加茂荘花鳥園|栽培環境を守り、新たな安らぎ空間:味噌蔵カフェ誕生へ
支援総額
目標金額 7,300,000円
- 支援者
- 314人
- 募集終了日
- 2021年6月30日
アジサイ界のモーツァルト「一江豊一」にインタビューしました。
今プロジェクトの主役であるアジサイ「加茂セレクション」の生みの親である、当園の育種研究所長、「一江豊一」にこれまでの歴史とプロジェクトにおける意気込みをインタビューしました。
Q:先ずは加茂荘で働き始めた経緯を教えて下さい。
A:1976年に大学を卒業後、大学の先生の紹介で育種担当として入社しました。
Q:初めから育種担当としての入社だったのですね。育種へ興味をもったきっかけはなんだったのでしょうか?
A:高校生のとき生物のテストで遺伝の問題が出た時、学年で唯一解けていい点数がとれました。
そこから興味が出て大学では農学部、育種学研究室に進みました。
Q:次に働いていて大変だったこと、嬉しかったことを教えてください。
A:元々植物を育てることより育種の方に興味がありました。
しかし実際に入社してみたら育てる仕事も多くそちらに関しては苦労しました。
園芸雑誌を読んだり、先輩に教えてもらいながら勉強しました。
楽しかった事は、努力すると成果が出てお客様にも評価してもらえることです。
Q:アジサイの育種にたどり着いた経緯を教えて下さい。
A:入社した当初は、加茂荘花鳥園は加茂花菖蒲園という名前で花菖蒲が中心の園でしたので、花菖蒲の改良をしていました。
入社後10年ちょっとがたち花菖蒲が大好きな社員が新しく入社したことをきっかけに花菖蒲のことはその社員に任せ、その他の植物に力を入れ始めました。
アジサイは花菖蒲の少し後に咲き、花期も長いので花菖蒲園との相性が良いと思い目をつけました。
Q:育種の面白さや難しさについて教えてください。
A:今まで花菖蒲から始まり、ギボウシ、サクラソウ、球根ベコニア、カキツバタ、ナデシコ
ペチュニア、インパチェンスなど様々な植物を育種してきましが、その中でだんだんと法則が見えてきます。
法則に沿って目標を立て、交配をしていき予想が当たった時、その逆に予想だにしないものが生まれたときに面白さを感じます。
難しい部分は植物によって育てるポイントや種の収穫の時期など様々な違いがあり、
比較的簡単に習得出来るものもあれば、習得が難しく途中で諦めてしまったものもあります。
Q:今まで生み出してきた品種のなかで特にお気に入りのアジサイを教えて下さい。
A:お気に入りのアジサイはありません。
ないからこそ育種を続けていくのであり、意識としては気に入ったところよりも、気に入らないところを改善することを常に考えています。
ただ世間的にはアジサイでいえば「ダンスパーティー」が代表作で登場から5~6年は日本一のセールスを誇り現在まで人気の品種です。 加茂セレクションのアジサイを有名にするきっかけになった品種でもあります。
Q:原木園に対する意気込みを教えて下さい。
花菖蒲園の中にアジサイ園を作る試みは10数年前から取り組んでいて最初は各地から集めたアジサイを使いましたが思ったほどのパフォーマンスを得られませんでした。
理由としては、本当に庭木として優れている品種が少なかったことが挙げられます。
なのでアジサイの改良をスタートした時点では庭木としてのパフォーマンスに趣きをおいて改良を進めていました。
人出不足や管理責任者の入れ替わりなど様々な要因で荒れ果ててしまっていたアジサイロードですが、新たな品種も生まれてきてその保存の意味でも新たに原木園として再生出来るよう、チャレンジすることにしました。
Q:原木園の今後の展望について教えて下さい。
当園のアジサイ園は全国各地のアジサイ園と比べて大きな園とはいえません。
ですが世界に一つしかないオリジナル品種の原木を品種の特性を最大限まで生かすような、植栽管理をしていきたいです。
一般的なアジサイ園のように同じサイズに剪定されたアジサイが沢山植えてあるのではなく、
一つひとつが違う品種でそれぞれの特徴を生かすように最大限に大きく育ったアジサイ、そんなアジサイ園を夢見ています。
Q:最後に支援して下さってるみなさまに一言お願いします。
仕事をしていくうえで、支援してくれる人の存在はとてもありがたいもので、今回のクラウドファンディングの支援者様はもちろんのこと、加茂アジサイを長年にわたり愛してくれたファンの方たちや様々な形で仕事をサポートしてきてくれた方たちの助けがあって今の仕事ができているという思いがあります。 これからもそんな方たちの期待に応えられるよう、頑張っていきます。
加茂荘花鳥園
温室・植物スタッフ 加茂洋平
リターン
10,000円
【応援&来園:1万円】HPにお名前/企業名を掲載(希望制)&年間パスポート
・HPにお名前/企業名を掲載(希望制)
- - - こちらもセットでお届け - - -
・感謝のメールをお送りします。
・加茂荘花鳥園デスクトップ画像:2種類
・クラウドファンディング限定:年間パスポート
花菖蒲、ダイヤモンドリリーの季節が見どころです。
※ご来園時に発行しますので、4月、5月にご支援いただければ、今年の花菖蒲・アジサイシーズンをお楽しみいただけます
※来園毎に「花鳥カフェか味噌蔵カフェでコーヒー or 緑茶」を1杯飲める権利つき
※有効期限:発行日から1年間(期限は別途ご案内します)
※富士花鳥園は対象外
※万一期間中に何らかのトラブルが発生しリターンが履行されない場合も返金は致しかねます。
- 申込数
- 26
- 在庫数
- 制限なし
3,000円
【お気持ちコース】
・感謝のメールをお送りします。
・加茂荘花鳥園デスクトップ画像:1種類
- 申込数
- 29
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
【応援&来園:1万円】HPにお名前/企業名を掲載(希望制)&年間パスポート
・HPにお名前/企業名を掲載(希望制)
- - - こちらもセットでお届け - - -
・感謝のメールをお送りします。
・加茂荘花鳥園デスクトップ画像:2種類
・クラウドファンディング限定:年間パスポート
花菖蒲、ダイヤモンドリリーの季節が見どころです。
※ご来園時に発行しますので、4月、5月にご支援いただければ、今年の花菖蒲・アジサイシーズンをお楽しみいただけます
※来園毎に「花鳥カフェか味噌蔵カフェでコーヒー or 緑茶」を1杯飲める権利つき
※有効期限:発行日から1年間(期限は別途ご案内します)
※富士花鳥園は対象外
※万一期間中に何らかのトラブルが発生しリターンが履行されない場合も返金は致しかねます。
- 申込数
- 26
- 在庫数
- 制限なし
3,000円
【お気持ちコース】
・感謝のメールをお送りします。
・加茂荘花鳥園デスクトップ画像:1種類
- 申込数
- 29
- 在庫数
- 制限なし
鳥たち、花たち、お客様に、心も身体も温まる空間を|サポーター募集!
- 総計
- 43人
命を繋ぎ、共に生きる。希少猛禽類により良い救命医療と共生環境を!
- 現在
- 34,701,000円
- 支援者
- 2,148人
- 残り
- 37日
相次ぐ多頭飼育崩壊から犬猫を救う。アニドネ緊急支援基金の継続へ
- 現在
- 1,325,000円
- 寄付者
- 88人
- 残り
- 37日
残された命に、もう一度温もりを。保護猫たちへ医療支援をお願いします
- 現在
- 1,338,000円
- 支援者
- 105人
- 残り
- 37日
子どもたちの笑顔のために!こころ病棟にもファシリティドッグを!
#子ども・教育
- 現在
- 13,510,000円
- 寄付者
- 780人
- 残り
- 51日
緊急支援|ロサンゼルス山火事被害へのご支援を
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- 776,000円
- 寄付者
- 129人
- 残り
- 68日
ナンシー関の消しゴムハンコ5147点を未来へ|歴史的遺産を守る挑戦
- 現在
- 8,090,000円
- 支援者
- 574人
- 残り
- 47日