宮城県名取市閖上でクラフト作家が出店するマルシェを開催したい

宮城県名取市閖上でクラフト作家が出店するマルシェを開催したい

支援総額

390,000

目標金額 360,000円

支援者
45人
募集終了日
2015年3月29日

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2015年03月05日 01:25

2本の桜の木がつなぐ物語【其の四】〜てるいひろえさんの絵本〜

先述した閖上・日和山にあった津波に耐えて花を咲かせた桜の木を素材にして制作したオリジナルの和紙。
桜の木の「困難にも諦めてはいけない」というメッセージを、地元の伝統工芸品として名高い「柳生和紙」に樹皮を混合させて制作された、世界でたったひとつだけのオリジナル「閖上和紙」の中に込めてみました。




この和紙を完成させて、私は身近な存在のクリエイターの方にひとつの提案を持ちかけました。


「この和紙に込められた心が伝えられるなら、これを素材として新しい作品を創作してみませんか」

 

当イベントの活動の一環として、若きクリエイターに対して無償で提供する機会を設けることといたしました。
その最初のひとりが、山形県在住のイラストレーターであるてるいひろえさんです。
2011年3月11日の東日本大震災が発生した時より、彼女はずっとあることが自身の心の中を占有し続けていました。
それは、「自分にできることはないのか、あるとしたらそれは何なのか」という自問自答の繰り返しです。
被災された方々のあまりに大きな痛みに触れることが、とても恐ろしく感じていた彼女。それが原因で体調を崩したりなど、答えが出ないまま以後4年も経過してしまっていたと、振り返りながら話してくれました。
そのような中で昨年暮れに当イベントとの出会いが訪れ、自然の流れの中で「閖上」を知る機会に触れ、彼女の中でずっと占有されてきたもののひとつの答えが、閖上クラフトエイドというイベントとの繋がりの中に見出せているような、そのような印象を持って私は彼女と接していました。


そして、現在彼女は、自身が自らの足で行き来した閖上の地で出会ったひとつの物語を絵本作品にするべく制作に取り組んでいます。

 

 

画像でご紹介したものは、オリジナルの閖上和紙に彼女が日和山周辺の風景を描いて作品としてくれたポストカードです。
私の大切な宝物です。


津波に耐えて、困難にも諦めてはいけないというメッセージを伝えてくれえた閖上・日和山の桜の木。
いまこの桜は、ひとりの才能溢れるアーティストの感性をもあたたかく育てあげてくれて、また現在もずっと彼女の活動を見守り続けてくれています。

リターン

3,000


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・手書きのサンクスレター
・活動報告書

申込数
30
在庫数
制限なし

10,000


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・手書きのサンクスレター
・活動報告書
・閖上復興桜木札御守
・不思議な木のキャンドル
・桜の植樹プレートに名前が入る権利

申込数
22
在庫数
18

3,000


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・手書きのサンクスレター
・活動報告書

申込数
30
在庫数
制限なし

10,000


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・手書きのサンクスレター
・活動報告書
・閖上復興桜木札御守
・不思議な木のキャンドル
・桜の植樹プレートに名前が入る権利

申込数
22
在庫数
18
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