6日のイベントの様子と合わせて、今回は改修前の姿も一部ご紹介いたします。

 

御披露目会では、住居スペースにはこれまでの活動の経過を写真を中心に展示しました。

 

〔住居スペースに写真などを展示〕

 

沼牛駅の特徴でもあるこのスペース、標準的な木造駅舎に増築がされて、居間6畳+寝室8畳+3畳間+台所+風呂場+玄関+トイレ、で構成されています。

 

今回の改修で住居部分で手を加えたのは、雨漏りで朽ちて撤去されていた寝室の床復元、南向きの玄関と窓の復元を行い、増築された玄関側建物が激しく傾いていたことから、土台と基礎の修繕を行っています。

 

少し角度は違いますが、保存活動前とイベントの様子を見比べていただければ、今回のプロジェクトでどれぐらい変わったのか?ということが感じていただけるかと思います。

 

〔保存活動を始めた2015年春の寝室の様子〕

 

〔御披露目イベント時の室内、左手が床を復元した寝室〕

 

当日はこのスペースで、鉄道模型が走っていました。

 

〔たたみの上で鉄道模型、子どもたちが遊んでいました〕


また、イベントの様子ではありませんが、保存活動を始めた当初の様子(2015.6)と改修後の南側外観写真です。

 

〔上:改修後、下:2015年春 プラットホーム南よりからの沼牛駅住居部分〕

 

玄関は長らく使用されておらず廃止前から板で塞がれていて、隣の窓も廃止後20年が経過し、朽ちてボロボロになっていました。

 

次の写真で『傾き』の激しさがお分かり頂けるかと思います。(2015.10と改修後)

 

〔上:改修前2015年、下:改修後 玄関および窓は上利別駅舎の古材を再利用〕

 

〔ふるさと銀河線 上利別駅舎内 右手の事務室内の木扉が、沼牛駅で再び蘇りました〕


事務室側から居間を望むとこのような様子です。地区の方のお話しだと、駅長一家4~5人家族がこの空間に暮らしていた、とのことです。

 

〔保存活動前の居間の様子〕

 

〔御披露目イベント時の居間の様子〕

 

 

高倉健さんが主演された映画『鉄道員(ぽっぽや)』の幌舞駅も、駅と住居併設の設定だったかと思いますが、まさに“雪国・北海道”をイメージする駅が、ここ沼牛駅には本物の姿として残っています。

 

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