の人々の声を懸命に届けています。

 

10月8日から出ずっぱりの状態が続いています。すべてガザの人々の声を届けるため

 

そんな木村は、実はイエメンチームの一員です。イエメンチームはJVC内で有志でメンバーを募ったので、木村は自ら、パレスチナ事業との兼任を名乗り出たことになります。

 

その裏側にどんな想いがあるのでしょう。以下、木村からの自己紹介です。

ぜひご覧ください。

 

****************************

 

マルハバー(アラビア語で「こんにちは」)!

イエメンチームメンバーの木村万里子です。

 

私は現在、エルサレムに駐在してパレスチナ事業に携わっています。ここに来る前に2ヶ月ほど東京事務所で研修を受けていたのですが、その時に、新規事業に関していくつかのチームが立ち上がっており、そのどこかに入りたいなと思っていました。

 

そして私は、「イエメン」を選びました。理由は3つあります。

 

1:いつか行きたい国だった

2015年に内戦が起こる前にイエメンを旅していた友人が、SNSに投稿したサナアの写真に一目ぼれ。サナアはチームメンバーでもある今中が留学していたイエメンの首都ですが、今まで訪れたり、写真で見たりしたどこの国とも異なる独特の雰囲気に、「いつか行ってみたい!」とずっと思っていました。

 

アフガニスタンのバーミヤン遺跡も、シリアのパルミラ遺跡も、イランのバム遺跡も「いつか行きたい場所」リストに入れていたのに、訪問が実現する前に紛争や地震の影響でその夢を叶えるのが非常に困難になっており、とても残念です。

 

でも、サナアについては、停戦が合意され状況が許せばいつか行ける、という希望を持っています。

 

サナアの街並み(フリー素材から取得)

 

2:今関わっているパレスチナとのつながり

 

「アメリカがくしゃみをすると、日本は風邪をひく」というのは日米の経済的な関係の強さを表す比喩ですが、中東地域(特にアラブ諸国およびイスラエル)も同様に、どこかの国と別の国の関係性の変化が、地域の第三国に大きな影響を及ぼすという間柄です。

 

つまり、パレスチナの担当だからといってパレスチナの情勢だけ追いかけていれば良いということではなく、イエメンを含めた中東地域の別の国の動向がパレスチナの政治や経済状況を左右する可能性があるため、時には中東地域を俯瞰して見る目が必要になります。

 

そのため同じ中東地域ということで、イエメンのことを知りたいと思いました。

 

3:イエメンの子どもたちのために何か力になりたい

「忘れられた紛争」と表現される環境下で暮らしつづけるイエメンの人たち。特に子どもたちの状況が気になり、何か力になれることはないか・・・例えば現地の人たちの声を日本の皆さんに届ける橋渡し的な役割を担うことができるのではないか、と思ったことです。

 

JVCが支援した、イエメンのアデンにある幼稚園での授業風景

 

この3つが大きな理由で、私はイエメンチームの一員となりました。

 

これからもメンバーと一緒に、そして皆さんのお力添えもいただきながら、イエメンの子どもたちが少しでも安心して生活し、楽しく学ぶことができるよう関わっていきたいと思っています。

 

****************************

 

以上、木村の自己紹介でした(詳しいプロフィールはこちら

 

現在は大きく情勢が変わったことからパレスチナ事業の比重が多くなっている木村ですが、イエメンチームにも欠かせない、大事なチームメンバーの1人です。

 

■小林麗子(パレスチナ事業/イエメン事業)

 

続いてもう1人、パレスチナ事業担当の小林を紹介します。

 

小林も木村と同じくパレスチナ事業担当。現地駐在ではなく、東京事務所からパレスチナ事業を補佐し、また現在のような状況では日本からできる政策提言(アドボカシー)活動を担うような役割です。

 

以下、小林からの自己紹介です。

 

****************************

 

こんにちは。イエメンチームメンバーの小林麗子です。

 

私はJVCに入職以来、長らくスーダンや南スーダン事業を担当していました。

 

主な業務は東京での様々な調整役ですが、担当する間に現地への出張も重ね、活動地への思いも増す一方で、紛争状態が続き支援が入りづらく、「忘れられた紛争」と言われたイエメンのことも気にかかっていました。

 

また、木村からのメッセージにもあるように、紛争国や周辺国は、様々に関係しあっています。

 

イエメン紛争では、サウジアラビアが率いる連合軍側にスーダン兵士が派遣されていて、スーダン兵の死者・行方不明者は数千人にのぼると言われています。

 

私が担当してきたJVCスーダンの活動地、南コルドファン州も紛争地ですが、行政機関は十分に機能しておらず、子どもへの教育なども行き届かず、不就学の児童が多くいます。

 

スーダンにて。後ろはJVCが建設支援中の小学校(2018年)

 

 

教育を受けられなかったため、生計のために兵士になるほかなかった、という話もよく聞きます。

 

このような背景から、JVCはスーダンで不就学児童を正規校に橋渡しするため、補習学級を運営しています。不就学の児童が一定期間、補習学級に参加し、学力や学習の習慣などを身に付けて、正規の学校に編入するための取り組みです。

 

こうした活動に携わった経験から、紛争などが影響し、不就学の児童が270万人いるとされているイエメンでも、私たちに出来ることがあるのではないかと考えています。

 

紛争地に暮らす人々の状況を改善するには、もちろん紛争が解決することが一番ですが、それには時間がかかります。その間にも、子どもたちは、子どもらしく過ごす時間や学ぶ機会を奪われたまま、成長していかなければなりません。

 

一人一人の限られた時間を考えれば、待ったなしの状況です。 

 

紛争地に関わっていつも思うのは、いつかその国や地域からいつか紛争がなくなり、誰もが自由に行くことが出来るようになる日がくるといいな、ということです。

 

「紛争地」と言われる場所でも、実際に行ってみると、人々の日常の暮らしがあり、興味深く魅力的な文化や人々であふれています。

 

イエメンチームでは、活動のことだけでなく、そうしたイエメンの魅力についても意識して発信をしています。

 

国内避難民の子ども

 

イエメンから1日でも早く紛争がなくなることを願って、今できることをしていきたいと考えています。どうか皆さまのお力もお貸しいただければ幸いです。

 

****************************

 

以上、小林の自己紹介でした(詳しいプロフィールはこちら

 

同僚の私から付け加えるならば、小林はクールな印象の内側に、とても熱い気持ちを持った人です。特に紛争などに巻き込まれている子どもたちにいつも心を寄せており、そういった意味でも、小林がイエメン事業のメンバーになるのは必然だったように思います。

 

イエメンチームは、このクラファンの実行者である今中と伊藤のほか、木村と小林の計4人で切り盛りしています!

 

泣いても笑ってもあと9日

さて、このクラウドファンディングもあと9日となりました。

500万円の目標に対して160万円と苦しい状況は続きますが、できることを最大限やるのみです。

 

イエメンのことを「忘れられた戦争」とは言わせない。

子どもたちが安心して過ごせる場や環境をつくる。

 

強い気持ちをもって、最後までこのクラウドファンディングを走り抜けたいと思います。

 

皆さま、記事のシェアや周囲への拡散などを含めて、どうか最後まで応援していただければ幸いです。

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