パレスチナ・ガザ地区でお母さんと子どもたちの健康を守りたい!

寄付総額

6,274,000

目標金額 4,000,000円

寄付者
531人
募集終了日
2020年10月30日

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2020年10月02日 18:08

応援メッセージ:佐藤慧さん、安田菜津紀さん(D4P)

こんにちは、パレスチナ事業チームです。クラウドファンディング開始から2週間が経過しました。本日17時時点で251名のみなさんからの温かいご支援をいただき有難うございます。このクラウドファンディングは様々な方のご協力でここまで来ることが出来ています。

 

本日はそんな心強い応援団の中から、特定非営利活動法人Dialogue for Peopleのフォトジャーナリスト、佐藤慧さんと安田菜津紀さんに応援メッセージをいただきました。お二人は、2018年にJVCのエルサレムでの活動をご覧いただいており、別の機会にガザも訪れていらっしゃいます。早速、そんなお二人からのメッセージをご紹介したいと思います。

 
(エルサレムにて。写真左から7人目:佐藤さん、9人目:安田さん、写真右:JVC山村)

 

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パレスチナ・ガザ地区に暮らす人々を支援するクラウドファンディングが始まると聞き、「天井の無い監獄」と呼ばれる閉ざされた土地に暮らす人々の顔を思い浮かべました。壁やフェンス、沖に出ることの叶わない海に囲まれ、生活に必要な物資が不足し、様々な重圧に晒される地ですが、その日常に触れさせて頂くと、そこで暮らしているのは、大きな社会情勢に翻弄されながらも、毎日を丁寧に、大切な人々の幸せを願いながら生きる人々だということに気づきます。ドミノに興じるおじさん、カフェで談笑する女性たち、路地で手作りのサッカーボールを蹴る男の子、旧式の手動ミシンで服や靴を手直しする職人たち、悠久の歴史を誇るモスクや教会、歌声の聞こえてくる小学校...。

 

しかしそんな日常の傍らには、無数の弾痕の刻まれた壁や、爆撃により大破した車、戦死者たちの顔写真や、廃墟となった空港などが存在します。いまだその日々は、平和な国で暮らす私たちの日常とは全く違った、「非日常の日常」なのです。社会の歪み、理不尽な差別は、男性優位の保守的な社会の中では特に女性や子どもたちにのしかかります。

 

そこに追い打ちをかけるように襲ったのが新型コロナウイルスです。ただでさえ、衛生環境や医療設備が十分に足りていない中、元々脆弱な立場に置かれていた人々は、より一層大きな困難に直面しています。そうした困難を、「遠く離れた関係の無い場所で起きていること」と無視することはできません。

 

「世界人権宣言」が謳われ72年という時が経ちます。現在世界を見渡すと、性差別や人種差別の解消に向けた運動、大人も子どもも等しく人権を持つ存在であるという認識など、戦争を克服した新たな時代に向けて、あちこちで変化が起き始めています。ときに大きな「政治的観点」や「地政学上の理由」という言葉で虐げられがちな、そうした一人ひとりの権利に声をあげ、共に手を取り助け合うことは、地球上のあらゆる地域が密接に繋がっている今世紀においては、困っている隣人に手を差し伸べる行為と変わりありません。そしてその繋がりは、それぞれの価値観・文化・経験などを共に学び合うことで、より良い社会を築いていくための多くの学び、喜びを与えてくれるものでもあるでしょう。

 

多くの人々がこのクラウドファンディングに参加することで、そうした繋がりから、新たな希望が生まれることを祈っています。一刻も早い、コロナ禍の収束と、戦争の終結を願いながら。

 

(Dialogue for Peopleフォトジャーナリスト/佐藤慧・安田菜津紀)

※お二人のパレスチナ関連の記事はコチラからご覧になれます。

 

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【Dialogue for People】
Dialogue for Peopleは、困難や危機に直面する人々、社会的課題の渦中にある地域に飛び込み、語り合い、写真や文章、動画、音楽など様々な表現を通じて、ともに同時代を生きる全ての人々に「伝える」ことを活動の主軸としています。どこか遠くの問題に思えてしまう出来事について、誰もが考え、自分の役割を見つける機会を創造し、社会課題の解決につながるきっかけを生み出していきます。

 

【佐藤慧さん】
1982年岩手県生まれ。NPO法人Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル/D4P)所属フォトジャーナリスト、ライター。同団体の代表。世界を変えるのはシステムではなく人間の精神的な成長であると信じ、紛争、貧困の問題、人間の思想とその可能性を追う。言葉と写真を駆使し、国籍−人種−宗教を超えて、人と人との心の繋がりを探求する。アフリカや中東、東ティモールなどを取材。東日本大震災以降、継続的に被災地の取材も行っている。著書に『しあわせの牛乳』(ポプラ社)、同書で第二回児童文芸ノンフィクション文学賞など受賞。東京都在住。

 


【安田菜津紀さん】
1987年神奈川県生まれ。NPO法人Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル/D4P)所属フォトジャーナリスト。同団体の副代表。16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。著書に『写真で伝える仕事 -世界の子どもたちと向き合って-』(日本写真企画)、他。上智大学卒。現在、TBSテレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。

 


★「シェア祭り」本日20:00~22:00開催!~シェアで思いを届けよう!~★
より多くの方々に活動のことやガザの人々の状況などを知っていただき、応援していただけるよう「シェア祭り」を行います。
参加はいたって簡単。スマホ、パソコン、インターネットがあればお気軽にその場で参加できます。

詳細はこちらをご覧ください☟☟☟
https://www.facebook.com/events/847670642435647

 

みなさまのご参加、心よりお待ちしております!

 

ギフト

3,000


・サンクスメール
・寄付金領収書

※寄付金領収書については、2021年1月末までに送付する予定です。

寄付者
252人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

10,000


・サンクスメール
・寄付金領収書
・活動報告書

※寄付金領収書については、2021年1月末までに送付する予定です。

寄付者
227人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

30,000


・サンクスメール
・寄付金領収書
・活動報告書
・オンライン報告会ご招待

※寄付金領収書については、2021年1月末までに送付する予定です。

寄付者
29人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

50,000


・サンクスメール
・寄付金領収書
・活動報告書
・オンライン報告会ご招待

※寄付金領収書については、2021年1月末までに送付する予定です。

寄付者
13人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

100,000


・サンクスメール
・寄付金領収書
・活動報告書
・オンライン報告会ご招待
・JVCホームページへのお名前掲載(希望制)

※寄付金領収書については、2021年1月末までに送付する予定です。

寄付者
11人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

300,000


・サンクスメール
・寄付金領収書
・活動報告書
・オンライン報告会ご招待
・JVCホームページへのお名前掲載(希望制)
・現地からお礼メッセージビデオ

※寄付金領収書については、2021年1月末までに送付する予定です。

寄付者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

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