ウクライナ危機｜女性難民へ、健康と権利が守られる支援を届けたい

2022/07/13

米国国際開発局人道支援部（USAID, BHA）は、命を救うジェンダーに基づく暴力（GBV）対策の支援と、性の生殖医療における国の医療サービス提供者の能力強化のために、12,442,720米ドルを提供しました。この助成金は、ウクライナ政府および全国の女性主導型組織を含む市民社会組織の取り組みを支援するものです。

戦争に巻き込まれた女性や少女は、紛争に関連した性的暴力やレイプなど、暴力や虐待のリスクが高まっており、また、安全を求めて逃亡する人々は、新たなリスクや身の危険を背負っています。

保健施設は被害を受けたり破壊されたりし、国の保護制度やメカニズムが損なわれているため、女性と女児の安全、保護、幸福を確保することは必須です。

USAIDは、ウクライナ全土で社会的弱者に精神的カウンセリングを提供する60の巡回チームと、30か所のジェンダーに基づく暴力施設、さらにGBVケースマネジメントを通じて暴力被害者を支援するオンラインの全国プラットフォームの作業に資金を提供します。

USAIDの支援により、UNFPAは、妊娠中や授乳中の女性、GBVの生存者の福利、尊厳、回復力を守るための現金支援を提供する予定でいます。

また、20のコミュニティは、GBVを防止し、移動チームの活動の影響を高めることを目的としたコミュニティベースのプログラムを設計・実施することができるようになる見込みです。

さらに、女性はキャリア・ハブを利用して経済的自立を支援・発展させることができ、GBVの予防と軽減に貢献することができます。

さらに、USAIDとのパートナーシップにより、国の医療サービス提供者に対し、レイプの臨床管理、リプロダクティブ・ヘルスとジェンダーに基づく暴力の統合サービスに焦点を当てたトレーニングが提供される予定です。

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