【活動報告166】週刊鹿深の家vol62

こんにちは。地域支援担当です。

先日26日に、鹿深の家では歓送迎会が行われました。新しい建物で初めて行われた歓送迎会となりました。この3月末をもって鹿深の家を退園する児童、退職する職員、そして新しく入職する職員を迎え、皆で会を開きました。この日はとても暖かく、天候にも恵まれ門出には最適な1日となりました。

例年であれば、歓送迎会の後の食事は旧本館棟の食堂で、皆でバイキング形式のパーティーを行っていましたが、今年は建物が新しくなった関係で全員が一度に集まれる場所の確保が出来ず、各家ごとで食事会を行いました。天気が良ければフリースペースのドアを大きく開放して、ウッドスペースなども利用しながら青空下での食事会も良いのでは…という案も出てはいましたが、最終的には天候も読めないこともあって、今回のスタイルになりました。

建物が新しく生まれ変わることで、恒例のイベントの在り方も様変わりせざる負えない状況にあり、新しいことへの試みや変化に職員は頭を悩ませています。しかし、子どもたちはその様なことはなく、柔軟に対応してくれていることを最近感じることがあります。建物が変化しようとも、そこにいる人は変わらず、また鹿深の家というくくりでは何ら変わりはないので、子どもたちは自由に自分たちで居場所を見つけて、話したい相手と話し、楽しく自由に食事をとり、最後の別れのひと時を過ごしていました。

もう間もなく新年度を迎えますが、外構工事の完成を心待ちにしつつ、変わらない日常で子どもたちが新しいスタートを切れるように職員一同サポートして行けたらと感じます。