ウクライナ危機｜女性難民へ、健康と権利が守られる支援を届けたい

2022/07/07

ウクライナでの戦争で、320以上の医療施設が破壊され、医療用品や機器の必要性が急激に高まっています。
現在妊娠中の女性は26万5,000人と推定され、緊急に救命医薬品を必要としていることから、UNFPAは欧州委員会（EU）の支援を受け、戦争で被害を受けたクレメンチュク（ポルタヴァ州）、クロピヴニツキー（キロヴォフラド州）、フメルニツキーおよびチェルカシュの周産期センターを持つ4病院に6トン超の医療用品および機器を届けました。
これらの物資は、医療関係者が帝王切開やその他の産科外科手術を含む安全な分娩を行い、予防可能な妊産婦死亡のリスクや流産による影響を軽減するのに役立ちます。そして、女性や少女が性感染症（STI）などの感染症治療を含む質の高い医療を受けられるようにするものです。 
このような物資の提供は、EUとUNFPAの現在のパートナーシップの下では初めてのことです。この150万ユーロの助成金により、さらに20の病院および産科専門施設が支援を受けられるようになります。
今後数カ月の間に、UNFPAは、ニーズが非常に高く、物資が不足している場所に、緊急リプロダクティブ・ヘルス・キットを追加で届ける予定です。
 

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