加茂荘花鳥園｜栽培環境を守り、新たな安らぎ空間：味噌蔵カフェ誕生へ

前回、前々回と加茂荘で出会える様々な生き物たちをご紹介しましたが、今回は園内で悪さをする厄介な生き物たちをご紹介します。

先ず最初にご紹介するのはイノシシです。　

写真のうりぼーくんは可愛らしいですが、大人になったイノシシは脅威です。

基本的に人間の前には姿を現したがらないため、今のところイノシシに襲われたという話は聞きませんが、夜な夜な園内の圃場を掘り起こし、土の中にいるミミズなどを食べているようです。

時には植えてあるアジサイを引っこ抜いてしまうこともあり非常に厄介です。

電気柵で圃場を囲み、対策していましたが最初のうちは電気柵の電圧の管理が不十分でなかなか思ったような効果が得られませんでした。しかし電柵を改善し電圧を高く保てるようになってからはしばらく顔を出していません。　このまま大人しくしていてくれれば良いのですが・・

続いてはシカです。　残念ながら野生の生き物たちは警戒心が強く、写真を撮るのは難しいのので今回はイメージ画です。

彼らはイノシシ用の電柵を飛び越え花菖蒲園に侵入し花菖蒲の新芽を食べてしまいます。

その他にもお屋敷の池の鯉の赤ちゃんを食べてしまうサギや水鳥エリアのコールダックを狙うイタチなど（こちらも写真が撮れなかったためイメージ画）、困った生き物も沢山います。

自然の中で暮らすには大変なこともありますが、それも含めて楽しんでいきたいですね。

加茂荘花鳥園

温室・植物スタッフ　加茂洋平