【ご報告】きち子基金継続へのご支援感謝いたします!
支援者の皆様
2022年2月~3月に実施しましたクラウドファンディング「白血病患者さんに移植費用を届けたい。きち子基金継続にご協力を!」の際は、多大なるご支援を賜りまことにありがとうございました。深く感謝申し上げます。
当初目標300万円、とにかく半年分の運営・維持費を、との思いでスタートしたプロジェクトでしたが、スタートすると予想外に多くの方からご支援いただいた結果、1週間でその目標を達成することができました。そしてネクストゴールを1,000万円に定めクラウドファンディングを継続したところ、最終日までには10,101,232円ものご支援をいただくことができました。
2022年5月(READYFORからの入金月)にお寄せいただきましたご寄付のうち、クラウドファンディングの手数料を除いた全額8,545,642円を「佐藤きち子記念 造血細胞移植患者支援基金(きち子基金)」に繰り入れ、多くの患者さん支援に使わせていただいています。このご報告の最後に実績を記載しますので、ご覧ください。
そして、本当にありがたいことに、2023年3月までに枯渇することなく、2023年度もきち子基金を継続することができますことを報告いたします。
ゴールデンウィーク明けの5月8日にはコロナが5類に移行しますが、血液難病の患者さんを取り巻く環境は、依然として厳しいままです。移植や治療に掛かる費用は高額で、諸物価が高騰する中、病気のため思うように働くことができずに移植に臨むことをためらわざるを得ない患者さんは多くいらっしゃいます。
皆様の善意はそんな患者さんの希望となっています。これからも皆様のお気持ちを患者さんに届けるために、患者さんに寄り添い支えていくために、当協議会は活動に取り組んで参ります。
今回は支援者の皆様へのご報告ということで、READYFORのシステム上一度「終了報告」という形になりますが、前述の通り皆様のご支援は今年度も継続して患者さんにお届けします。基金運営状況につきましては今後も随時「新着情報」でお届けいたします。
また、プロジェクトが終了したとしても、患者さん支援活動に終了はありません。
今後とも当協議会の活動をお見届けください。
写真は1988年10月、寛解時期のあやちゃんです。この年の年末ころからたくさんの絵を描き始めました。
あやちゃんのご両親、お姉さん、弟さんはクラウドファンディングの成功により多くの患者さんが救われることを心から喜んでいます。ご寄付いただきました皆様に対する感謝の言葉とともに、この写真をご提供くださいました。
■「白血病患者さんに届けたい。きち子基金継続にご協力を!」プロジェクト
2022年5月~2023年3月の活動報告■
《クラウドファンディングによる寄付収入》
収入総額 10,101,232円 490名の皆様からご支援いただきました寄付金総額です。
《支出》
・患者支援金 2,975,433円
※2022年5月~2023年3月までの11カ月に19人の患者さんに行った助成の総額です。
・READYFORへの支払い手数料 1,555,590円
・基金運営費、通信連絡費等 1,912,611円
【支出合計】 6,443,634円
【残額】 3,657,598円
※残額は2023年4月以降もきち子基金運営のために使わせていただきます。
※きち子基金が1995年9月にスタートしてから2023年3月末日時点での助成累計は次の通りです。
助成人数 342人 助成総額 91,905,822円 9,000万円台に到達しました。
※この報告を作成している2023年4月も複数の申請を頂いております。4月だけでも約80万円の患者支援金の助成が決定しています。
認定特定非営利活動法人
全国骨髄バンク推進連絡協議会